はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

2005年の終わりに

2005-12-31 23:29:35 | 生き方
間もなく2005年が終わる。

始まったばかりの子育てだが、今年は苦しい子育てlifeから楽しい子育てlifeに
変わった1年だった。
大きなポイントになったのは、息子が与えてくれた沢山の新しい出会い。
素直に語り合えるママ友達が一気に増えた。
孤独から開放された。

それに加えてやっぱり息子が私を育ててくれた。
欲や意地悪な思いなど、自己中心的な思いで怒ったり、笑ったり、泣いたり
する私に、“素”でぶつかってきて“原点”に何度も引き戻してくれた。
恥ずかしい…何度も思わせてくれた。

息子、夫をはじめ本当に多くの人に支えられて無事に過ごせた1年。
生かされている、生きよう、と再認識させられた1年。
心より感謝。

一周しました!

2005-12-30 10:56:03 | 子育て
何日か更新しなかった理由それは…一家でウィルスにやられていたから。

1歳9ヶ月の息子がロタウィルスにかかり、突然吐き出した。
いつものことだが、休日の時間外、夫不在。
こういう時にはたいてい大黒柱がいない。タクシーで病院へいき、
薬をもらって翌日激しい下痢にはなったが、それで回復。
思ったより簡単に済んでしまった。

医者に“空気感染はほとんどしないし、親がオムツ替えの際に
手洗いをしっかりしていれば、人と会っても大丈夫”といわれたので、
翌々日には学生時代の友達を自宅に招いてクリスマスパーティーを決行!

しかし、その翌日悪夢が再開。
夫が寒気と吐き気を訴えたと思ったら、近年まれに見る下痢に襲われ
ダウン。トイレから一晩中うめき声が聞こえた。

次は私???とドキドキしていたらやっぱり来た。

もしや…と思い、パーティー出席者に連絡すると全員、嘔吐下痢、発熱で
ダウン。
先生、大丈夫って言ったのに~

夫と私は息子からの感染は納得できるが、友人達の症状が気になったので
調べてみた。

ロタウィルスとノロウィルス。
ロタウィルスは2歳くらいまでの子供がかかる冬のウィルス。
下記に詳しく乗っていたので、参考までに。
http://www.nsknet.or.jp/katoh/rota.html

ノロウィルスはカキなどを食べて発症するウィルス。
下痢嘔吐、発熱をともなうようだ。
http://www.pref.osaka.jp/shokuhin/noro/

友人達の症状から見て、ノロウィルスと思われる。
パーティーの際に、生かきを“火を通す?あたった時は皆一緒?”
なんて生でいただいた。美味しかったけど…

いずれにせよ、お客様を招くにあたっての注意が欠けた上での
出来事。
お客様には年の瀬に本当に申し訳ないことをした。
来年は初心に返って、きちんとおもてなしをしていきたい。

出会い

2005-12-25 01:41:19 | 生き方
クリスマスイブに公園のお友達が引越しをした。

子育てを始める前は、“引越し”と聞いても身軽なイメージで、
“どこか良い物件見つけたんだ!?”くらいにしか感じなかった。
友達の引越しで自分の生活が変化するわけでもなかったから。

今は何が違うのかというと、“寂しさ”を感じる。
公園で友達になり子供のこと、夫のこと、女同士のおしゃべりをして
いつのまにか“子育てに挑む同士”となっている。

東京にいると引越しは当たり前の出来事だが、
田舎者の私は“引越しでいるべき友達がいなくなる”という感覚に
不慣れなせいか、とっても寂しい。
子育てを始めて公園やサークルなどで出会った友達は、
私に子育ての楽しさを改めて教えてくれたし、
運が良いのか生涯付き合っていきたい人ばかり。

我が家は大きな借金と共にマイホームを購入したので
現在の住まいが息子にとっての故郷になる。
幼稚園入園、小学校入学…節目ごとに新しい土地へ引っ越す友達も
増えるだろう。
1人でも多くの幼馴染ができたら幸せなのになぁ…と自分の経験上から思う。
そして、他の土地へ引っ越したお友達、ママ友達ともずーっと良いお付き合いが
できたらな、と思う。

“出会い”って簡単なようで、実は縁があるからこそ出会っているんだ、と
いうのが持論で、自分の中では大切な考えの1つだから。




人間の本能②

2005-12-21 13:20:38 | 子育て
夕べは友達夫婦と独身の友達が鍋を囲みにやって来た。
皆仕事が予想以上に長引いて、結局集合は22:30。
息子は何か楽しいことがあるのかも…と察したのか、
それまでには寝てくれず、お客さんとご対面。
眠いはずなのに、ウトウトしては大人の周りをうろうろして
最終的にスイッチが切れたのは0時半。

