はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

2010年

2010-12-30 00:46:17 | つぶやき
今年も残す事あと2日。
あっという間に過ぎたけれど、1年前の出来事、はたまた春ごろの出来事は
かなり前の記憶と化して、まだ1年?という気持ちもある。

この1年、得たものは沢山の新しい経験。
息子の幼稚園卒園から小学校入学。
子供も新しい環境に飛び込んだけれど、親も同様。
幼稚園の時以上に、色々な価値観の親が集まるわけで、
これまで人間関係の距離感を学びきれなかった分、
とっても慎重な日々を送っている。

ハー君とは全く違う、アスミンの子育ても
”男と女”の基本的な脳の構造の違いを
学ばせてもらった。

そして、バレーボールをまた勉強し始める事が出来た。
それに伴い、ぎっくり首やぎっくり腰を経験。
やってみて聞いていた以上に、大変な事を知った。
老化して行く自分の体と向かい合わざるをえず、
テーピングや今の体の使い方を少しずつ学んだ。

得たものも沢山だけれど、失ったものもある。
失ったもの…何よりも『胸』だ!!!

ハー君妊娠前はDカップ。
ハー君出産して、10か月で授乳はやめたけど
気付けばA、頑張ってBカップ。

アスミン出産でDの頃を思い出したのも束の間、
かれこれ2歳半直前まで吸われ、
気付けばA。。。
アスミンなんて、夜中に安心感を求めて
寝ぼけながらおっぱいを触ろうとするのだが、
どこがおっぱいか分からずに、胸をスルーして
肩の方まで探している。

もう2度と戻らぬあの膨らみ。
今では昔”マンガ道場”で見たおばあさんの絵そのもの。
そげてます。

てなわけで、なんだかんだと今年も無事に終える事が出来そう。
来年もどんな事が待っているのだろうか。
何よりも、家族の健康と景気の回復を願って。
今年もお世話になりました!



怒りすぎ

2010-12-24 23:55:10 | 子育て
先日、いつものように次から次へと私に叱られっぱなしだったハー君。
最後はお風呂の中で怒られて、半泣きで先に上がり
私とアスミンがリビングに戻った時には、ベッドの中にいた。

後から寝室へ行くと、布団から顔を出したハー君は泣いていた。
”ぼく、生まれなければよかった”
”えっ・・・”
”だって、役にも立たないし(食事の準備が中途半端だと夫に叱られた)、
 言われた事だって全然できてないし、怒られてばっかりだもん。
 生まれてこなければよかった”

絶句でした。確かに、ここのところ怒ってばっかりだった。
自分の子供にそんな言葉を言わせるほど、存在価値を失わせてしまった事、
大切が故と思っていた気持が伝わっていなかった事、
何よりも、色々なものを犠牲にしてまで守ってきたはずの、かけがえのない存在に
”生まれなければよかった”と言われる事が
ここまでショックだとは思わなかった。

”ごめんね…”
そう言って、溢れてくる涙を止める事が出来なかった。
”ママはね、ハー君がお腹にいる時から、嬉しくって、大切で大切で、
 頑張って産んだの。それで、大事に大事に育ててきたんだ。
 『生まれてこなければよかった』なんて思わせちゃっていたんだね。ごめんね”


ハー君は自分の一言が、ママを泣かせるとは思わなかったようで
ビックリして
”生まれてこなければよかった、なんて言ってゴメンナサイ”
そう言って、泣いて抱きついてきた。

”ママが怒ってばっかりだったもんね。ハー君はそのままで良いんだよ。
 本当は優しいし、素直ないい子で、だからお友達だって沢山いるもんね。
 ハー君が生まれたとき、パパもジジもババも、おばあちゃんも、みーもあきも
 皆が喜んだんだよ。泣いて喜んでくれたりもしたんだよ。
 だから、みんなハー君が生まれてよかった、大好きだよって思っているんだよ。
 生まれてきてくれてありがとう。”
”ほんとう?”
”そうだよ、ママも皆が怒るのは、ハー君がもっと良い子になるためになの。”
”うん”

