Broken Flowers …戯れ言・繰り言・かあるくかるく…

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20190729(月)…これやこの行くも帰るも別れてはしるもしらぬもあふ坂の関…蝉丸

2019年07月29日 | 小倉百人一首
和邇~山科~大谷
駅を出て歩いて、数分で、逢坂関。
 
 
 



駅を出てすぐのところに「蝉丸神社」。
蝉丸も神様になってらっしゃった。
急な階段を上り、お参りする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
お参りを済ませて、さらに数分歩く。
この辺りは、鰻が有名らしい。
大きな鰻のお店があった。
 
 
 
 
 
 
 
 

で、到着。
これがあの有名な…。
知るも知らぬも、だもんね。

でも、なんだか拍子抜け。
いや、イメージとしては、もうちょっと…うーん。
 
 
 
 

 
石碑のある場所の説明文を読むと、
坂を下ったところに、
もうひとつ謂われのある神社があるらしい。
蝉丸神社分社と関蝉丸神社上社の間のどこかに、
逢坂の関があったらしいと書いてある。
せっかくなんで行ってみた。
道はめっちゃ交通量が多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


関蝉丸神社上社に行こうとして左側の歩道を下ると、
神社の手前100メートルで歩道がなくなり
路肩しかなく身の危険を感じた。
が、ここまで来て、坂を戻るのも、なんだかなんで路肩を歩いた。
よゐこの皆さんは、横着せず横断歩道を渡って道路の右側歩道を行きましょう。
 
関蝉丸神社上社は
地元の方に大切にされている神社なんだろうなあ。
謂われが書かれているはずの表示板は、無垢のまま?風雪に消えたのか?
文字が読み取れない。
 
 
 
 
 
 


お参りをして、来た道を戻る。
道の上、切り立った山をみあげると
そこかしこで、樹木が倒れていて、道路に落ち込まんばかりで、
この道、ヤバない?
 
 
 
 
 
 
 
 
1000年の昔に
盲の蝉丸が
この地を訪れて
耳に聞こえた行き交う人の音の風景だけで
あの歌を歌ったのだと思うと、すげぇなあと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これやこの行くも帰るも別れてはしるもしらぬもあふ坂の関
 
人生はすれ違いばかり、なのかも。
 
さ。電車に乗ろう。
 
 
 
 

20190729(月)…わたのはら八十島かけてこぎいでぬと人にはつげよ蜑のつりぶね…参議 篁

2019年07月29日 | 小倉百人一首

早朝、湖西線で和邇駅に向かう。
暑い中、歩くのは自殺行為と思われたんで、6時半にホテルをでた。
和邇駅には鈍行しか停車しないみたい。
今日は山科駅で乗り換えが多くなるはず。

 

 

電車は、平日のこの時間、やたら空き空き。
余裕で座れて、和邇駅で下車。
 
 
 
 
 
商店街を歩く。
小野妹子の町とあちこちに書かれている、
妹子いち押しの町らしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その昔、この辺りで有力な一族であったのだなあ、小野氏。
でも、駅名の和邇氏も有名だったんじやなかったっけ?

そう言えば、昨日訪ねたお寺の最寄りの駅名が「小野」
ここにも「小野」駅がある。
小野氏は、ものすごい豪族だったのだろう。

そんなことを考えながら道を行く。
暑い。
一キロそこそこで目的の神社に着くはずなのだが、
すでに汗が噴き出し始める。ヤバい。
 
 
 


目的地である「小野篁神社」に到着。
 
静かな神社。
小野篁神社。
小野篁はこの地で神になった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
参道には、小野小町の塔もあった。
昨日訪ねたお寺にもそれぞれ小町の塚やら塔があったのだが、
それぞれ小町の何を祀っているのだろう。
…と、これは無粋なことかもしれない。
小野一族の史実と事実と伝説がこんなにたくさんだってことだ。
もう、リスペクト。
 
 
 
 
 
 
 
 


境内をひとまわりして
来た道を戻る。
丁度、通勤時間。
案の定、汗だくのまま、ほぼ満員電車に乗らなければならなくなる。

山科で乗り換えて、大谷駅に向かう。
で、大谷駅でひととおり歩き(別日記参照)
電車に乗って、市役所前まで。
ここでバス205系に乗り換えて…って、バス停がどこなのかわからなくて難儀した。
四つ角のバス停って、下手すりゃ8カ所あるわけで、
目的地に向かうバスが、どのバス停に止まるのか、表示を見つけるのに時間がかかる。
 
 
 
 
 
 
小野篁のお墓に行く。
いや、昨日ホテルでテレビで見たんだよね。
なんと紫式部のお墓の隣にあるんだとか。
紫式部を護るために、小野篁のお墓が横にあるのだとか。
行ってみました。
何の脈絡もなく、いきなり二人のお墓だけがあるんで不思議。
 
 
 
 
 
タクシーで乗り付けたカップルが
中に入らず、入り口だけをスマホで撮影してたけど
俺と同じで昨晩テレビを見たんだろうね。
 
 
 
 
 
 
あの世と此の世を行き来したと伝わる、小野篁。
紫式部をしっかり護ってくれてるんだ。
合掌。
 
 
 
 
 
 
 
ふと疑問に思ったんだが
「紫式部の墓」って表記、ありえるの?
没した時に、既に「紫式部」って言われてたんだろうか??
刺さったトゲのように、妙な違和感を覚えながら
次の目的地、六道珍皇寺へ行く。
 
 
 
 
途中、昼飯時だってことに気がつき
サイゼリアで飯。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 六道珍皇寺。
ここは何度か訪れている。
小野篁が此の世とあの世を行き来するのに使った井戸がある。
また閻魔様の像が祀られている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回、はじめて、お線香が買え、ご満悦。
俺は御朱印に興味が無く、線香マニアを自負してる。
家の仏壇に供える線香を行く寺で購入している。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あまりの暑さに
いつもだったら歩く距離をバスで移動し
早々にホテルに戻ってお洗濯。
飯もコンビニ飯。
 
 
 
おやすみなさいませ。。