半年くらい前なら、眠くなると睡魔に負けてしまったのに、
今は“楽しいこと”を求めて、頑張ってしまう。
当たり前かもしれないけど、改めて“人間は楽しみを欲するんだな”と
思う。

大人が話し込むと、いたずらをして気を引き嘘泣きする術さえ身につけた。
人は誰か一人でも良いから、自分を見ている人が欲しい生き物なのかも。

最近はこちらの言っている事がほとんど理解できるようになってきたのに、
“ダメ”と言われると、薄ら笑いを浮かべて更にひどくその事をする。
鬼の形相で叱りつけると“知~らない”と言わんばかりに目を上にそらして
シラをきる。こんなこと、教えてないのに…って事は、これも本能?

物が落ちると拾って渡してくれたり、ママやパパが使ったものを片付けてくれたり、
ドラマを見て涙する私にティッシュを持ってきて涙を拭いてくれたり…
“ありがとう”と言ってもらえる事に喜びを感じ、喜んでもらえる、
誉めてもらえる事を自然とする。
こんなに素敵な本能を人は持って産まれているんだな~、と
嬉しく温かい気持ちになる。

日々の経験を積み重ねるうちに薄れてしまう本能と研ぎ澄まされる本能とに
分かれてしまう。
親の責任として、大切なことに気づかせてくれた息子へのお礼として、
持って産まれた宝物は大切に持ち続けられるようにしてあげたい。

バランス

2005-12-20 17:45:15 | 夫婦
今月からヨガを始めた。
これが結構楽しい。何人かの友達にも声を掛けたが、
“以前に体験したら辛かった…”と賛同してくれる人はなく、
1人で通い始めた。

先生は“ヨガとはバランスです!”と言っていた。
実際に鷲のポーズや魚のポーズなど、色々な姿勢をやってみると
自分の体の歪みが良く分かる。
その歪みを矯正する姿勢もあって、それをやるとこれまた見事に
結果が目に見える。
先生は軽妙なトークを交えながら体のツボも教えてくれたりする。
とにかく面白い!

今はホットヨガとかピラティスとか色々話題になっている。
迷っている人は是非、1度お試しあれ!

“バランス”って体の構造だけではなく、全てに大切だと思う。
私が大切にしているバランスは…
①夫と子供の食事(苦手だけど)
②子供の遊びと休息のバランス
③部屋の温度と湿度
④夫に対する優しさと厳しさ
⑤自分の心のバランス

バランスにも5:5、3:7とか色々な割合がある。
欲を言えば、夫が子育てに関わるバランスをもう少し平等に近い状態にして欲しいな、
と思う。
夫は、私にもう少し優しくして欲しいと思っているのでは、と思う。
ここをどう調整するかが、夫婦の、いや妻の手腕の見せ所(?)


従兄弟の奥さんが見つかりました。
冷たい川の中で。
今日、彼女は念願のウェディングドレスを来て、家族と最後の夜を過ごします。
心よりご冥福をお祈りいたします。




生きる

2005-12-19 01:13:23 | 子育て
今日は悲しい知らせが入った。
従兄弟の奥さんが雪道でスリップ事故を起こし
高さ300メートルの崖から川に転落した、と。

長野での出来事で雪が降っているため、夕方捜索は一旦打ち切られ
今なお彼女は見つかっていない…
事故の状況から生存はかなり厳しく、またこの雪が更に厳しさをあおる。
突然の事で、まだ詳細は分からないが、
3歳と1歳になったばかりの子供と夫の元へ帰る途中だったことは確か。

知らせを聞き、残された子供のこと、子供を残した彼女の気持ち
夫の気持ちを思うと切なくて泣き崩れてしまった。
現場に駆けつけるのはかえって迷惑なので、とにかく連絡待ち。

でも、あえて気持ちを切り替えて夫と息子と予定通り買い物へ。
街はクリスマスのイルミネーションでこの気持ちをあざ笑うかのように
明るい。
ここ何年かで大切な人との永遠の別れを経験する中で強く思い続けることがある。
“でも、私は生きないと”
ということ。
息子を産んでからは一層、その思いが強まった。
薄情になるとか、そんなんじゃなくて、悲しい現実と同じように
何があっても日々を一歩一歩進まなくてはならない現実もあるということ。

