よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

鏡ケ浦温泉ROKUZA(2日目)

2017年05月23日 | 旅行
いつも早起きなので、朝5時に貸切風呂「弐の湯」に行きました。

貸切風呂のシステムは、初日は予約制です。
次の日は空いていれば鍵をかけて使用してよいことになっています。





早朝の海が見えて気持ちが良いのです。
皐月は陽が長いから、朝も早くて嬉しいですね。



風呂上がりにレモン水をいただきます。
入浴すると発汗しますので、こまめに水分を取ったほうがいいですね。


8時から朝食です。






ご飯が進むおかずばかり!


前回は生たまごと納豆はフリーサービスでしたが、今回は運んでくれました。
温泉卵は大好きなので嬉しいですね!


金目鯛とエボダイをシェアしたところです。
アツアツで美味しいのです!朝食の中で、これが一番の楽しみです。

前日の夕食時に「エボダイ、金目鯛、鯵、鯖、秋刀魚」のうち、好きなものを選べるのです。
アジとサバとサンマは普段から頻繁に食べられるので、選択肢から外しました。


結局、ご飯を3杯も食べてしまいました。


豆乳から作る、できたて豆腐。


「デザートは、ここで召し上がりますか?テラスにお運びしましょうか?」
と言われ、天気も良いし暖かい(暑い)ので、場所を変えることにしました。

海辺に配置された硝子のテーブルに、網込みの椅子。


ふと見上げると、雲が龍か鳳凰のように見えます。





最近、鳳凰か龍に見える雲をよく発見するのです。


更に視線を逸らすと、大きな虹が見えるではありませんか!




イチゴヨーグルトと紅茶を放置し、写真を取り、ひたすら目に焼き付けます。

本当に、神様が見守ってくれていることに感謝しています。
神様、お不動様楽しい旅行をありがとうございます!

自分の旅行運が日増しにパワーアップしているのがわかります。
ひとえに神様、お不動様のおかげです



にほんブログ村

鏡ケ浦温泉「ROKUZA」再訪(初日)

2017年05月22日 | 旅行
以前、ROKUZA旅行記を書きましたが、また再訪したので、備忘録として綴ります。

鏡ケ浦温泉ROKUZA




14:24に那古船形駅に到着!




モダンな宿です。






ウェルカムドリンクはグァバジュース。可愛い梅ゼリーが添えられています。



今回は和室に泊まります(前回は洋室でした)。





シモンズ製のベッドは寝心地抜群!




美味しいお菓子をいただきます(写真は二人分)。




お部屋にエスプレッソマシーンも備え付けてあります。
また、お煎茶が渋くてとても美味しいのです。

大浴場に浸かった後、貸切風呂「壱乃」へ。






前回、いきなり貸切風呂を使ったのですが、やはり身体を洗うのは大浴場のほうが良いですね。
何しろ50分の制限時間があるし、洗い場はひとつしかないので、二人で入ると慌ただしいのです。



夕食は18時から「六左衛門」でいただきます。



生きた鮑。この後踊り焼きになります。



日本人に生まれてよかったと思う瞬間です。
目にも美しく、味も素晴らしく、器もひとつひとつ違っているのに、互いに引き立てあい、調和している。
食が既にひとつの芸術品ですね。





さばいたばかりの刺身の美味しさ…幸せになりました。












量が多すぎず、一気出しでもなく、的確なタイミングで出て来るのが嬉しいですね。




窓から見える夕映えも、染み入るような薔薇色に変容していました。


にほんブログ村

石和温泉でのんびり。

2017年05月07日 | 旅行
GW前半(4/30~5/1)は石和温泉にてのんびりと過ごした。

喧噪を避けるにはいい場所だと思う。東京から3時間程度のことりっぷ。
鎌倉や箱根もいいのだが、この時期の殺人的な混雑にまきこまれたくない。

   

昔風の和室。こういう宿が好き。
畳の部屋は落ち着く。


   
 


誰もいないので、シャッターを押す。思ったより広い。


   

