郵便受けに
ガタンと
投函の音
おかしいなあ
まだ年賀状なんてものが
俺んちに来るのかと
いぶかしげに
郵便受けを覗くと
年賀状が2通
みゆきさんのファンクラブからの年賀状と
甥からの年賀状。
甥からの年賀状は、オヤジに見せようと仏壇に供えた。
さてと。
2024が始まった。
門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし 一休宗純
正月が来ようと来まいと変わらぬ毎日。
けれど、2度と来ない1日でもある。
今日という日に恵まれるのは、今日だけ。
元日くらいは、そんなことを思うけれど
明日になったら、きれいに忘れてるのが俺。
だから、2024も
いろんなことに後悔しながら、
未練たらたらで、生きていけたらとも思うんだ。
老害上等。