はるのしん

女、妻、鬼嫁、ママのつれづれ日記

主婦勉強中

2006-11-29 23:10:46 | つぶやき
現在私は32歳。
豊島区では20歳以上の偶数歳の女性を対象に無料で子宮ガン検診を実施している。
期限は11月30日。周囲で30歳を過ぎて子宮や卵巣に何らかの異変が起きている人が
多いので、せっかくなので受ける事にした。

子供がいると病院に行くにももちろん子連れ。
親の心配など全く気にしない子供は、そこが病院であろうとトイレであろうと
あちこち触ったり、座ったりしようとする。

今回はリュウ君ママが息子を預かってくれる事に。
というか、半ば強引にお願いしたのだが…。
受診は夕方だったので、そんな流れに乗って夕食をご馳走になることになった。

“有り合わせでゴメン”
と言いながら、美味しい手作りコロッケを作ってくれた。
この短時間で、手作りコロッケか…素敵
私が手作りコロッケを作ったのは2年くらい前が最後だった気がする
夫に誉められるかとワクワクしてその言葉を待っていたのに
“あんまり美味くない”
時間をかけて作ったのに…それ以来、我が家のメニューには上らなくなった。
そんなコロッケが、ササッとしかも美味しく出てくるなんてスゴイなぁ。

考えてみると、私はあちこちの家でご飯をいただいている。
ざっと数えてもママ友達の家で10軒はおじゃましている。
皆お料理も上手だし、なによりも息子と2人だけで食べるより楽しいし美味しい

私は家族からお墨付きをもらえるほどの家事オンチ。
父が私の作った料理の不味さに対し、母に“お前がしっかり教えないから・・・”と
言い、うちの夫が可哀想だともらした事があるほど。
その辺は自分でも認めるが、恐れ多くもそれでも友人を家に呼んでワイワイ食事
している。

せっかく夫が不在の食事が多いのだし、幸い同じように母子のみの食事の友人が多いので
これからも沢山ご飯をご馳走になったり、我が家に招こうと思う。
案外、これがその家庭ごとのアイデアや新メニューの習得に繋がる事も多い。
こうやって私は皆に主婦度を上げてもらっている。



タイからの友人

2006-11-28 23:58:10 | つぶやき
春からタイで暮らしている友人が、一時帰国していて遊びに来た。

彼女もブログをつけていて、彼女のタイでの生活振りはよく知っているので、
久しぶりに会った感覚はなかった。

ブログではタイでの生活を謳歌している様子が読み取れて、海外生活、刺激的な毎日…
いつも“いいなぁ”と羨ましく思っていた。
でも、今日ゆっくりたっぷり話をしてブログだけでは分からないタイでの生活ぶりを聞いて
“羨ましい一面を持っていても、それはこちらから見える一面であって、やっぱり色々な
 側面が存在するんだなぁ…”
と感じた。だから、他の人の生活を羨んで自分の生活をつまらないもとの思うより、
今の生活をいかに過ごして行くか、という事が大切なんだなぁと思った。
子育てというスローライフの中にいると、とかく刺激的な生活に憧れや羨みの思いが募る。
バリバリ仕事をしている人や、金銭的にも精神的にも余裕のある生活をしている人とか…
自分にはない一面ばかりを見ては焦りを感じたり、自分と比較したり。
今日は大切な気持ちをリセットしてもらった。

彼女と出会ってから10年。
お互いがそれぞれのこの10年をよ~く知っている。
感情に走った若かりし頃、仕事に打ち込む真面目な顔、結婚式での幸せの瞬間、
異国の地でお互い子育てに励む今。
これから10年先、20年先もお互い笑顔で語り合える存在。
やっぱり友達って良いなぁとしみじみ感じた1日だった。




バランスとり

2006-11-27 23:52:49 | つぶやき
人は性格も食べ物の好みもバラバラで当たり前。
だから集団になった時にバランスが取れる事もある。

そんな事をよく感じていたのは、実家での食事の時間。
ピーマン料理が出ても、私は食べられなくても妹は大好き。→ピーマンは残らない
肉の脂の部分は苦手なので残すと、祖父は
“肉は脂が1番おいしい”
と言っている人だったので、残した脂を食べてくれる。→脂が残らない
母はサケの皮が好物。
私は魚の皮は苦手で、残すと母が嬉しそうに食べる。→骨以外きれいに食べ尽くす
こんなたわいもない光景を目にする度に
“バランス取れてるな”
と思っていた。

