はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

ウルトラマンの魅力

2007-10-31 22:16:23 | つぶやき

私たち病人親子はここ数日、ウルトラマンのDVDに
かなりお世話になった。

ウルトラマンと言っても、セブンもいればタロウ、メビウス、
ティガ・・・かなりの種類がある。
夫と息子は色々なウルトラマンを借りてきたが、
1番楽しめるのは『ウルトラマンタロウ』シリーズ
のような気がする。

最近のものは映像は綺麗だし、ジオラマを駆使した
昔の物とは現実味も迫力も数倍すばらしい。
が、なぜか昔の物の方が見やすい。

見れば見るほどはまるウルトラマン。
映像もだが、何で昔のものは昔の臭いがするのだろう???
と漠然と考えていたら、あることを発見!
言葉遣いが全く違うのだ。

ウルトラマンタロウの、視聴者に向けてのセリフ。
“君はウルトラの星はどんな所かと思うかい?”
きっと、今だったら
“君はウルトラの星はどんな所だと思うかな?”
ではないだろうか。

そして、他にもあらゆる疑問形の語尾に
“やってみたいかい?”
といった感じに『かい』が付いている。

疑問形だけの違いではない。
一つ一つの言葉使いがとっても丁寧だ。
例えば、女性は
“あら?コウタロウさんたらどこに行ったのかしら
およしなさいよ”・・・今ならやめなさいかな?
いけませんよ”・・・今ならダメですよかな?

子供のセリフでは
“早く川原に行こう
“おじさん、見物に行こう

大げさな、いかにも、という演技になると言われれば
それまでだが、今の子供が見ている番組は
上に挙げた語尾が省略されたり、文章が吐き捨て形
だったりで言葉が乱暴に感じるのは気のせいだろうか?

逆に言えば、語尾を変えるだけでこんなに言葉は
丁寧になるんだなぁ、と思う。

ついつい息子や夫に対して荒っぽい言葉を吐いてしまい、
最近は息子の言動が気になるたびに、
自分を反省するのだが、同じDVDを見るのなら、
丁寧な言葉が自然と耳に入るほうが良いなぁと思う。

それと、丁寧な言葉のほうが子供でも聞き取りやすく、
見やすいとも思う。
きっと、人に気持ちを伝えたり言葉を発するときには
丁寧な言葉のほうが伝わりやすいんだろうなぁ。

ウルトラマンによって言葉の大切さを改めて気づかされた
ウルトラマン漬け親子だった。

 



 


やられました・・・

2007-10-29 15:55:06 | つぶやき
夫の看病から始まった風邪との闘い。
夫は残すは咳のみ。しかしながら、生活態度を
改善しようという気持ちが見えないので、
放置。

そして、先週から息子。
インフルエンザではなかったものの、
39度まで熱が出て、痙攣を起こさないために
ほとんどまともな睡眠はとれず。
息子が喜ぶものを作っては食べさせていた。

私の異変は突然やってきた。
金曜の夜に止めようのない鼻水が出始めた。
そして、夜中には1年まえの悪夢再び・・・で
上あごから目玉辺りがものすごく痛くなり、
目がえぐり取られるような感覚。
もちろん、眠れない。急性蓄膿症だったようだ。

息子と2人で別の部屋のシングルベッドにて
寝ていたが、狭いスペースで息子に構う余裕がないほどなので、
夜中に夫に息子を寝室へ移動させてもらい、
その時から風邪との闘いが始まった。

幸い土日は夫が休みで、息子の熱も土曜日には下がったため、
久々に完全ダウンして寝ていた。
熱による悪寒と全身の痛み。
いや~最後にもらう風邪はキツイと言われていたけれど、
久々にそれを実感。

こんな時は夫に多少言いたいことがあっても、
おとなしく甘えるのが正解!
ホットはちみつを作ってくれた。
お茶漬けを作ってくれた。
ナシをむいてくれた。・・・できるんだ!と言いたかったが、
ガマンした。

