少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

現像時間最適化

2006-12-24 22:06:03 | 写真
最近フィルムの現像ではシュテークラー氏2液現像という方法を使っている。24℃でA液3分15秒、B液4分というレシピだ。A液の時間は結構いろいろやったのでこのくらいがまあいいところだと思うが、実はあまりB液の時間をためしていない。A液ほどにはネガ濃度には変化しないという印象はあるのだが。

ということで今日はAの時間を固定してBを4分、5分、6分と変えてやってみた。まず6分は明らかにネガ濃度が上がりすぎていた。ゾーン1においてもかなりネガの濃度が高くなってしまっている。4分と5分も多少の差が見られた。今日はプリントはしなかったので、最終的な判断はできないが、もう少し長めの時間4分半くらいにしてみたら良さそうな感じだ。

現在のレシピによると6切の印画紙でF11、6から8秒くらいの露光時間になる。しかし、以前最大の濃度を出すために必要な露出時間も求めたときにはF8,6秒程度だったことを考えると、現在のネガの濃度は一段くらい低い。そう思って以前の記録を見ていたらA=3.5分、B=4.5分で結構いい感じのネガが得られていた。

でも、今このレシピで現像すると多分濃度が高すぎることになりそうだ。とすると撮影の時の露出をもう少し絞ってやって見る必要がある。現在BESSAのAEではフィルムのEI=200でやっている。これをもう少し感度を高く設定してやってみてはどうだろうか。