夫と息子と新しい家族を作り、肉好きの夫は私が食べきれない肉を残さず食べてくれる。
しかし、魚の皮は2人とも好んで食べる方ではなかったので、
“我が家では皮は残飯行きか。”
とちょっともったいないような気持ちもありながら捨てていた。
しかし、現れました。バランスを取る男が。
“それ食べたい!”
と息子が指差す先にはサケの皮。
“食べられるの?”
と聞くと、大きくうなづいて“うん”と言う。
まー、いつもの『言ってみただけ』的なものだと思ったら、もっともっとと
きれいに皮を食べ尽くした。
“コイツだったか…”
とってもくだらない事なのだが、これで我が家の食バランスの1つが整った気分。
家族の形が少し進歩したように感じるのは、あまりに単純過ぎるのかなぁ





成長日記

2006-11-25 22:26:52 | 子育て
体調を崩したこの機会にじっくり息子を見ていて、面白いなぁと思った成長がいくつかあった。

☆歌を歌うようになった《最近のお気に入りフレーズBEST3》
 ①ジングルベ~ル ジングルベ~ル
 ②ハッピバースデー トゥーユー ふ~(ロウソクを消すマネ)
 ③まいごのまいごのおじいちゃん あなたのおうちは ないですよ~(教えた訳では
  ありません)
☆抱っこされたり、一緒に添い寝したりして顔が近づいた相手の頬を撫でながら
 “カワイイね~”という。
 更に、相手が喜ぶ事も分かっている。
 “アキ(私の妹)に『カワイイね』言うと、『ありがとう』って言うんだよ”
 その反応がわかっていながら、真顔で顔を直視して“カワイイね~”という姿を
 見ていると、将来が垣間見えて恐ろしい
☆今まで、ケガや病気の症状を本人に確認しても、ケガでの痛みは報告できても
 “頭が痛い”とか“おなかが痛い”という表現が出来なかった。
 今回、自ら状態を申告するようになった。
 気持ちが悪くて吐きそうなときは、“ママ!”と呼んで、とりあえず吐くのを我慢する。
 歯に野菜の繊維が挟まって、取ろうとして吐き気を催している時、私が焦って受け皿を
 差し出して“大丈夫?”と聞くと、“ゲーじゃなくて、何か取ろうとしただけだから
 大丈夫”と答えた。
 私のあたふたさと真逆の冷静な答えに驚いた。
 更に、おなかが下る前に“おなか痛い”と訴える事も。

 だんだんこちらの憶測で動かなくても、本人による意思表示で対応できるように
 なってきて、成長したなぁと感心。

 と思っていたら…
 “腰が痛い”
 と息子。えっ?腰???
 “腰ってどこ?”
 と聞いてみると…
 “分からない
 まだまだ信用の出来ぬ2歳児だった。
 
こんな裏切りのある成長だったら大歓迎。
いつまでもこんな可愛さを持ちつづけて欲しいものだ。


その後…

2006-11-23 20:39:27 | 子育て
皆さんにご心配戴きましたが、息子はみるみる回復。
今回のロタの被害者は今のところ実家の父のみ。
あかちゃん&老人のいる実家では過剰なほどの殺菌大作戦が繰り広げられ、
感染拡大を防いでいるところ。

ロタの症状は出ないものの、私の体調は下降気味で反比例する息子の相手を
家事の合間にしながら休息を取ろうと必死です。

でも、外出する事が多い私達親子は1対1で1日の過ごし方をじっくり考えるのは
久しぶりかも。
1人遊びを始めたら邪魔をせず、自分の世界を大切にしてあげる。
集中力が続かないので、遊びを次々に変えて家にいることに飽きさせない。
プラレールで電車遊び→積み木遊び→ブロックで組み立て遊び→お絵描き
→簡単な知育ドリル→うたの絵本を見ながらうたを歌う→DVDでアニメ鑑賞
→絵本の読み聞かせ…