日曜日、熱が引いてきたが薬で胃をやられて
吐き気に襲われる。
しかし、晴天!
ここ2日たまった洗濯をするのは・・・私だ。
起き上がって、休み休みやる。
時々トイレに駆け込む。

部屋は誇りだらけ・・・掃除は私。
モップにうなだれながら掃除完了。
すぐにベッドに倒れこむ。

息子の朝食も・・・私の仕事か。
こんなときの為に、と作っておいたシチューが
出前や好きなものを息子と食べていた夫には
不要だったようで腐っていた・・・

不幸なことに、夕方、息子の微熱復活。
私は1人隔離させているので、夫に
“解熱剤が切れたときに、夜中に痙攣起こすといけないから
 気をつけてね”
と忠告。
“気をつけるけど、俺、寝ちゃったら痙攣起こってもわからねーよ”
“・・・”
親としてどーなの?!
私だって寝ちゃったら分からないかもしれないけど、
分かるように寝るんじゃん!
親は分からなくっちゃいけないんだよ!
母親と父親は違うのか~!!!!

床に伏すといらぬ事も考える。
“私、もしつわりになったら、こういう状態が続くんだけど、
 その時は実家に帰っていいかな?”
“朝は俺が幼稚園に送って、夕飯は外で食べてくればいいんだろ?”
忘れちゃったかもしれないけど、つわりの時はご飯も作れない。
息子のご飯はどうすんのよ!
生活の中はそれだけじゃないのよ!
聞かなきゃ良かった・・・

そんなこんなで、今日は息子の微熱は続き、吐き気を抑えながら病院へ。
微熱はあるものの元気な息子は、公園に行きたいと大騒ぎ。
買い物やお金の引き出しなど、今日中にしなくてはならないことを
済ませて帰宅する途中、また息子が公園に行くと大騒ぎ。
とうとう言ってしまった。
“ふざけたこと言ってると、ぶっ飛ばすぞ!
 ママ具合悪いって言ってんじゃん”

息子も本当は分かっている。ママが大変だって。
夜中に目を覚ましたときに、いつもなら無意識に“ママ~”と
呼ぶのに、夕べは“パパ~”と呼んだ。
寝ぼけているはずなのに・・・

早く元気な家族に戻りたい。
皆さんも風邪、インフルエンザにご注意くださいな。
ちなみに本日も幼稚園はインフルエンザ多数のため
休園でした。



休園

2007-10-26 13:07:01 | つぶやき

とうとう、幼稚園が休園になった。
風邪、インフルエンザ、溶連菌・・・の流行により欠席者が増えたため。

息子は昨日は回復に向かったかと思っていたが、
今朝から39度台の熱に苦しんでいる。
一度は胸が痛いと大泣きして、病院へ行こうとしたら、
本人が治まったというので今は様子をみている。

何のウィルスと闘っているのだろうか?
自分が風邪をひいた時は、どんな症状でも、
“今回の風邪は○○な風邪だなぁ”
と、ひたすら治ることを祈って薬を飲んでいるが
子供の風邪が病原がハッキリしなかったり
なかなか回復に向かわないと、
“新種のウィルスで医者でも本当はわかっていないんじゃないの?”
などと思ってしまう。

熱が出ているということは、体の中でウィルスと闘っているということ。
頑張ってくれるように、見守るしかない。

その息子の傍らで、ボクシングの亀田興毅選手の『やり直し謝罪会見』の
話題がテレビから流れている。
ボクシング界のしきたりとかはよく分からないが、一主婦の意見としては、
ボクシング協会の恥だな、って思う。
亀田家が恥なのではなくて、散々、話題集めに使ってきたくせに
結果的にボクシング協会の体裁が悪くなって、ここまで吊るし上げられる
存在を作ってしまっている協会が恥らうべきだな、と思う。