そんな話をして、一緒に寝ました。

正直、動揺したし、落ち込みました。
もっと褒めよう。愛情表現をしよう。自信を取り戻させよう!そう反省し、
翌日からは、”あーしろ、こーしろ!””なんであーなの?なんでこーなの?”
ではなく、”○○は大丈夫?””どうしたら良いかな?””○○が良いんじゃない?”
てな感じにしてみた。
ハー君も
”ぼく、やってみる!”
と、結構良い感じに乗ってきた。

…と思いきや、母が優しくなると、そこに漬け込み自分にも甘くなる。
甘さを求めてくる…夫と全く一緒。

親子で涙した前にすっかり戻って、
”あの涙は何だったんだ!!!!!”
と怒鳴る寸前。でも、彼を傷つけてきた事には違いない、その思いだけが
最後の一言を思いとどめさせる。

子供の大人もそうだけど、人ってその時の都合や感情で言葉を発することが多いんだよね。
この前、バレーの先輩にも言われた。
”みんな言いたい事勝手に言うけど、その時の感情だけだから、気にとめちゃだめだよ。
 感情に振り回されちゃうから。”

この”3歩歩けば忘れる”性格も、きっとハー君の長所となる時もあるはず。
長所として生かせるように、軌道修正のお手伝いをしていってあげないとなぁ。
どうやってみようか、今、他人事のように傍観して考え中。
 

祝!優勝!

2010-12-12 23:52:39 | つぶやき
夏前から所属している小学校のPTAバレーボールのチームが、区の大会で優勝しました!!
次は3月に都大会です!

基本的には毎週土曜日の夕方に練習をしているけれど、
仕事があったり、家族で出かける予定があったり、
子供の習い事の送り迎えがあったりで
なかなかメンバーが揃っての練習は行えず、
誰一人として目標に『優勝』という言葉を出さなかった。

でも、2週間前のトーナメント初日に何試合か見て帰ったら
これは優勝も夢ではないのでは?と内心思っていた。

チームには全国大会経験者や、クラブチーム所属者、
ジュニアチームのコーチなど技術力の高い人が多く、
チームワークもまあまあだし、何よりも監督やコーチがいないチームだけど
皆でゲーム中にもあーしよう、こーしよう!と話し合い
すぐにそれを実行する柔軟性と適応力を持っている。

だけど、なかなか練習には出てこれる人が少ない、ということで
誰も優勝まで意識をしていないようだった。
優勝と言う欲はないけれど、『試合をするからには勝つ』という
職人気質的な集団で、それを積み重ねた結果、
気付いたら優勝していた感じ。

そして、職人集団は優勝の余韻に浸ることなく、
3分の1の人は閉会式にも出席する事もなく
各自の家庭の用事に従事するために帰って行った。
残りの人で打ち上げ!なんて事もない。

他のチームは飲み会など予定していると聞いたけれど
本当にサッパリしている集団。
だからといって仲が悪いわけでもなく、
コート内でもジョークが飛び交う程。
ジョークと一緒に罵声が聞こえる事もありますが、
それはそれ程勝負に真剣になる、ということ。
おもしろいチームに入れたなぁ、と夜な夜な余韻に浸ってみた。

いずれにせよ、久しぶりにアドレナリンたっぷりの時間を過ごす事が出来た。

2週間前も今回も、実家の母が孫の子守に来てくれた。
しかも、昨日ははーくんとあすみんを連れて電車を乗り継ぎ
決勝を応援にまで来てくれた。
11歳から始めたバレーをいつも応援してくれていた母。
”あれだけ応援したバレー、久しぶりに見てみたいわ”
そう言って、慣れないベビーカーを押しながら
初めての駅で降りて体育館まで来てくれた。
ありがたいくもあり、とっても嬉しかった。

次の都大会も頑張ります!