1つ終わったらお片づけをしたりして1日こんな感じで過ごして行く。
歌が歌えるようになったなぁ、とか色の名前が言えるようになったなぁ、とか
意外とドリルも好きなんだなぁ、とか改めての発見がある。

食事中にふりかけをこぼしてしまった息子が
“ごめんね”
と言ったことに
“今度は上手にやろうね”
と答えたら
“ごめんねって言ったんだよ”
と一言。DVDで“ゴメンネって言われたら、いーよって言うんだよ”と
キャラクターが言っていたのだ。
慌てて、
“ちゃんと謝ってくれたんだよね、いいよ”
と言い直したら、満足そうにうなづいた。

ゆっくり静養できないのは辛いけれど、こんな時だからこそ息子にべっとりする
いい機会になったと思って、息子が眠くなるのを待つ母である。
現在20時30分。お昼ねなし。
昨日も一昨日もお昼寝をしても21時にはベッドに向かったのに…誤算である。


無念です

2006-11-21 23:25:41 | つぶやき
本日、実家より戻りました。
当初26日までの帰省予定で、服などもどっさり送ってあったのに…

現在、実家には両親、妹2名、生後1ヶ月の甥っ子、尾てい骨を骨折してほとんど歩けない
祖母がいる。
そこへ風邪をひきかけた私と息子が合流。
従兄弟の結婚式がメインだったのだが、せっかくだからゆっくり滞在を!と1週間以上の
滞在予定を組んでいた。
しかし…新生児と年寄りに病原菌は禁物。
“悪化したら帰るから
とは言いながらも、にぎやかな実家に私も息子もとどまりたくて、
病院で薬をもらって、基本的に使う部屋を隔離して過ごしていた。
しかし…2人とも症状が進み、とうとう息子の看病でほとんど眠れない状態に
そうこうしていると、どうしても眠くて寝坊→早朝からのお手伝いに出遅れる→
母激怒

それもそのはず、両親は共働きで赤ちゃん、ほとんど動けないケガ人を抱え
主婦見習いの妹がお出かけ中…の中、のこのこやって来た2人が風邪でゴロゴロして
手間を増やしながら、菌を運んできているのである。
たっぷりねっちりお灸をすえられて当たり前か…

と、居場所がなくなってきたところで回復したかのように見えていた息子が
突然ロタウィルスを発病
ロタウィルスといえば去年もかかって、家族中に蔓延する嘔吐下痢。
今朝息子はいきなり吐いたと思ったら、水を飲んでも吐くようになって病院へ。
ということは、息子のウ○チや汚物の処理をする私も発症は時間の問題か

こうなると強制送還、いや自主帰還。
という訳で、今夜熱はあるものの吐き気と下痢が落ちついた息子を新幹線に乗せて
我が家に戻ってきた。
こういう時に限って夫は不在。いつもは“いいよ!”と断っても迎えに来るのに…

今更ながらだが、今回の帰省は実家で少しでもお手伝いが出来れば…と思っていただけに
風邪真っ只中で
“役に立たない者は帰れ!”
の一言で、何も手伝わせてもらえずに帰還するのは大会直前で体調不良でメンバーから
外されたスポーツ選手のような気分。
自分が悪いのは分かっている。でも、何も出来なかった無念さ。
ただの賑やかしでしかない自分。あ~長女とは名ばかりの寅さんだ。
そういえば寅さんはたまに帰ってきて一瞬歓迎されるけど、冷静で常識のある
おいちゃん、おばちゃんからは煙たがられたよなぁ。。。
良く分からない哲学を妹のサクラやミツオ(サクラの息子)に語って呆れられたり。
寅さんが帰省するのは映画的には盛りあがるけど、何か家族の為になっていたっけ?
寅さんの映画は大好きなんだけどなぁ。

家族のみなさん、
次回の帰省では少しでも存在価値を見出せるように、頑張ります!
でも期待はしないでください。そのハードルの高さに負ける恐れがありますので…



男の涙

2006-11-16 23:50:05 | 夫婦
本日もDr.コトー泣きました。
タケトシの男の涙…ぐっときます。

うちの夫はいったいいつ泣くのだろうか?
付き合い始めてから4年経つのだが、1度も泣いたところを見たことがない。
私がヒクヒク泣いている映画を一緒に見ても、ドラマを見ても、ドキュメンタリーを
見ても、おじさんが亡くなった時も、全く泣かない。

