少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

分析まとめ

2012-11-03 17:16:20 | アマチュア無線
ちょっとわかりにくいけど、今日やったことをまとめておく。ブルーの囲みのあるところが今回の操作。アンテナのリアクタンスをいじって結果的に放射抵抗を増加させた。(直接的な放射抵抗増加の原因はエレメント長の増加)最初からコイルの巻き数をもう少し減らしてやれば、こんな面倒なことをやらなくても済むはずだけど、きっちりしたメーカー製のコイルを使えるメリットもないではない。既製品の短縮ダイポールでSWRが下がらない時の参考になればと思う。
今回は3KVのコンデンサを使ったので5W程度のパワーなら問題ないと思うが、もっと入れると大丈夫どうかは懸念材料。もう一個ちょっと良くわからないのが、コンデンサの入れかた。今日はエレメントに直列に2個コンデンサを入れてうまくいった。(同じ値のものを両方のエレメントにまたがって入れてみたけど、まったくうまくいかなかった。)まあ、アンテナを直列共振回路とみなして、そこに直列にCを入れるのだからそれでいいような気もする。並列に入れてもまずくはないけど、数値の計算が面倒になるのかな?大昔に電気回路の授業でやったような話ですな。

短縮ダイポールの放射抵抗を上げる(2)

2012-11-03 16:32:44 | アマチュア無線
共振点での放射抵抗を上げることに成功したので、今度は共振点を下げる番だ。800KHzも共振点が動いてしまったので、1mくらいひげをつけて調整を開始した。大きく予想は外れておらず、少し詰めて7MHzに共振点を追いこんだ。最低点のSWRが1.5程度になっているが、これはワニグチクリップで止めていた100PFのコンデンサが、一個どっかに行ってしまったので、少し大きめのコンデンサで代用したため。たぶん、100PFに戻せば、もっとSWRも下がると思う。


短縮ダイポールの放射抵抗を上げる(1)

2012-11-03 16:18:00 | アマチュア無線
100PFのコンデンサをダイポールのエレメントの両方にシリーズに入れてみた時のインピーダンス特性がこれ。コンデンサによって短縮されてしまうので共振周波数はずいぶん高いところで移動してしまった。それは予想通り。注意したいのは、共振した時(リアクタンスがゼロ)の放射抵抗Rがほぼ50オームになっていること。これで50オームのケーブルとマッチングが取れる。あとは、ワイヤーを足して共振点をもう少し下に持っていけばいいはず。コンデンサの値の設定は大体の感じで決めたが、結構いいところになった。