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~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

水曜日が消えた

2020年06月24日 22時37分22秒 | 映画

見てきました。

 
 
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
 
見てきました。
2回目を。
 
 
察しの良いかたはお気付きだと思いますが、ドクタードリトル見た日ですね。
2本目にこちらも観に行ったんですが、後半の超大事な場面で寝てしまい、最後の最後だけ見るという最低なエンドを迎えてしまったのでリベンジ。
 
 
 
 
よかったじゃん…。
一ノ瀬が切ねえ。
 
 
 
鑑賞前に設定だけ見たときは、ちょっと前に面白そうと思った「セブンシスターズ」(未鑑賞)じゃん、と思ったけど今思うと逆だったわね。
 
そんで1回目を見たときに思ったのは、「ジョナサン」みたいだなぁ、と。
あっちは昼と夜の二重人格で、終盤の意識の混濁の演出に近いものを感じました。
※実はこちらも最後の方に落ちてしまい、中身にもハマれずにリベンジもしてないです……。
 
 
でもこれはこれで、中村倫也の存在感と演技力で独特な作品になったように思います。
 
 
 
とはいっても、七変化が見れたのは最後の最後だけだったので、めっちゃ続きがみたい!
 
今回の一件があるまでは、ただ事務的に他の曜日との生活を繰り返していたけれど、お互いがお互いを「その日を生きている存在」として認めてからは、本人の言を借りると、「不便だけど不幸ではない」生活のようでした。
 
クレジット中の付箋のやりとり面白すぎる。
金曜日もそこそこ真面目系かと思いきや歯医者いくの嫌なんだねとか、基本的に魚の絵しか描かない日曜日とか。
そしてなんだかんだいざというときになんとかしてくれる系ヤンキー月曜日。
 
それぞれの曜日の個性付けが上手くて、ほんとに火曜日視点だけでもいいから後日談をスピンオフでやってほしいわ。
土曜vs6曜のボードゲーム集とか、木金のガーデニング絡みの話とか、そこそこ鍛えてる水曜が暴飲暴食する月曜に切れる回とか、日曜日から大切なお知らせとか。
いや、最後の日曜のはよくわかんないけど、気になるじゃん?
 
 
正直、1人になった下りでほんとに火曜日に収束したのかと思ってました。
あそこで「誰?」って気づいた一ノ瀬まじ一ノ瀬。
擦切りでしっかりやんないのも1人になった影響かと思ってたよ。
 
 
突っ込みどころとしては、原因はまあ、あの事故だったとして、どんどん人格が収束していくのはどういうことだったんだろうか。
見てた感じ脳の異常で多重人格になったんだろうけど、あのままいくと平衡感覚がとれなくなるだけじゃなくて最悪死に至るって感じなのかな。
新木も「命を最優先に」みたいなこと言ってたし。
 
最終的に手術(?)した結果、今まで通り1人の体を7人格で共有することになったって感じでいいのかな。
 
 
あー、後日談ください。
映画の小説版(?)が出ているみたいなのでそっちはどうかな?
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エジソンズ・ゲーム

2020年06月24日 08時03分42秒 | 映画

見てきました。

 
 
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
 
キャストの名前が違ったら見ていなかったかも。
というのが第一印象。
 
申し訳ないのはエジソン、テスラは名前こそ聞いたことあったけど、ウェスティングハウスはあまり知らなかった。そもそも前者の2人も「発明家」「テスラコイル」くらいしか知らないくらい知識に疎かったです。
伝記とかも読んだことはなかった…。
 
 
あくまでも電気を発明したエジソンとハウス(この略称あり?)の、「直流方式」か「交流方式」のどちらか優れているのか、という部分での駆け引きにフォーカスされているので、困難を乗り越えて新技術を発見して電気を発明したぞ!っていう部分はまったくないのでご注意。
 
 
政争とかビジネスゲームってこういう、裏工作とかネガキャンとか、そういうものなんだなあと思いました。
まぁ発明家同士が殴り会うわけにもいかないからそりゃそうなんだけど。
 
 
電気椅子の下りは鳥肌立ちました。
博覧会の映像と同時だったから「これが電気の光と闇か」と思いました。
電気椅子やったことないからわからないんだけど(そりゃそうだ)、電流がながれた瞬間ぞわっとしました。あんな風に見えているのか、痛みはあるのか、意識はあるのか、考えただけで恐ろしい。
立ち会う側も最悪だろうけどね。トラウマもんだよきっと。
 
 
 
映画観終わったあと、特になにも感想なくて(!)、映画について調べていたら、なんだかそっちの方が映画みたいなことになってて驚き。
 
本作は2016年から2017年に制作、上映されたものなので、実に3年越しの日本公開となったわけなのです。
まあ海外の作品ではよくあることですが、アメリカの、これだけのキャストが出演している作品がこんなに遅いのも珍しいと思いました。
 
遅れた要因としては、例のハーヴェイ・ワインスタイン氏が絡んでいたようです。
監督の思うような作品を作れなかったり、権利が売られちゃったりで色々完成まで難航したようですが、再撮影込みでなんとか作り上げたようです。
 
ちなみにこの辺の諸事情から着想を得たシーンを追撮したらしいですが、それが劇中テスラが、騙されて会社や技術や特許を奪われてしまう、というシーンだそうで。
 
なんとも皮肉な。
 
 
 
こういう映画制作の裏側を映画にしたものも見てみたいですね。
もうあるのかもしれないですが。
 
 
 
さて、撮影から公開まで3年経っているので、写っている俳優経ちも3年前の姿。
トムホ21歳だったってことか。
そりゃ12歳と見間違えちゃうね。お口にカエル含んでるし、相変わらずの忠犬キャラが似合いすぎてて良かった。
 
 
そして今思うと主演の4人だけで
Dr.ストレンジ、スパイダーマン、ゾッド将軍、ビーストが勢揃いしていた。
 
 
 
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