本当にボクシングのイメージを悪くしたくなかったら、
もっと前に一喝入れているはずではないだろうか。
ホリエモンの時と一緒だ。

可哀想なのは大毅選手。
きっと小さい頃から、父親、兄、ボクシング、それを取り巻く人々を
信じて、自分はこのスタイルでいいんだ!と確信を持って進んできたはず。
でも、未熟さゆえに今回のような結果が出た時に
全てが背中を向け、大人達は自分の身を守るために動き回る。
負けたことより、大人の寝返りを見たことが大きな挫折感ではないかと思う。

彼らほど大それた話ではないが、昔私が味わった大きな挫折の1つに
『大人の都合に巻き込まれた』というのがあった。
自分は純粋にバレーボールが好きで、次のステップでも
全国大会を目指したかった。
それを周りの人も応援してくれるものと信じていた。

でも、実際、進学先を決定しようとすると協会の派閥、
先生同士の上下関係、地域レベル向上を掲げる協会員・・・
あちこちから聞こえてくる声は、私の意志を無視したものばかりだった。
周囲に支えられて自分があると思っていたのに、
実はコマでしかなかった事に気づいたときのショックは
今でも忘れない。

でも、おかげで
『多くの人に助けられて生きているのだけれど、一生後悔しないために
 最終決定は自分自身が悩んで考えて、その時の最善の選択をする。』
という事を学んだ。

話の規模は全然違うけれど、大毅選手は何とかここを自分自身で乗り越えて
頑張っていって欲しいと思う。
きっとそれが、今後の人生の大きなキーポイントになるだろうから。

ソファーで熱と闘っている息子にも、いつか挫折を経験する時が
やってくるだろう。
その時に、自分が経験した時と同じように、亀田家と同じように
『自分は1人ではない』と家族の愛情を感じられるような
家族にしていきたいなぁ。

 


 

 

 

 

 

 

 


きたきた・・・

2007-10-25 11:53:43 | つぶやき
夕べ、このタイトルでブログを書き始めた。

インフルエンザが出始めたぞ!
風邪の流行が本格的になってきたぞ!

と書きたかった・・・そこに
“ママ~”
と寝たはずの息子の呼び声。
寝室へ行ってみると、うつろな目の息子が待っていた。
何となく熱い気がして検温してみると
37.7度。
正直、まず思ったのは
“あ~あ
である。先日、熱性けいれんを再発させた際に、
医師から
“ちょっと心配なので、今後はかなり熱には慎重に対応して
 次は起きないようにしてください”
と言われてる。

前回、医師や薬剤師に聞いた話や、手元にある説明書を
一気に頭の中で整理して、けいれん止めを投入。

夜中は熱が下がる様子もなく、珍しく息子も寝付けずにいた。
けいれんが起きたときのことも考えて、私もメガネをかけて
横に添い寝。
夫&息子の風邪をもらったら大変!とマスクも着用。

息子が聞いてきた。
“ママはどうして白いのやるの?”
“ママに風邪がうつったら、誰もご飯作ってくれないよ。
 ハル君もパパも困っちゃうでしょ”
そうだ、そうだ、夫の看病はしても、こちらが辛いときには
手を差し伸べてはもらえないのが、世の中の主婦。
母は強くなるっつーの。

息子は検査の結果、インフルエンザではなかった。
しかし、幼稚園は息子のクラスは18人中7人欠席。
隣のクラスは21人中、出席者が6人。
全学年にインフルエンザ発症者が出たようだ
お昼のニュースでは埼玉で小学校がインフルエンザで
学年閉鎖になったとか。

去年は11月に水疱瘡から始まり、風邪→ロタウィルス→気管支炎と
2月くらいまで病気の連続。
外出は出来ないし、赤ちゃんがいた実家からは強制送還されたことも
あったほど。病気の息子もそれに付き添う母親もしんどかった。

今年は10月だと言うのに、すでにこの調子。
母親としては恥ずかしい思いかもしれないが、
やだなぁ・・・が1番の思い。
子供の看病って、眠れないし、吐かれればベッドとか掃除が大変だし、
具合が悪くて寝てくれていれば楽だけど、
熱はあっても遊びたがるのがほとんどで、
相手するのも大変で、ちょっと離れれば愚図るし・・・
でも、その横で夫はいつもと変わらぬ生活で
結果報告を受けるのみで、看病は母親の仕事だと
勝手に決めている。

あ~どうか、今年の冬は穏やかに過ごせますように。
今、免疫を付けて今後の風邪は受け付けない体に
なってくれますように!