この足裏マッサージ機があると嬉しい。




部屋に戻って、お茶とお菓子をいただく。

夕食と朝食は部屋でいただけるので、周囲に気を遣わなくてよいのがうれしい。
(普段、どれだけ気苦労が多いのか、思い返すとキリがないのでここは憂さを忘れる

   

   

   

   



量が多くて、最後の鉄板焼きはほとんどいただけなかった


食後にまた風呂に行く。男女の暖簾が入れ替わっている。

   

やはり露天風呂はいいなあ。
それにいつも貸し切り状態なのがうれしい。
空間をひとりじめ。



朝食。

   


さて、明日から平常の生活に戻る。
仕事が多忙過ぎると、休養したいなと思うが、休みが長すぎるとそれにも倦む。
人間は飽きやすいものだ。

ゆるんだ頭を戻して、いくつかの課題に取り組もう。
思ったより出歩くGWになったが、そこそこのんびりもできたと思う。
今日は違う本を読むつもりが「ONE PIECE」の最新刊に耽溺してしまった。

私らしいGWの終わり方だったかな、と思ってみる。



にほんブログ村

残念な宿(口コミは侮れない)

2017年05月02日 | 旅行
GW直前に、山梨県にある宿の予約が取れた。
ただ、口コミがあまりよろしくないので、期待せずに出かけることにする。

メールに「駅を背にして左の駐輪場に15時にお迎えに行きます」とあった。
14:40には駅につく。

改札はひとつだが、北口と南口がある。
どちらを背にすればいいのか迷い、取りあえず改札を左にした南口に向かう。
しかし、どうも活気がない。しかも駐輪場は駅を背にした右側にある。

北口に向かうと、果たして左に駐輪場があった。そこそこ活気もある。
こちらで間違いはないだろう、と見当をつけた。
しかし…約束の5分前になってもそれらしき迎車が見当たらない。

他の旅館の車はいくつか散見される。
だいたい到着の5分前には迎えに来ていることが多い。
15時をまわったころ、ようやく目的の車がこちらに向かってきた。

10分弱で、宿に到着。
宿帳を書いた後、仲居さんが案内をしてくれる。
ただ、この方は鍵を握っているが、私の荷物を運んではくれない。
(宿帳記入時も『荷物を置いてからどうぞ』もなかったので、しょったまま行った)

エレベータの中で「お部屋は3階です。出て2つ目のお部屋です」という。
もしかして、エレベータの中で「後は自分で行ってください」なのかと危ぶんだが、一応部屋まで案内してくれた。

「お茶をお入れしましょう」と入れてくれたのはありがたいが、急須になみなみと湯を注ぐ。
…通常、1杯ごとに入れ、お湯は1滴も残さないようにするのが緑茶のルールだ。
紅茶ならいざしらず…と思ったが、出過ぎた苦いお茶も飲めなくはないので、スルーした。

「明日のお送りは何時にします?」と聞かれたので、タブレットで電車の時刻を検索したが、電波がうまく届かない。
「あ、いいです。お食事の時間までに教えてくださいね」…ここで時刻表をくれてもよさそうなものだが。

そして夕食。
料理は不味くなかったが(むしろ山間なのに魚が美味しかった)、そのタイミングが一気!
「揚げたての天ぷらです」「お吸い物です」「デザートです」
ちょっとやっつけっぽいかなあと思ったが、まあ仕方ない。

後半のメニューが少し油っぽくて、だいぶ残すことになった。

この後、また別の女性がお茶を入れてくれたのだが、またも紅茶方式のなみなみ注ぎ。

「朝食は何時にしますか?」
「逆に、何時から用意できるのですか?」
「8時からとか」
「もう少し早くできませんか?」
「・・・うーん、7時30分にもできますが」(少し困惑気味)
「いいです、8時で」
この瞬間、明らかに相手がほっとしたことがわかった。

あと、部屋入りしたときに「夕食のとき、お酒の注文はあります?」と聞かれ
「私は飲めないので」と断ったところ、
「本当はグラスワインが1杯つくコースなのですが、飲めないということなので」と省略された。

