みました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
「Us」のジョーダンピール監督の初長編作品。
不穏な空気を表現するのが絶妙。
1つもおかしなことは起きていないのに、なんかおかしいって思えてくる。
そこからどんどん不穏さが頭を出してきて、ピークへ。
あれは、精神移植ってことなのかな。
老いてしまった人間の精神を、健全で強靭な肉体に移植することで、中身は永遠に生き続ける。
でも器になる人の精神は完全に死んだわけではなくて"沈んだ地”に落ちているだけ。
劇中ではカメラのフラッシュによって元の精神が戻ってきていました。
アーミテージ宅は燃えて証拠が全部なくなったけど
あの親睦会に集まった人がいる限り続いちゃうんじゃ?と思ったけど
秘密結社だったのはアーミテージ一族なだけで、あそこに集まっていたのは
どこからか凝固法の話を聞きつけた支援者とか信奉者とかってことなんだろうか。
じいちゃんとばあちゃんがあーなったってことは、外科医の父親も精神科医の母親も
いつか器に入れ替わる予定だったのかな。
最後の最後までクリスが他に洗脳されてないか心配だったわ。
ロッドが唯一の癒しで希望だったわ。