思想の違い

2007-10-23 23:54:45 | つぶやき
外国人の友人と話していたら、彼女が
“そうそう、昨日びっくりしたんだけど・・・”
と話し始めた。

“日本人て相談をしても答えを求めてはいないんだってね。
 友人に『悩みに答えられなかった』と話したら、
 『答えなくても良いんだよ。答えを求めてはいなくて
 その人はただ聞いて欲しいだけだから』って言われたの。
 信じられなかったんだけど!”

日本人の私はその彼女の驚きにビックリ!
だって、よく
“相談にのれるかどうかはわからないけれど、
 話せばスッキリするだろうから、話だけなら
 いつでも聞くよ”
そんなセリフを、慰めや励ましの一環として
大切な友達に言っているし、そう言葉をかけてもらう。

彼女いわく、
“その答えを全てとする訳ではなく、参考として
 聞いているのに、どうして答えを出してくれない人に
 話をしなくてはならないの?
 そんなの時間の無駄でしょ?!”
ま~考えようによっては、それも一理ある。

良くも悪くも日本人の持つ『曖昧』な一例なのかも。

日本に来た留学生の悩みの1つに
“日本人と深い友情をもつことが難しい”
というのがあるそうだ。
理由は、こちらはストレートに気持ちを伝えても、
帰ってくる答えはハッキリしていないので
相手の気持ちが分かりずらくて、深入りできないらしい。

当たり前だけど、国民性はあるんだなぁ。

身近なもので言えば、血液型でも物事の捉え方は
バラバラだもの。
(大学の心理学の先生は血液と性格は関係ない!と
 怒っていたが)

私は世間で煙たがれるB型。
きめ細かさはないし、悩みの解決法は睡眠、あんまり他の人が
気にならない。これをgoing my wayと言われるのだろう。
こちらは他のことが気にならなくても、こういう性格が
いやな人たち(他の血液型)はいるんだろうなぁ、
と時々思う。

国や血液などなど色々な違いの中で生き抜くためのポイントは
多くの人に会って、いろいろな人がいることを知って
引き出しを多く持つことなんだろうなぁ、
久々に新しい引き出しを作ってもらった気がした。




 

芋ほり遠足

2007-10-22 19:54:10 | 子育て
今日は子供たちが楽しみにしていた『芋ほり遠足』。

『芋ほり遠足』に備えて焼きいもの歌を教えてもらったり、
いもの体操を教えてもらったり、ジェスチャーのみの
芋ほり予行練習をしたり・・・
運動会が終わってから、今日この日に焦点を合わせてきた。

息子は『芋ほり』=『畑遊び』だという意識が強く、
朝も自分で食事を済ませ、おもちゃもさっさと片付けて
行く気満々。
長野のじじの畑で野菜を採ったり、虫を見つけたり、泥遊びを
したり・・・という経験から、
“今日も畑で遊べる!”
と思ったのだろう。運動会などのように全体像が掴めずに
参加するのとはちょっと違う感じだった。

今回の遠足は親はついていかない。
近所にある幼稚園のいくつかは、子供だけでの遠足は
年中以上からの所が多い。
確かに先生だけでは手に負えないので、
今回の遠足はクラスの役員のママ達も助っ人として参加。