言葉はきちんと伝えよう

2010-12-09 22:19:15 | 子育て
お風呂から出て、先にリビングに戻った子供達。

間もなくリビングからハー君が叫んだ。
”ママー、アスミンがぷっちょ(アメ)食べてる!”
お風呂の後に歯を磨いて寝る、という段取りなので
昨日も同じパターンでアスミンが怒られていたのを知っていたハー君が
報告してくれた。というか、言いつけた。
”昨日どうして怒られたんだっけ、寝る前だから駄目だよ、って言って~”
”は~い”

そうそう、ついでにハー君も寝る前にするべき事を
言われなくても自らやってくれれば、と思い
”おりこうハー君は何をすれば良いか分かっているよね?!”
と大きな声で付け加えた。
それに返答はナシ。

私の意図した所は、歯を磨いて、アレルギーの薬を飲んで、明日の準備をする。

そして、ハー君の返答の代わりに聞こえてのは
”ドン(どこかから飛び降りた音)ドンドンドン(走る音)”
もしや…自分がやすべき事を、取り間違えた?!
そう思った瞬間、
”ぎゃ~きゃ~やだ~、返して~”
アスミンの叫び声。

アスミンの泣き叫ぶ声の中、ハー君が階段を下りて脱衣所に来る音がして
”ママ、これ噛んじゃってた!”
任務完了!と言わんばかりに、ぷっちょを差し出して戻って行った。

やっぱりそっちにとっちゃったか。
言葉はきちんと伝えないといけないですね~。
子供、特に男の子には言葉の意味を汲み取らせるのではなく、
言葉の意味をきちんと伝えるようにしないと
結果に結び付かない、肝に命じました。

でもハー君、その後気分を良くしたのか、
いつものように私に尻を叩かれながら事をこなすのではなく
自分でちゃんと全部終えて、先にベッドに入って良い顔して寝ていました。
エライ、エライ、と言ってやりたいけれど
このパターンの時って、トイレに行くの忘れているんだよなぁ。。。
で、翌日、ベッドマットまで洗うケースが多いんだよなぁ。。。
これから対策練ります。

怒るママ

2010-12-05 23:55:27 | 子育て
この1週間、自分でも嫌になるほど子供を怒った気がする。

理由としては、
毎日毎日注意している事が、毎日毎日できない。
例えば、起きたらすぐ着替える、パジャマはたたむ。
ダラダラしないで、時計を見ながら行動する。
学校から帰ってきたら、ランドセルは決まった位置にかける、
その他、生活習慣に関しての当たり前の事。
他にはウソはつかない。などなど。

それができない事にイライラしている所に
私の話を適当に流して、公園に行こうとしたり
暇にまかせてアスミンを執拗に追いかけたりして
家中に叫び声が響き渡ったり…
はー君の事ばかりだけれど、
アスミンも何でも絶叫すれば良いと思って、
自分が仕掛けたケンカでも、ちょっと劣勢になると
”ギャー、キャー”

こんな事の繰り返しで、自分の精神状態もキレやすくなっていたのと重なって
全部嫌になって、ベッドで毛布かぶって不貞寝して、
夕飯を作るのも嫌になっておかずだけ出前にした日も。
母がキレて、応答しなくなると案外2人でどうにかしようと
お兄ちゃんが頑張って、妹もそれに協力しようとして
2人で謝ってきたりする。たまにはこんなのもお互いのためにはありかも。
もちろん、たまにということで。

それにしても、自分がしかめっ面でいる時間が長い事に気付く度に
人間力、母親力のなさをずっしり感じて更に嫌になる。
でも、子供は生き物なのでそんな感情のまま止まっている訳にはいかないからね。。。

はー君がやっている通信講座の保護者向け冊子に
”先輩ママのイライラSTOPテクニック”というのがあった。
・怒りをしずめるためにいったんその場を離れる。トイレにこもっておもむろに漫画を1冊読み切る
・子供が生まれるとき「ただ健康であればいい」と願った事を思い出す
・大声を出してしまったあとすぐ語尾に「だよ~ん」「でちゅ」などの言葉をつける。とりあえず、なごむ
などとあった。

めちゃくちゃ叱って、怒鳴って、泣かせても
3分もすれば見事にケロっと忘れる我が子たち。
特技か、馬鹿かという程。
だからこそ、怒り損と言うか残されたストレスは倍増するわけで、
しつけ方、怒り方、教え方…母親失格…
負のスパイラルに陥りがちだけど、同じような感情もって
何とかしようとしてるんだ、そう思えるだけでちょっと気が楽になる。
自分なりの心のバランスのとり方を見つけ出せると
もう少し上手にいけるんだろうなぁ。