はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

小さな行動ですが・・・

2006-07-01 23:38:13 | 子育て
4月から近所の児童館が世代間交流と地域活性化を目的に掲げた“区民ひろば”に変わった。
現在は区の区民課が運営しているが、将来的には地域住民が自主運営していけるように区が主導で定期的に懇談会が開催されている。
私も親子エアロビの自主サークルで利用させて頂いているので、参加の要請を受け今日で
2回目の出席となる。

今回1番思ったのは“お役所の仕事って甘いな~”という事。
地域住民に利用状況などを調査するアンケートを実施しよう!という案があり、そのタタキを
区の職員が作ってきた。
『“区民ひろば”を知らない人もいるから説明を丁寧に書いた方が良いのでは』
という指摘に
『区としては“区民ひろば”の構想を練るのにすでに2~3年費やしており、その都度
 広報などでお知らせしているはずですが』
との返答。だから?と言いたくなった。アンケートの内容は間違っているとは思わないが、
まだまだ浸透していなくて、その人達にも知ってもらい今後に役立てる為のアンケートらば、
しつこいくらいに“区民ひろばとは”というものを説明するべきではないのだろうか?
お役所というのは万人に優しく分かり易い所でなければならないはずなのに…。
今までいわゆる“お役所的仕事”に接する機会はあまりなかったが、今回少し
垣間見る事が出来たように思う。
しかも、アンケートを作ったのは中堅~ベテランの職員。民間の企業の広報だったら上司のチェックを
受けた段階で付き返される内容であろうに、雑と言うかぬる~い環境でやっているのだな、と
思ってしまった。
しかし手続き関係など型にはまった事はさすがお役所!という仕事振りも見せる。
このお役所に変化球を投げる住民とのやり取りが面白い。面白いと言うのは不謹慎だが、
なかなか目の当たりにする機会がなかったので今後のゆくえも見ていきたいと思う。

勿論、ひやかしで参加しているのではない。子育て環境、子供の生活環境が少しでも
良くなるために役に立てればと思っている。
子育ては長年続くけれど、未就園児の期間は1つの通過点でしかない。色々思う所はあっても
目の前の事に追われ、あっという間に幼稚園。そして今度は幼稚園で新たな問題が…
といったようになると、その時点の環境に関して手を挙げることができない。
だから、子育て環境が改善しにくくなっていて生の声も届きにくいのでは?と最近思う。
今回は、少しでも子育てママの声を届けて、これからの子育て環境が少しでも良くなれば、
という大それたようで、小さな行動の1つのつもりである。