ライブドアとさよならした、ルクセンブルクのSkypeが今度はエキサイトと業務提携をして「エキサイト Skype」という名の無料IP電話ソフトとして提供をはじめた。
「エキサイト Skype」と本元の「Skype」の差は、どうやらエキサイトのサービスと「Skype」のIP電話機能を絡めているか絡めていないかの差だけっぽい。
「Skype」と「エキサイト Skype」のサービス差異
(参照 ITmedia 2007/11/16)「エキサイトSkype」は、オリジナルのスカイプと同等の機能を備えるほか、エキサイトでの検索やニュース記事を一覧表示できる専用のブラウザタブも搭載した。
「エキサイト Skype」はエキサイトのブログで、モジュールを組み込むことで、他のスカイプユーザーとブログを通じてコミュニケーションすることが可能になる。エキサイトでは、ソフトのユーザーサポートも行う。
と、ここまでのサービスは僕自身「エキサイト Skype」は正直使わないと思う。
「Skype」だけで十分。
キーとなったのが「e英会話」というサービスをエキサイトが開始すると発表したこと。
これは、エキサイトと契約したアメリカやヨーロッパ在住の英会話講師からIP電話を利用して英会話レッスンを受けるシステムになっている。
支払い方法は「Skypeクレジット」と言うスカイプのポイントみたいなものを購入してX円/分換算でポイントから引き落としていくというものだ。
面白いのが、ちょっとでも日本語が話せたら英語圏の人は誰でも英会話講師になりえることだ。
暇つぶしに日本語でも勉強してexciteと契約する。さらに暇つぶしにPCの前に座ってヘッドセットをつけて簡単な英語を、英会話を学びたい日本人に向かって話していれば小遣い稼ぎになると思う。
流行れば既存の英会話学校を脅かす存在になるかもしれない。そして、それが波に乗ったら、「Skype」を使った塾とか、料理教室とかもやればいい。
もしかしたら、PCの前に座っている人みんなが何か得意なことの講師になって暇つぶしに小遣い稼ぎができる時代が来るかもしれない。
一億総講師時代なんて。
そういえば一年前にビジネスプランコンテストなるもので似たことを先輩が考えていたことを思い出した。
その先輩は先に同じモデルでビジネスを行っている企業を見つけて嘆いていた記憶があるが、その企業がどこか聞くのを忘れたまま一年たってから今回のエキサイトの話だった。
まだ、その企業名を耳にしてないということはあんまり流行ってないのだろう。
さらに、こんかいの「エキサイト Skype」がちょっと流行りそうな気がするのが、exciteがBB.exciteっていうプロバイダも経営しているところだと思う。
おそらくBB.exciteとプロバイダ契約をすれば契約前のサービス内容に「e英会話」とか「e料理(?)」とか今後発表するであろうサービスを絡めてくると思う。
プロバイダ契約+「e英会話」=○千○百円/月
みたいな感じで。
有名だけど、ちょっとネット初心者には導入障壁の高い「Skype」と、有名で初心者を集めてくるノウハウを持つ「エキサイト」のこれからに注目したい。
ちなみに僕のスカイプアカウントはブログに載せないので、メールやmixi、GreeなどSNSでご連絡をいただけたらすぐにお伝えいたします。(前のアカウントは紛失してしまいましたww)
関連ページ
エキサイト Skype公式ページ
Skype
ですよね~。
果たして、このモデルが成功するかどうか楽しみでなりませんww
あのプランは理にかなっていたけど夢がないと言うオチがついたのが笑えてしまった。。
しかし、ぜひ実現してほしいものだ☆
乙