先日、ママ仲間に聞いてみた。
“ご主人の泣いたところを見たことがありますか?”
その場にいた3人のうち2人は見たことがあるという。
どんな時かと参考までに聞いてみると…
2人とも結婚後、(1人は産後)相手に対してたまっていた思いをぶちまけた時
だという
“そんな風に思っているとは知らなかった…”
という反応での涙とのことだ。
同じ話を他でも聞いたことがある。
それほど妻たちは凶器ともなるストレスを抱えている証拠なのか…

しかし、我が家も負けずに結構キツイ言葉を浴びせているのになぁ。
なかなか手ごわい。

父もまた昔から涙を見せないタイプだった。
しかし、娘達の上京、祖父の他界、娘達の結婚…と涙を見る機会が増えてきた。
先日も3姉妹の末っ子が婚約者と今後についての挨拶をおこなった際に、
涙を流していた。
大量な涙ではなかったので娘達の中では審議が行われたが、実はその時に姉達によって
仕込まれていた隠しカメラで、話の最後にそっとメガネを上げて目頭を押さえる
父の姿が確認された。

我が家の夫の目に“男の涙”を見るのはいつになるのだろうか?
悲しい涙は見たくないが、その瞬間を見逃さない為にこれからも夫観察を
続けていこうと思う。

生きる意味

2006-11-15 23:52:11 | つぶやき
夕べは友人2人が鍋を囲みにやって来た。
そのうちの1人が、ふと
“最近、生きる意味があるのかな?って考えちゃうんだよね”
と言った。彼女はどちらかと言うと自由奔放に生きているタイプで、
今も独身生活を楽しんでいる。(少なくても周りからはそう見える)
そんな一言が出てくることは今までになかった。
特に失恋をしたわけでも、リストラされたわけでもない。
冗談半分にもとれた言葉を、帰り際に再びもらした。
考えた末に私が言えたのは
“生きているだけで意味があるんじゃない?少なくとも、ご両親はあなたが
生きているだけで嬉しいんじゃないかな。”
完全に子育て中の母の視点。すると
“そうだよね。お母さんにも聞いてみたら同じことを言われた。でも、それだけか?
って思っちゃった”
結構心が病んでいるのかも…

最近、毎日自殺のニュースが入ってくる。
特にいじめを苦にした子供の話題は耳にしない日がないくらい。
私は親になって自分の生きる意味、生きる場所を手に入れたように思う。
でも、守るものもなく、どんな自分の将来が待っているのかさえ不安に思っている
子供に“生きる意味”ってどうやって教えたら良いのだろう。
30年の人生を経験してきた友人にはどんな声が掛けられるのだろう…

今このブログを書きながら思った。
“私にとっても大切な存在だよ”
と伝える事も必要だったなぁ、と。自分に対する愛情を感じる事で、人は生きる意味を
見出せることもあるのではないかと。

その他にはどんなきっかけがあるだろう?
・自分が必要とされていると感じる
・どうしてもやり遂げたい目標がある
・守りたいものがある
これらは『生きがい』とか『やりがい』というものなのか。
きっと何がその人を支えるかは一概には言えないだろう。
自分の子供だって、親だから何でも分かってあげられるようでいて実は分からないかも。
だから、息子に『愛情』『生きがい』『やりがい』を感じられる生き方ができるように
演出してあげたいなぁ、と思う。

ちょっとお疲れ気味の友人とはまた鍋でも囲み、語り合って大笑いしたいなぁと思う。
次回は豆乳鍋にしよう!(ちなみに今回は水炊き。ポン酢、ごま味噌ダレ大好評)



わたしがあなたを選びました

2006-11-13 23:54:16 | 生き方
先日のブログ『守るべき存在に出会って』にひまわり1号さんが寄せてくれたコメント内で
紹介してくれた本『わたしがあなたを選びました』(鮫島浩二・主婦の友社)を
さっそく借りる事が出来て読んでみた。

産婦人科医がお産の現場での経験を生かして書き下ろしたメッセージで、
優しい言葉なのに驚くほど現実にピッタリと寄り添った内容は
すでに親になっている人はもちろん、これから親になる人達にも
心に響くものだと思う。