初めての子供だけでの外出。
ママたちは沿道でバスのお見送り。
今年はいなかったが、この初めての子供だけのお出かけで
不安になって泣き出す子がいるらしい。

思いのほか、ママたちがソワソワしていて面白かった。
席順が気になるママ、遠足での様子が気になって
役員にメールをして中間報告を受けるママ。
お迎えに行くと、掘ってきた芋を取り入れたメニューを
あちこちで耳にした。

ヤバイ・・・私は親として失格かも。
芋ほり遠足が楽しみだね!というモチベーションを高めることは
していたが、『初めての体験』を軽く受け取り、
持ち帰ってくる芋のことなんて、な~んにも頭になかった。
やっぱり、多くのママに囲まれるのは良い刺激だと
改めて実感しながら、母親としての自覚のなさを反省。

息子は案の定、泥だらけで帰ってきた。
自転車から降ろすために抱きかかえるのも嫌なほど。
そして、芋も沢山持って帰ってきた。
いつも通り、大量入手のものはお隣さんにおすそ分けして
取り急ぎ、サツマイモのシチューとサツマイモとりんごの
パウンドケーキを作って、
“ハー君が掘ってきてくれたお芋のおかげでこんなに美味しいのが
 できました!ありがとう!”
と言って、食事。息子もとっても満足気だった。

バスに乗って芋を掘って、お弁当食べて手土産持って
家に帰ってくる。
だんだん親から離れていくようになってきた。

最近、本当にいろいろな所で子供が親離れをしようとしているのを
感じる。(そうは言っても、3歳だし、大げさなものではない)

ちょっと持ち運びが難しいものを運ぶときに、
“よそ見しないでちゃんと持って、こぼさないようにね!”
と後ろから注意すると
“分かってるって。”
“分かってるってじゃないでしょ?!ちゃんと持たないとこぼれるから
 言っているんじゃない”
“だから分かっているって。もう言わないで”
3歳の息子を目の前にして、中学生くらいの男の子に言われた気分。

危なっかしい所で体に手を添えると
“つかまらないで!自分でいけるから”

腕枕や抱っこを嫌がる。

いつまでも今のままでいられないのは分かっているけれど、
自分の腕の外で成長をしていくのを感じるのは、
母としてちょっと寂しい気がする。




夫のしつけ

2007-10-20 23:50:32 | つぶやき
子供のしつけと共に時々頭を悩ますのは『夫のしつけ』

久しぶりに自転車で外出。
夫が子供用シートのついた方に乗り、私が折りたたみ自転車。
帰りに息子と夫はガチャガチャをやって帰るということで
道を別れた。
が、なんとなく気になって経路を変えて私も後から追ってみた。

すると、前方に見覚えのある自転車・・・そして、後方シートには
息子が乗ったままで夫の姿がない。
目白通りのコンビニの入り口、人通りが多い。
誰かにちょっと押されただけで転倒することは容易に推測できる。
このヤロー!!!!
なぜ、それが危険だと分からないのだろう?

息子が1歳頃だろうか。
外出していて帰宅が遅くなり、ラーメンでも食べて帰ろうか、
と言うことになったが、息子はぐっすり寝てしまっている。
“車を店の前にとめれば、車の中に寝かせておいても大丈夫だよね”
と言った私に夫の返答は
“もし、止まっている車に他の車が突っ込んできたりしたら
 どうするんだ?!”
結局何も食べずに帰ったことがある。
同様の状況で寝ている息子を抱いて店に入ったこともある。

そんな夫が、自転車に乗せっぱなしでコンビニに入るとは
思考回路がイマイチ理解不能だ。

夕食を食べる時に、せっかくテレビを消したのにイスに座るや
いなや、テレビを付ける。
ある時はDVDを見ながら食べようとした息子に
“食べてから見なさい”
と言って、バラエティ番組にチャンネルを合わせた。
ひぇ~である。