買い物をして、食事を作って食べてお風呂に入る…
淡々とこなしながら祈る。
この世に奇跡があるのなら、今この瞬間に起こってください、と。




ぎりぎりセーフ

2005-12-16 23:48:56 | 子育て
今朝やっと息子の熱が下がった。
長かった~。
風邪なら発熱後3日もあれば治るだろう、と今までの経験から
勝手に判断して、3日は看病を頑張る心構えでいた。
だからこそ、実際6日かかったのでストレスになってしまった。

1番辛いのはもちろん、息子本人。
息子だって外にも出られず、ずーっと私とだけ
顔を付き合わせていると飽きてストレスもたまってくる。
だるいのとストレスとでかなりのわがままに。

トーマスが大好きな息子は、外出もお風呂も寝るときも
常にトーマスと一緒。
夕べもトーマスを片手に寝たのだが、夜中に目覚めて
“ちっちゃいの!”と叫ぶ。
(息子はトーマスを“ちっちゃいの”と呼んでいる)
落ちていたのを拾って渡してあげると、安心してウトウト…
手の力が抜けた瞬間にトーマスが手からこぼれ落ちる。
息子はとっさに“ちっちゃいの!”と泣き喚く。
これをかれこれ30分以上繰り返した。
“持っていられないなら、最初から持つなよ”

看病しても変わらぬ病状と、薬も嫌、ご飯も嫌、
トーマスを求めて夜中に泣く息子への苛立ち。
夫は不在だし、はけ口のない怒りに涙が出てきた。
と、息子が泣いている私に気づいて近寄り、頭を撫ぜてきた。
“情けないママでゴメンネ…”
恥ずかしさと申し訳なさで息子を抱きしめた。

そんな状態で迎えた今朝も、ダメ母は涙した。
スポーツ新聞に息子が好きなレイザーラモンHGが載っていたので
見せてあげたら、テレビでレイザーラモンHGを出せ!と
泣いて怒り出した。
気休めにチャンネルをあちこちに変えて“ねえ、いないでしょ”と
諭したら、更に怒って私の膝の上で跳ね上がり顎に頭をぶつけてきた。
おかげで私は舌を噛んだ。そして痛みと怒りで泣いた。
息子も泣いていた。

泣くことはストレス解消になる、というがストレスが最高潮に
近くなると、ふとした事で涙が出る。

この風邪があと2日も続いていたら、ヤバかった。
虐待に近いことが起こっていたかも。
テレビや新聞のニュースは人事ではない、と常々思っていたが、
今回は特に感じた。

世の中にはもっと大変なストレスや悩みを抱えて子育てをする人が
いるのに、甘チャンだと思う…

子育てのストレス解消法は、人それぞれ。
・親や託児所、夫に預けて買い物など自分の時間を作る
・子供と外出
・ママ友達とおしゃべり  など
最近はストレスもなく、楽しめているな、と思っていたのに
でも今回のように、どうにも逃げられない時もある。
忍耐力を鍛えられてるな~と思う。

余談だが、イタリアでは“ポルノ税”なるものを導入して
一般家庭の託児所費用を税控除の対象にするとの事。
面白い発想だな、と思った。

思えば年をとったものだ

2005-12-15 23:38:41 | 夫婦
今日も息子の熱は上がったり下がったり。
夫は昨日仕事に出かけたまま連絡なし、帰宅せず。

これだけ聞くと“おいおい大丈夫か?”と心配されそうだが、
番組制作をしている夫の仕事ではよくある話。
仕事と言って、おネエちゃんのいるお店で楽しんでいるのも
よくある話。
我が家は小遣い制なので、自分のお財布の範囲内で遊んでもらう分には
大いに結構!
だって、月3万円。タバコ、酒をやらない、食事は現場支給なら
こんなもんかと思うのだが、大好きなキャバクラ通いには
ちょっと少ないかも…

家計を食わない分には、ある程度自由にしてもらっている。
たまにはカード明細に怪しいのもあるけれど。

私が20歳越えた頃は、よく30代の社会人に食事に連れていってもらった。
“若いうちは美味しい思いしないと~”
なんて、いい気になって妻帯者と分かっていても何も気にせず、
おごってもらっていた。

今自分が妻になって、夫も若い子好きだし、たまにはご飯とか
行っているんだろうな、とも思う。
果たして私がご馳走になっていた方々の奥様も同じように許していたのか?
嫌だと思っていたのかな?と今更ながらに気持ちを考えてみたりもする。
でもほとんどが今はバツイチなので、あまり面白くは思われてなかったのかも。
といっても、別に私が原因ではないけど。

ちょっと驚くのは、“30のオッサンは20歳くらいの子に色々教えたりするのが
楽しいんだろうね”なんて笑っていたのに、気づけば自分が30を超えている。
オバサンじゃん…
30って、まだオジサンじゃなかったのかも!







