少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

M105,NGC3384

2008-02-11 10:06:48 | 写真
GINJI-250D, Nagler V16mm, @KOMURO

これも星図をプリントして捜し出したもの。表面輝度(Surface brightness)は12.8と13.55とかなり低く、今までに自宅のそばでは一度も見えたことがなかった。ただ、存在ははっきり分かるもののその構造はほとんどわからない。明るい光を見てしまうと、すぐにわからなくなってしまう。望遠鏡の精度というよりも人間の方がいかに感度を上げるかという問題。ゆっくり深呼吸をして、両目を開け、すっぽりと頭から毛布をかぶって見るとふわっと浮かび上がってくる。

いくつかの星が周りに見えるが12等星までが出ている星図ソフトでは出てこないところ見ると、もっと暗い星たちのよう。まあ、見ている星雲の輝度も13等級レベルだからあたりまえなんだけど、結構暗い星まで見えるもんですなあ。初めて見えた星雲が3つも出来て、今夜は楽しい星見になった。

M79

2008-02-11 09:59:26 | 天体観測
GINJI-250D, XW-10, @KOMURO

うさぎ座にある小さな球状星団。天体ソフトCartes du Cielを使って、2段階のスケールで星図をプリントして星を探した。何でもっと早くこういう風にしなかったのかと思うくらい効率的に発見できた。星団自身は個々の星までは分解しないが、なんとなくざらついた感じには見える程度。たぶん初めて見えたと思う。

昨夜はあまり冷え込みも厳しくなく、天体観測日和だった。とはいっても数時間も畑の真ん中にいると体が冷えてくる。光害を避けるために頭からちいさなフリースの毛布をかぶっているんだけでど、それだけでだいぶあったかい。周りから見ると異様なかっこうなんでしょうなあ。