少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

シルビF2.8

2005-02-26 21:32:15 | 写真
クラッセがいなくなって、知り合い(正確には部下)からシルビF2.8を借りて使ってみた。

38mmの焦点距離になれていたせいか、24mmという広角レンズはとても新鮮だった。これじゃ入らないなあと思ってファインダーをのぞくと、楽勝でフレームに収まってくれる。すごく気持ちがいい。わいわいやっているときにスナップをパシャパシャやるには最適の焦点距離だと思う。

ズームも50mmまであるが、どうも単焦点のカメラばかり使っていたせいか、ウイーってレンズが動くとデジカメっぽい感じがしてしまう。まあ好き好きの問題だけど。

小さなボディでちょっとかばんに入れておいて毎日気に入った写真を撮るにはとてもいいカメラだ。

ただ、ボディの裏面はちょっとチープな感じの液晶画面、そして色気も何もないファインダー。まあ3万円しないカメラだから、機能重視にあるのは仕方がないところだろう。エレガントさをこのカメラに求めるのは酷というものなのはよく分かっているのだが。あっ、もう一つ。フォーカスロックがいつかかったがよくわからないのも今ひとつかなあ。

まだ、ナチュラのモニタは送ってこないけど、ヨドバシで見たときナチュラのファインダーの華奢さがやっぱり気になった。

たしか、ライカとかのレンジファインダーでは外ツケのいろんなファインダーがあったと思う。昔はそんなのぞき窓どうでもいいと思っていたのに、今はファインダーにこだわる人たちの気持ちがよく分かる。きりっとした抜けの良い視界のファインダーはとても大切だと思う。ファインダーの視野にフレームとかが全く何もないのはまずけど、だからといってゴテゴテと数字だらけもいただけない。

今日、フィルムの現像だけやった。明日印画紙に焼き付けてみるつもり。細かい描写はどうだろう。楽しみだ。

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