30代

2005-12-14 21:22:44 | 生き方
親友がホノルルマラソンから帰国した。
“完走しました!”と報告メール。
こちらは息子の熱が上がった!下がった!と一喜一憂する中に
何ともハツラツとした、と言うか自由奔放を感じるメール。

彼女とは大学で出遭い10年以上の付き合いになる。
生い立ちや境遇が似ていて、感性も近いものがあって
目指すところは違っても、今も昔も良い刺激をもらってる。

20代は2人とも転職を何度かしたが、それも考えがあってのもの。
その時その時にしっかり考えて選択したから
今の環境に2人とも不満はない。
彼女はメイクアップアーティスト、エステティシャン、
リフレクソロジスト…今は更に来年から学校に行く為に
昼間は派遣社員、夜と休日は家でサロンを開いている。
20代に積み重ねたものの結果が、30代にして形となってきている。

他にも仕事を持つ多くの友達は30歳を超えた今、
それぞれが形としてその成果を現している。

皮肉にも、女性は出産を選択したときに特に仕事において
それまでの積み重ねを一旦ストップさせるか、
辞めなければならない。
もちろん、早く託児所に預ければ続けられるが、子供にも
自分にも負担は大きい。
私は仕事復帰の話も頂いたが、主人に
“3歳過ぎて幼稚園に行くまでは家で子育てをして欲しい”
と言われたことと、仮に復帰しても仕事が夜までかかることを考えると
主人も不規則な仕事なので子供を迎えに行くことすら“誰が?”と
なることは目に見えている。
そう考えると今までの仕事は続けられない。
でも、結婚した時に“いつ辞めても悔いの残らないように”と
仕事をしてきたので未練はない。

なのに…子育てをしているとむしょうに落ち込むときがある。
そんな時には“今まで頑張った積み重ねの結果がこの子育て???”
と変に考える。
しかも、そんな時は子育てにも嫌気が差しているので
“ありえない…”と更に落ち込む。

子育ては今まで経験したものの中で、1番難しいし、先が読めないし
楽しいし、やりがいもある。勉強にもなる。
だから自分の気持ち1つで“成長過程”となるか“我が子への奉公”
となるかだと信じて、とにかく楽しく、今だから経験できることを
沢山しようと思う。

20代は自分が予想もしない方向へ動いたがむしゃらで、楽しくもあり、
刺激的な10年だった。
この30代は終わってみての感想はどうなっているんだろう?


















来たーーーーーーっ!!

2005-12-12 21:18:04 | 夫婦
何が来たのかって?
風邪です、風邪。私ではなく息子。
昼間は元気で、21時頃いきなりの発熱。
あれよ、あれよと言う間に30分もしないうちに
39度を超え気がつけば39度6分。
布団に横にするとガタガタ震えている。
男の子としては丈夫なのか、こんな高熱は1年ぶり。
こちらが焦って、係り付けの小児科に電話して
座薬を入れるよう指示された。

子供が風邪をひくと厄介なことが多い。
まず1歳の息子はまだ話せないので
何が起こっているのかを表情から読み取らなくてはならない。
大人のように痰も出せないので、勢い余って吐いたりする。
“代わってあげたい…”と切なくなる。

そして、夜中は寝ずの看病。
湿度を保つ為にタオルを濡らしたり、汗でぬれたタオルを変えたり…
具合が悪いと子供は特に人肌恋しくなるようで、
抱っこしていないと泣き出したりする。
夕べは息子は私に持たれかかっている体制が1番落ち着くようで、
私は一晩中息子を抱きながらベッドの背もたれに寄りかかって寝ていた。

最後にもっとも恐ろしいのは、その風邪が威力を増して
私を襲ってくるのだ。
子供からもらう風邪はひどくなりやすい、と係り付けの先生も言っていた。
看病で体力が落ち気味の母親にウィルスが移るから、というのが
1つの理由らしい。

風邪予防にはうがいと手洗いというが、最近は普通の風邪予防は
うがいより手洗いの方が効果的だと言われているよう。
インフルエンザのような強力なものは空気感染するので、
うがいの方が効果的ともあるところには書いてあった。

いずれにせよ、ひいてからでは後悔ばかり。
実は昨日は夫に内緒で子連れでリフレへ…
寒かったからかな?人ごみでもらったかな?
でも、前に医者が“今日○○したからってひけるものでないよ”
と言っていたしな。
こういう時は特に“この子は私だけの子じゃない”と頭をよぎる。