頭痛再び

Aさんは、今年の始めに、頭痛の症状で来院した患者さんです。この時は、数回の施術で主訴の症状は改善され、３ヶ月間は何事もなく過していました。

ところが、最近になって、再び頭痛が襲う。痛む場所は、前回より範囲が広いとのこと。この日の施術は、JNTとクラニアルテクニックを使用した。クラニアル終了後、頭痛の方は幾分マシになったので、ブロックを入れて様子を診ることにした。

そして、頭骸骨調整をして施術を終わらし、数分後、Aさんに具合を聞いてみると、まだ、半分位の痛みが残っているとのことであったので、気になる部分に手を接触し、再度、具合を聞いてみる。

すると、手の置いてある部分の痛みは緩和されたのであるが、今度は首の部分が痛くなったとのこと。なので、首の部分に手を置きかえて数分すると、首の部分の痛みは緩和されたが、また、頭の部分に痛みが移動した。

私は「これはひょっとして」と思い、手の位置を置きかえながら、自分の意識を切り替えて、数分間、その状態を維持した。

すると、若干の違和感は残ってはいるが、先ほどより、大分マシだとのことなので、これで終了し、次回の予約まで、様子をみて頂くことにした。

４日後の来院日。具合を聞いてみると、朝の目覚めから起こっていた頭痛は粗改善されたとのこと。この日は、まだ微かに後頭部と側頭部に痛みが残っているとのことだが、４日前と比べると、Aさんの顔の表情が明らかに違っていた（勿論、いい意味です）。

この日も、同じ施術法で対応する事にした。クラニアル終了後、僅かに残っていた頭痛はなくなり、後は通常通りの施術で対応した（その後、症状も出ずに、施術を終えることができた）。

次回の予約は５日後。更に良い結果を期待したい。




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整体学校・整体師養成のスクール。（ＪＮ整体スクール）

６月１４日のセミナー

昨日は、JN整体スクールのセミナーが、小岩アーバンプラザで行われました。セミナーという事もありスクール生を含め、多くの参加者が集まりました。

今回のお題は、クラニアルテクニックをメインとしたもの。通常、スクールの授業で行なう、JNTやSOTなどの技法とは違い、非常にシンプルな技法であるが、自律神経系には良い効果が得られるテクニックです。

遠藤講師が導入～施術法にいたるまで、スクール生に講義をされた。その他の講師陣（私を含めて）は、そのサポート役に回り、実技の指導を行いました。

そして後半は、外部講師を招いての経営学の講義がありました。この講義は、開業者の先生方や、これから開業を控えた方たちにとっては参考になるものが多かったと思います。

今回のセミナーの参加者の方々は、多くの知識や気づきをえたのではないでしょうか。





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整体学校・整体師養成のスクール。（ＪＮ整体スクール）

症状の変化は…

Ｕさんは、先月、左半身の違和感で来院された。その他に、首が痛くて回らないくらいだったのであるが、２回の施術で首の方は回るようになった。だが、それ以降の症状の変化はみられなかった。

検査どおりの施術をして、再度、検査をするが陰性である。しかし、左肩の痛みが残るという。

私は、先輩である、西鎌倉カイロプラクティックセンターの遠藤先生に電話をいれ、事の内容を話した。

遠藤先生「もしかしたらアレじゃないの？」。

私「あっ！なるほど。アレですか」。

Ｕさんの職業は看護士。ありえると思う。

と、いうことで、Ｕさんに２日後に来て頂いた。

当然、左肩の痛みはある。この日は、その症状に対応する施術を行った。

施術中にある程度のところでＵさんに肩の具合を聞いてみる。

Ｕさん「あっ！来た時より痛みが引いてきました」。

私（心の中で）「ヨッシャー」「もう一押し」。

あとは、師から教えていただいた、特殊技術を合せて使う事にした。

術後は、肩の痛みは、殆ど痛みが感じない状態であった。帰り際に、近日中にきて頂くように話をする。

殆どの、一般的な症状は、ＪＮ整体スクール伝授の技術で対応できるが、場合によって、特殊な技術に対応しなければならない時もある。それは、症状で悩んでいる人達を少しでも救いたいという、当グループの理念でもあるからです。

「同じ理念を持つ仲間が多い」というのも、瑞穂カイロプラクティック整体院の海老原先生が言うように、当グループの強みと言えるでしょう。

追伸…遠藤先生、有難うございました。





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