Broken Flowers …はうはう河馬の脂肪遊戯

いらっしゃいませ。お独りさまで?どうぞお好きな席に。戯れ言、繰り言、かあるくかるく。

24… ただただ

2009年02月24日 | 2009


僕は死が恐ろしかった。
だから、いっその事、死んでしまえば、
この恐ろしさから逃げられると考えたことがあった。
それは、酒に酔い、薬にすがっている頃の御伽噺。


あなたが幸せになるためだったら、
本当に幸せになれるんだったら、
死を選んでもかまわない。

けれど、死を選んでも
幸せになれるかどうかわからないなら
現世に踏み留まって欲しいんです。

あなたがいなくなったら、僕は泣きます。
あなたがいなくなったと考えただけで、僕は泣けます。
あなたがいなくなった世界と、あなたのことを思って泣きます。
本当は、あなたが死んで幸せになったかどうかなんてどうでもいいんです。
ただただ、あなたに生きていて欲しい。


鎮魂歌は、残された者の魂を鎮める歌にちがいない。
旅立ったものは、いつも優しく穏やかだから。。