いや、ワインは不要だが「代わりにオレンジジュースを」などの提案があると思っていたので、少し拍子抜けした。



何が悪いというわけではないが、全体的に気配りがない印象である。
口コミ評価の低さは、なんとなく理解した。

こういうときは、外国のサービスを思い出すことにしている。
部屋にバスタブはなく、あっても風呂栓がゆるかったり、食事は「酸っぱいサラダ→油っぽいメインディッシュ→パン→デザートが菓子パン」だったりと、かなり過酷な状況である。

それに比すれば、はるかに行き届いているではないか。


そう、部屋は広かったし、お風呂も常に貸し切り状態、夕食・朝食ともに部屋でいただけたので、プライバシーは守られるなど利点も多かった。
他にお客もいたのだろうが、誰とも顔を合せなかったので、「混雑を避けてのんびり」という願いは見事叶っている。

そしてブログネタにもなったので、ラッキーというべきであろう。



にほんブログ村

海の庭(南房総・小湊温泉)

2017年02月26日 | 旅行
海の庭に宿泊した。

房総旅行は、おおむね「海の幸」を堪能することを目的としている。

安房小湊駅まで、お迎えの車を出してもらって、無事到着!



海が見える。釣り人がたくさん。




昔懐かしい、卓袱台風のこたつ。


「海の庭」の特徴は、いい意味で干渉しないところだと思う。

ウエルカムドリンクなどはないが、チェックインの間に、大きい荷物は先に運び込んでくれる。
人件費削減、効率重視なのかもしれないし、お客さんに早くくつろいでもらいたいという気配りなのかもしれない。

通常は部屋で仲居さんと行う夕食、朝食時間の確認や、貸切露天風呂の予約もすべてフロントで行った。
好きな柄の浴衣と帯を自分で選び、籠にいれて入室する。

お茶菓子をいただいて、すぐに檜風呂に入る。
ここはタオルが使い放題でアメニティも充実しているのがありがたい。

入浴後、部屋でDVDを再生しようとしたら、何度入れてもDVDが飛び出してしまう。
フロントに電話をしたら、すぐに「これは故障ですね。申し訳ありません」と新機材に交換してくれた。

この時のスタッフさんも「部屋に入っても良いでしょうか?」とかなり遠慮がちだった。
あまりお客さんの自由時間を侵食しないように、ということだろう。
(ちなみにTSUTAYAで借りた『愛人がいます』を見ていた)

そして18:30に、食事処に向かう。
大量の食事が出るというので、かなりお腹を空かせてのぞむ。


梅酒、ブロッコリー、アンキモ?、合鴨


昆布と垈とイカの味噌和え


びっくりするほどのボリューム、船盛。2人分。
これがまた新鮮で美味しいんだ…!


茶碗蒸し


伊勢海老のお造り。まだ生きている。


アワビの刺身


カマ(2人分)ひっくり返していただく。


ご飯と、アラ汁、お新香


若鶏のつみれ鍋。キャベツが甘くて、すごく美味!びっくり。


もう満腹になり、金目鯛の煮つけは朝食にまわしてもらった。



デザート。イチゴ、杏仁豆腐、甘夏のシャーベット。


部屋に布団が敷かれ、レモン水が用意されていた。

その後入浴して、韓国ドラマを見て、また入浴して眠る。




朝は大理石風呂に入り、その後予約していた貸切風呂に入る。


ふたりで入るくらいのこじんまりした露天風呂。
窓を開けると紺碧の海が見える。


朝食。朝からすごい量!
味の干物は、席で焼く。不思議と煙が出ない。


器が素敵なので、パチリ。


昨日の伊勢海老を使った味噌汁。


肉も味噌もたっぷり。
あまりエビをむしりすぎたせいか、この後半日、私の手は磯臭くなった。


そして、特筆すべきヨーグルト!
粘りがあって、すごくおいしい。岩手から産地直送だそうだ。

ちなみに、魚はすべて自分の漁船で水揚げしたものを使用しているとか。
新鮮でおいしいはずだ。

海の庭は「食する宿」だというが、食べて温泉に入って、DVDを観て、ごろごろして、最高の休日を過ごせた。


にほんブログ村