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最近読んだ本のご紹介

2015年02月26日 08時00分00秒 | Weblog
年明けから海外では、爆弾テロや人質殺害事件など痛ましい事件が続きました。
しかし、爆弾テロは「よその国の話」、と思っている方もいるかもしれませんが、
この平和な日本においても、かつて頻発した時代がありました。

若い方は知らないかもしれませんが、今から40年程前に起きた事件があります。
それは”東アジア反日武装戦線”による一連の「連続企業爆破事件」です。
その最初の事件が「三菱重工爆破事件」で、死者8人重軽傷者376人という
史上最大の爆破テロ事件でした。

その犯人グループに立ち向かっていった警視庁公安部のノンフィクションストーリーが
門田隆将 著 「狼の牙を折れ」です。




全て実名で爆弾犯を追い詰めていく過程が、個々の捜査官の人物像を紹介しながら丹念に語られていきます。
警察関係のノンフィクションはたくさんありますが、あまり表舞台には出てこない警視庁公安部が
主人公となるノンフィクションは初めてです。(本の帯には日本初!とあります)
エピローグのページには、一流企業に勤める父を一瞬のうちに失い、母子家庭となった
犠牲者の息子さんの話がありますが、同世代でもあり、犯人たちへの怒りがこみ上げてきました。

事実であるだけに読み出したら一気に読ませてしまう迫真のドキュメントです。
私自身、著者の本は3冊目ですが、最近は朝日新聞の「吉田調書問題」で注目を浴びました。
今、一押しの作家です。



次は、ガラッと変わって、コンビニで見つけたこの本です。



「別府八湯 温泉本」

自分自身、別府に住みながら、温泉にはあまり入ったことが無く、知識もありません。
遠方からの親類・友人が来てくれても、「地獄めぐり」をするくらいで、温泉についての
説明やお勧めの温泉・ホテル等を紹介もできずに困っていました。

そこでこの本です。
別府温泉の”温泉名人”は前から知っていたのですが、その温泉道の142湯を紹介しています。

「別府八湯温泉道」
別府八湯温泉道(べっぷはっとうおんせんどう)は、日本一の源泉数と湧出量を誇る別府八湯の厳選された温泉施設から88カ所を巡り温泉道名人の認定を目指すという大分県別府市で開催されている体験型イベント。参加手段はスタンプ帳のスパポートと携帯電話のケータイ温泉道@別府の2通りある。(ウィキペディアより


ちなみに本の値段は500円ですが、”無料6湯めぐり”という厳選券があり、通常500円から800円する
ホテルの温泉無料券がついており、利用条件はありますが、ひとつでも利用すれば元は取れます。
他にも、入湯無料券や割引券がついており、かなりお得です。

私も、ケータイ温泉道のスマホ版に登録し、早速、無料券を利用し2湯を制覇。
温泉道の初級に名乗りを上げました。
八十八湯制覇は長い道のりですが、温泉名人を目指しガンバリます。



最後までお読みいただき有難うございました。

別府店  カマフチ