Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。戯れ言、繰り言、かあるくかるく。

01日…微睡みながら見た夢は いい夢じゃなかった。

2010年08月01日 | 2010




楽しい夢でも、悲しい夢でも、
夢は夢でしかない。

夢から目が覚めると、
その夢が何かの啓示じゃないかと思ったり
己の無意識下が、夢として表層に溢れ出てきたものじゃないかと思ったりするから
自分の知らない「本当の自分」ってものがあるような気になり、心落ち着かなくなる。

でも、都合のいい夢は受け入れて、
不都合な夢は、何が何でも信じまいとするならば、
夢は、その輪郭を、無意識下ではなく、意識下で歪められることになる。
正しい夢の形ではなくなってしまっているわけだ。








見た夢は見た夢のままでしかない。
感じたままのそれ以上を意味するものでもなければ
感じたままのそれ以下を意味するものでもない。

夢にとっても、
夢見た人間にとっても。
夢は夢を意味するものでしかない。

熱帯夜みたいな夜、
微睡みながら見た夢は いい夢じゃなかった。


はたして
「己の知らない」本当の自分、なんてモノがあるんでしょうかねぇ。
マユツバ~♪