自己破産者向け融資制度

全国労働金庫協会が、自己破産者を対象にした融資制度の導入を検討しています。

この新しい融資制度は、リストラや倒産などで、経済的な困難に追い込まれた人の生活資金を支援するものです。

自己破産のほか、任意整理なども融資の対象。

自己破産は借金が帳消しになりますが、信用情報に「事故情報」として登録され、新たにクレジットカードを作れなくなったりします。

融資の審査に関しては、リストラや倒産といった理由以外に、「これまで労金からのローン返済が滞っていないか」などについて、厳しく行うとしています。

６月の改正貸金業法の本格施行では、年収の３分の１超の借り入れができなくなる「総量規制」が導入されます。

このため、多重債務者の中には、借金を重ねることが不可能になり、自己破産するケースが増えると言われています。

改正貸金業法の完全施行は、６月の予定です。

別府本店　ヤマナ