世の中には沢山の“素敵な言葉”がある。
本を沢山読んだりすれば、自然と“良い言葉”をインプットして引用する事は
いくらでも可能だ。
でも、言葉は相手に気持ちを伝える手段。
本当に相手の心に響くのは、綺麗な言葉よりもたどたどしくてもその言葉の
根底に揺るぎ無い実体験が生きているものである、と私は思う。

時に言葉は人を励まし、またある時には傷つける。
“きれい事”が苦痛を与える事もある。
だから、言葉を掛ける時にはとても慎重になる。

“無駄な経験はない”と思うようになったのは、学生時代に“言葉”について
考えるようになっってから。
その頃、ラジオを聞くのが好きだった。
ある時ユーミンの番組で、リスナーからの恋愛相談の手紙にユーミンが答えた。
手紙の内容から私が想像していたコメントとはま逆で、ユーミンの口から出たのは
“そこまで言うか?!”と言うほど、厳しい言葉の数々。
内容こそ忘れたが、自分の考えとのギャップに対する驚き、
その後に続くユーミンの言葉で厳しいけれど経験が裏づけとなった、
優しい言葉であったという事に気づかされた時の衝撃を今でもハッキリ覚えている。

『わたしがあなたを選びました』はそんな私の心にとっても響く一冊だった。
かなりオススメです。




七五三

2006-11-12 23:55:09 | 子育て
七五三シーズン。
男の子は5歳がメインだが、ここまでの成長、そしてこれからの成長を願って
3歳でお参りを!と誘われて3歳児男の子4人で近所の神社へ参拝した。

今月は実家で2件の結婚式がある為、正装は実家に置きっぱなしの息子は
慌てて服を物色したが、出てくるのは汚れても良いTシャツばかり
幼稚園の面接でも、かしこまった服を着せようかと思ったら、園長先生が
“お子さんは普段着でどうぞ。その方がいつも通りリラックスした姿が見れるから”
とおっしゃったので、言葉の通りいつも通りの単パン+Tシャツで行ったら…
普段着で着ているのは息子の他に1人だけ。
皆さん明らかに入園式を見越した大きめサイズの正装で出席。
嫌な予感がしたので、単パンをジーンズではなく黒にしてTシャツも白系にしたのだが
明らかな差が…
試験結果には影響しなかったけれど、気分的には一歩出遅れた感じ。

という苦い経験があったので、簡単な参拝とはいえ他の子は正装するとの事なので
探せど探せど、相応しいものが出てこない。
そりゃそうだ、だって母の私がお遊び服しか買った覚えがないんだから…

とりあえず、ジーンズだけ避けて集合場所へ。

おっと!他のメンバーは両親が揃っていて、ちゃんと“七五三”スタイルだ
その時、うちの夫は…夢の中。
そうだよねぇ、七五三て家族揃ってのお祝いだよねぇ。
夫だけを責めるわけにはいかない。
私も七五三は子育ての中のビックイベントの1つだと言う事を忘れてました
自分が幼い頃には両親に着物を着せてもらったりしたなぁ。

そして帰り際、マツタケご飯のお裾分けを戴いた。
他の家でもちらしの代わりに炊き込みご飯の用意をしてあると言っていた。

そうそう、お祝いの時はちらし寿司とか炊き込みご飯とかお祝いのお料理だったなぁ。
自分が両親にしてもらっていたことを、今度は自分がやってあげる立場にある事を
すっかり忘れていた。
“皆しっかりしているな~。こういう嫁が良いなぁ”
とすっかり感心させられてしまったが、感心している場合ではない。

息子の成長を感じるはずの七五三。
親としての自分の未熟さを実感する七五三となった。

私の周りには季節行事を大切にしたり、子育て行事をきちんとしたり、
母親像として憧れる魅力的なママが多い。
オーラをしっかり浴びて少しずつで良いから近付けたらと思う。

“5歳の七五三は袴で盛大にやろうね!”
と皆で約束をした。
帰宅後、夫にもひと通り話すと夫も5歳の七五三への意気込みを見せた。
息子よ、2年後をお楽しみに