動く歩道では手すりに座らせる。
階段は最後の5段くらいはジャンプさせる。
水族館で『登らないでください』と書いてある所に
平気で立たせて魚を見せる。

“ご飯はお茶碗がピッカピカになるように最後のご飯粒まで
 食べようね”
と教えているのに、毎日夫は10粒くらい付いたまま箸をおく。

挙げていけばキリがないが、子供と同じようにしつけていかなくては
ならないのは参る。

幼稚園で配られたチラシの1つに、
“子供は親の願うようには育たない。親の育てたように育つのです。”
とあった。
父親も育てなくてはならないのか?
私が正しい母親であるとは言えないが、根本的な所が息子と同じレベルの
夫はしつけが必要だ。

でも大人をしつけるのって難しい・・・
3歳の子供だって、新しいことはしつけやすいけど、今まで植えつけた
概念を修正するのは難しいもの。
ましてやその10倍以上の年月を重ねて培った概念を
修正していくのは本当に難しい。

マニュアル本も読むタイプじゃないし、公演も行かないし・・・
私の注意はうざがるし・・・
いい解決方法はないものだろうか。

ま~あとは息子には私がよ~く教えて、息子が夫を注意するのが
1番効くかな。
悪いことを教えられないようにだけ見張っておこう!
それが1番の解決法のように思えてきた。



秋飾り

2007-10-18 23:55:03 | つぶやき
息子の幼稚園はキリスト教。
月に1度母親を対象にお料理や手芸などをしながら
聖書に触れて、他のお母さんたちとの交流をもつ、
という企画が行われている。

昨日初めて参加してみた。
昨日は『秋飾り』を作る会。
枝や木の実などを使って自由に創作できる。
私は壁飾りを製作した。
どんぐりをボンドで枝に止めながら
“はーくんもいつもこの位ワクワクしてどんぐりとか
 拾ってきているんだよなぁ・・・”
と毎日ポケットやカバンから出てくる木の実を
見つからないように処分している自分を
反省。

たかが木の実、されど木の実、楽しんであげないと・・・
この飾りは息子が喜んでくれることをイメージして
作ってみた。

製作が終わると、聖書を開いて説教を聞いた後に
ティータイム。
『忙しくても、ちょっと手を止めてそこにいる人の為に奉仕する』
といった感じの聖書に合わせて、協会の方が
“最近、子供と一緒にいて楽しかったことを教えてください”
と参加者に質問。

一緒にいて楽しかった?!ってどんな時だっけ???
正直、けっこう真剣に考えないと出てこなかった。

私が最近楽しいと思ったのは・・・
餃子作りなど料理をお手伝いしてもらうことで
息子のお昼寝も回避して、お互い良い気持ちで
過ごせたこと、かな。

別に息子といるのがつまらないのではない。
毎日笑いをもらっているのだけれど、
取り立てて上記にあることくらいなのは
余裕のない子育てをしている証拠だなぁと思う。

他の人の話は参考になる。
・朝早起きをして、朝食前に外でひと遊びする時間を設けている。
・旦那がいない時に、子供とベランダにレジャーシートをひいて
 そこでご飯を食べた
など。

余裕がないと子供とも楽しめないのは皆同じようで、
早起きをポイントにあげている人が何人かいた。

やっぱりいろいろな人の話を聞くと参考になる。
たまにいつもと違った集団に参加してみるのも良いものだ。
自分の気づかない視点を発見できる。
次回はクッキー作りらしい。
また参加してみようかと思う。

いも袋

2007-10-16 23:51:43 | 子育て
今月22日に『芋ほり遠足』がある。
子供と先生、役員の保護者で埼玉へ芋掘りに行く。

それに向けて、掘った芋を持ち帰るための『いも袋』を
明日までに幼稚園に持って行かなければならない。

サイズの指定があり、その大きさの巾着を作ればいいだけ
なのだが、通園グッズを妹の友人ウニさんに頼んでしまったので、
巾着を作ったのは何年ぶりだろうか?
たかが巾着だけれど、いざ作ろうとすると
すっかり縫う手順を忘れていて、
頭を使ったつもりがその部分は最後に縫ったほうが
良かったり・・・という感じで、ずいぶん時間がかかってしまった。

