~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

八犬伝

2024年10月26日 12時04分21秒 | 映画
見てきました。


※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意



前から八犬伝には興味があったものの、昔にあらすじだけパーッと見て終わってしまったので、今回みたいに映像化されているととっつきやすくてありがたい。


オリジナルを全然知らないから、おそらく八犬伝パートはかなりダイジェスト&改変とかあるのかもしれないけど、ざっくり流れとキャラクターが掴めたので、かなりわかりやすかったです。
あとキャストが特撮勢としては見たことある人多かったのも助かりました。

あとやっぱ映像で見ると熱い展開多くていいね。
生まれた場所は違えど宿命に導かれる八人の志士たち。
長編だからこその伏線やそれが運命的に回収された時のカタルシスは、ここでしか得られないものがあるような気がします。
そりゃすえちゃんもハマるわけだわ。
逆に美味しいところだけつまみ食いしちゃった感じで、すごくもったいないことした気がする。


馬琴パートは、こちらも馬琴や北斎のことあんまりしらない(北斎には弟子みたいな娘がいたのは、映画になってたと思うのでなんか知ってた、くらい)ので、普通に人間ドラマとして見てました。
夫婦の関係、親子の関係には、ベタだけどなんか泣いちゃった。磯村くんの病弱さがリアルに見えてなんて儚いんだろうと思ってしまいました。

お路さんの存在は正直知りませんでした。
ひらがなしか読み書きできない女性が、漢字を口伝筆記って、当時のこと考えたらすごいことやってるよね。
それでちゃんと完結してるのすごいわ。
大河ドラマとか全然いけるくらい、濃密な人生なきがする。


いやー、そんなにかなー?と思ってたけど、かなり楽しく見れました。

思わずグッズの手ぬぐいを購入。
犬かわいい。

しの(右右下、左腕)、そうすけ(右右上、右肩)、こぶんご(右左下、右臀部)、ごんぱち(左右下、頬)はなんとなくわかるけど、他わかんない😂シラベル

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ナイスデイズリフレイン

2024年10月19日 05時59分29秒 | 映画
映画見に行った時に、来月公開の池松壮亮主演「本心」の予告が流れたんだけど、なんか影を負ってるタイプの池松壮亮見ると、冬村かえでを思い出してしまうようになっていました。


ナイスデイズの予告で「お前たちに俺は倒せない!!!!」ってセリフ流れるけど、実際のシーンでのこと考えると、あのシーン、うぐぐ、ってなる。

「本心」気になるので見に行くと思います。
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まる

2024年10月19日 05時47分43秒 | 映画
見てきました。

※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意



これは違うのかもしれないけど、「産む苦しみ」みたいなものを知らない俺からしたら、あんまりよくわかんなかったです。


どのキャラクターにも感情移入できず。


横山みたいな人を「人間臭くて良い」とする声も見ましたが、個人的には「ただただ近寄りたくないやつ」にしか写らず。
主人公の沢田も、「描きたい気持ちは誰にも止められないから」と涙していたが、「え?結局描いてたの、周りに合わせて描いてた◯じゃね?」と思ってしまい、のれず。

その後に自分の描きたい絵を描くのは、まあそうなんだけど。
もっと「自分の描きたい絵」と「周りに描かされる◯」との間での葛藤が欲しかった。
最後のモーが◯を求めるところは正直「え、そこで描かせるんだ…」と思ってしまいました。


芸術に携わってる人とか、俺の人生なんでか上手くいかないなぁと思う人とか、挫折を味わって妥協してしまった人とか、そんな人には何か刺さるものがあるのかな。


キャスト人の演技は良かったですね。
まじで関わりたくないなと思わせる綾野剛。
怪しい古物商?の片桐はいり。
着物と露骨に良さそうなスニーカー履いてるギャラリーオーナーの小林聡美。

でも、真面目に働くミャンマー人青年に森崎ウィン使うのは、なんか違和感を感じてしまった。もちろんパーソナルな部分では通じるところがあるのだろうけど。


あとみんなで「まるー!」ってやるのは白鶴すぎました。



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見てないけど(ここ重要)

2024年10月14日 06時15分21秒 | 映画
見てないけどね?!
見てないけど、レビュー漁った感じ、やっぱ「オリジナルキャラでやればよかったのにね」って感じ。


昔から色んなバージョンのファンがいたり、描き方に色んな意見もあるけど、そのカリスマ性とかが皆を惹きつけてる。

そんな癖の強い元ネタのあるキャラクターや設定を使ってしまったがために、皆が期待するのは目に見えているのは解っていたと思うけどねぇ。

せめてそれさえなく、オリジナルキャラとオリジナルの設定だったら良かったんじゃ?とは思う。

個人的には1作目がハマらなかったので、2作目発表時こそ「おっ」とはなったけど(いや、別にいいか)ってなるくらいでしたので、見てないです。
見てないので、これは別に誰にも意味がない内容です。
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ふれる。

2024年10月05日 11時32分23秒 | 映画
見てきました。


※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意


前田拳太郎が声あてるのと、謎生物「ふれる」が可愛い感じだったので、なんとなく気になってみたけど、なんか不思議な気持ち。

めちゃくちゃ面白かった!って感じではないんだけど、まぁ普通に見れたというか。

ふれるはかわいかったのはかわいかった。


作品的にもメタ的にもメインは永瀬廉なんだろうけど、なんかメインぽくないというか、埋もれてるわけじゃないけど突出はしてないというか。

なんだろうなこれ。


前田拳太郎は正直リバイだから見に来たけど、見る前から「このキャラの声なの?!」という意外性を感じました。
当たり前のようにリョウの声をやると思ったから。
坂東龍汰さんをあんまり知らなかったってのもあるけど。(「十二人の死にたい子供たち」見てたけど、ちゃんと認識してなかったや)

でも3人とも特に気になるところはなかった。


もうちょっとキャラクターの掘り下げ部分が欲しかった気持ちはあったかなあ。
まぁふれるフィルターがあったし、メインはアキ、だったからリョウとユウタが突然に感じるのは感情移入としてはありなのかな?
ユウタがわりと劣等感感じてたり、そのわりに卑屈キャラってよりはオラついてるというか、強めの性格してたのも、今思えばなんとなく想像できるけど、ちょっとむずかったな。
たぶんリョウとアキと一緒にいると、体格とか腕っぷしとかで比べられたり、自分で比べちゃったり、でもそれで終わらないで、学生時代太ってたのに急にダイエット成功させて痩せてたのも、意外と負けん気が強いことの現れだったのかなって。


女性二人のキャラもちょっと難しいんだよなぁ。
二人というかどっちかというとナナの方なんだけど。
「流されやすくて、相手のこと優先してしまう」っていうのと「運動神経よくて学校でもヒエラルキー上位だった」が噛み合わなくね?って思ってしまい。
いや、成長段階でなにかあったのかもしれないけど、序盤でひったくりに対して「せめて鞄だけでも!」なんて言える女性が「流されやすくて」ってのがピンとこなさすぎちゃいました。
クソサプライズのときのアキの一言は、(言っちゃダメなヤツ)とは思いつつも(言いたくなる気持ちはわからんでもない)と思ってしまう俺がいました。


まぁでも、綺麗なとこだけで繋がるよりも、汚くても全部あわせて受け止めあえる、そんな関係が出来たらいいよね。
そんなふうに思わせてくれました。

ふれるは可愛かった。
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