NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」は
一度もしっかりテレビを見たことはないのですが
その主人公の「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝を描いた
「ひげのウヰスキー誕生す」を今読んでいます。
ニッカウヰスキーの創業者の物語です。
日本のウイスキーと言えば、まず「サントリー」を思い浮かべますが
そのサントリーが日本で初めて製造したウイスキーの初代工場長が竹鶴でした。
竹鶴は単身スコットランドに留学し現地のグラスゴー大学に通いながら
ウイスキー工場を見学したり、また、実際に働きながらウイスキー作りを学んでいました。
その後、紆余曲折があり、念願の北海道余市でニッカウヰスキーの前身
「大日本果汁株式会社」を設立しウイスキー作りを始めます。
現在のブランド名はこの「大日本果汁株式会社」の「日・果」をとり
「ニッカウヰスキー」と命名したようです。
ちなみに「サントリー」は当時のヒット商品「赤玉ポートワイン」
の赤玉(太陽=サン)と創業者の姓の鳥井の(トリー)から
命名したようですよ。
ところで私の最近の読書スタイルはパソコンの前の椅子に座って
という形が多いのですが、ネットがその読書の形を変えています。
というのも、本に出てきた単式蒸留器や連続式蒸留器など
ネットで調べればすぐ画像が検索できるし、スコットランドの
グラスゴー大学や北海道の余市など行ったことも無い土地に
グーグルマップやストリートビューですぐその位置や景色が見れます。
これは本来読書で得られる想像力や空想力、考える力をなくして
しまいそうで若い人にはお勧めできませんが
ノンフィクション作品を読む際には重宝します。
そして、竹鶴の話に戻りますが、ウイスキーの本を読むのなら
やはり実際のウイスキーの香りや、味わいを試したくなるものですね。
というわけで、・・・・乾杯(*^ー^)/□☆□\(^ー^*)
別府店 カマフチ