よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

榛名神社参拝(2)復路

2017年05月06日 | 神社仏閣

このような長蛇の列に加わり、ようやく神様の前にて二礼二拍手一礼することができた。
ご挨拶とお礼と祝詞は、既に済ませているので、心静かに願望を宣言し、速やかに後ろの人に場所を譲る。


おみくじを一枚引く。
このおみくじは、後で所定の場所で水につけると文字が浮かび上がるもので、引いた時点では白紙である。

   
国祖殿


   
古鉄燈篭


拝殿の右奥に進む。

   
岩と自然と人の手による精緻さの融合


   
御姿岩

「東日本大震災で、よく落下しなかったなあ」と誰かの感嘆が耳に届く。
本当に危ういバランスで屹立している奇岩の下に、拝殿があり、それがこのまま保たれていることに、強い力を感じずにいられない。


   
神木のパワーも強い。
「もののけ姫」のこだまが宿っていそうな気配がする。

少し御姿岩付近で深呼吸し、風を感じてくつろいだ後、お守り授与所を覗いてみた。
先日の覚林寺のブログに書いたとおり、特にお守りをいただく予定はなかったが、何となく「せっかく来たから、ひとついただこう」という気になり、小さいものをひとつ受け取った。
これも、後で「ああ、つながっていたのだな」と神縁を感じることとなる。



石段上の巨岩

   
矢立杉


   


先ほどの「みそぎ屋」にて、紅白饅頭のセット(6個入り・家用)、申年梅を購入。
「この饅頭を、この先のみそぎ橋の上で願い事を唱えながら食べると叶うと言われています」と店員さんが言う。やはりそうか。

申年に漬け込んだ梅は、厄が去るといって縁起がいいらしい。

他の店員さんが「お帰りの方は、店内で梅茶をどうぞ」と配っている。
「もらっていいですか?」と聞いたら、快く一杯ふるまってもらえた。


お湯に梅酢を少しいれたものらしい。店内窓辺にて腰かけていただく。

そして、また帰路を行く。



福禄寿さま発見!


   
皆がおみくじを浸しているのを見つける。

「えーショック!」「微妙…」という声が聞こえる中、自分も浸してみる。文字が浮かび上がってきた。


大吉!やっぱり火産霊神さまに愛されているなあ、としみじみ感謝。
愛宕神社(主祭神は火産霊神)に参拝したときも、大吉だったから。

ラッキーカラーが「紫と真珠色」だった。
身につけているブレスにアメジストとマザーオパールが入っているので、うれしくなった。



このおみくじを自分の干支の口から入れ、くるりと回すと開運するそうだ。
もちろん、やってみた(あまり回している人はいなかった)。



おみくじを浸した場所に戻り、竹筒に耳をあて、水琴の音を聞く。
何かが踊っているような、不思議な音が響く。心地よい。


   
森林浴をしながら、ゆっくりと歩く。
この参道は徒歩15君程度だが、行きよりも帰りのほうが近く感じられるのが不思議である。

みそぎ橋の上で、桃色饅頭を取り出して、ぱくつく。
せせらぎと風が心地よい。

参拝を終えたのが、11:10。約1時間30分の参拝になった。
バスの時間まで、30分程あったので、バス停近くの食事処で生姜茶を頼む。


本当に生姜!という味で、ぽかぽか温まる。

そういえば、七福神さまがひとり足りない気がするが…写真を見返して、毘沙門天さまがいないことに気づいた。
一番初めの、随神門の右にいらしたらしい。

…前の日、覚林寺の毘沙門天堂に参拝したので、それで神縁はあるということにしていただこう。


帰りのバス(榛名神社11:40発)は、渋滞で10分近く遅れて到着したが、座ることができた。
運転手さんが「お客さんたちはラッキーですよ。午後はもっと混みますから。
ひどいときは、2~3時間も遅れることがあるんです」というのを聞き、僥倖に感謝した。
しかし3時間も遅れたら・・・それ以降の予定が台無しだ。

高崎駅到着後、今度は市内の墓参りをし、千葉の実家に帰る。

けっこうスケジュールを詰めているが、好きなことはいくらでもできるものだ。


長くなったので、龍神・火の鳥邂逅編は、また紙幅をあらためる。



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