そう、我が家はミシンがないので手縫い。
だからこそ時間が不必要にかかるのだ。

でも、実は手芸が結構好きな私は手縫いの感じが好きだ。
巾着を作りながら思い出したのは、
小学校の頃、竹の30センチものさしを配布され、
そのカバーを作ってもらう指示が学校からあった。
持って行かなくてはいけない日の朝、
母が手渡してくれたのは赤いフェルトで作ったカバー。
女の子の絵が刺繍してあった。
ワッペンとかではなくて、顔も、目も、髪も、服も
フェルトや余り布などを使って作ってくれた刺繍。
“寝る前には全然できていなかったのに、夜中に
 作ってくれたんだ!”
すっごく嬉しかったのを覚えている。

今思えば、仕事もして帰宅後には7人家族の
ご飯を作って、洗濯もして、その後のひと仕事。
ほぼ徹夜だったに違いない。

それに比べれば、本当に楽ちんな生活をしている私。
もっと色々できるパワーを使い切っていないんだろうなぁ。
というより、母がすごかったんだなぁ。

ミシンのない私の針仕事は、母が大切に保管してくれていた
私が小学校の頃、教材として購入した裁縫箱によって
成し遂げられた。

学校の勉強って、為になるような、ならないような、
なんて思うことが多かったけれど、
母になってこんなに役に立つのだから、
やっぱり人として生きていくための知識を学んでいるのだなぁ、
と30歳を過ぎて思い知った。

小学生だった私は母にご飯を作ってもらったり、
ものさし入れなどを作ってもらい、
その私が今、母になり、小学生の頃の知識を母として生かす。
そして、これから息子たちはまた同じように色々人生の教養を
身に着けていく。

なんだか、“生きる”ってこういうことかなぁ、と
子育てをしていると思う機会が時々ある。

息子の成長

2007-10-15 23:58:15 | 子育て
ただいま息子は3歳7ヶ月。
春からの幼稚園生活の影響は大きく、
本当に色々な成長を感じる今日この頃。

今、夫は風邪ひき真っ只中。
熱も日に日に上がるので、隔離状態。
そんな夫が夜、仕事に行った。
息“パパは車で行ったの?”
私“そうなの。お熱があるんだから電車で行けばいいのにね”
息“電車で行けばいいのに。そうすれば座って寝ていけるのに、ね。”

お~、イメージを膨らませて考えるようになったなぁ。
以前なら私の意見のオウム返しだった。

私“ちょっとこれ(タオル)もっていて”
息“いいよ”
色々なお願いができるようになってきた。
息“あっ、タオルがどっかにいっちゃった”
私“え~、なくさないでよ
息“うっそだよ~ん”

嘘や冗談を言って相手をドキッとさせて、
『うっそだよ~ん』と決め台詞を言うのがマイブーム。


洗濯物をたたんで、クリアケース仕舞おうとすると・・・
今までは3つ折で収まっていたジーンズが、
最近はきだした新しいジーンズは4つ折じゃないと入らない
子供は夏に成長する、と根拠があるのかないのか分からない
話をよく聞くが、まさに夏に大きくなったんだなぁ、
と思う。

ハイハイを始めたころから、ずーっと
“今が1番カワイイなぁ。このままでいてくれたら
 カワイイままなのに”
なんて常に思っていて、
“あの頃が1番可愛かったわ”
ということがない。いつ、その感情の逆転がやってくるのだろうか?
できればそんな日は来ないで欲しい。

とにかく大きくなりたい息子に
“ママは小さいハー君が好きだから、もう大きくならなくていいよ”
と言うと、
“うん、いいよ”
なんて言ってくれるけれど、本人もビックリするくらい
速いスピードで成長しているんだろうなぁ。

腕の中で収めておきたい・・・親のエゴですなぁ