杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

エレベーターガール

2012-01-13 09:06:21 | 日記
私はローカルマンションに住んでいます。
住人はおじいさんおばあさんが大多数。(古くから住んでいる人なのかな?)

あと、一部分は企業が寮として借りていたり(うちもそんなようなものだけど…。若い人が何人も出入りする部屋があるのですが、ある時ドアが開いていたのでチラッと覗いたら二段ベッドがぎっしり並んでいました。)、なんか作業所として借りている部屋もあるよう(スーツを作っているみたい。時々ダンボールで運び出しているのに遭遇します。)
面白いでしょ?

ま、そんなローカルマンションなので、エレベーターではいろいろ面白いことがおきます


中国に来た頃は、途中の階でエレベーターに乗ってくる人がりんごを丸かじりしていてビックリしたり、エレベーターにバナナの皮が落ちていてビックリしたのですが、それはもう慣れました(汗)
ちゃんと定期的に清掃員が掃除しているようだしね。

あとは、おじいちゃんおばあちゃんに話しかけられる機会が多いのもエレベーターの中。
買い物したものを両手いっぱいに持っていると、結構な確率で話しかけられます。
「どこで買ったの?」とか「いくらだったの?」とか(笑)

大体が杭州語なので「外国人なので聞き取れません」と言う事が多いんですが、その後、「あははー」と笑って去っていく人あり、普通語でゆっくり話してくれる人あり、かまわず杭州語(たぶん普通語寄りにはしてくれているけど、聞き取れない!!)で話し続ける人あり…。

なかなか面白いです。



で、最近であったおばあさん。
1階で私がエレベーターに乗ろうとしたら、「4階押して」と一言。
「ん?よぼよぼだからボタンを押すのが面倒なのかしら?」と思い、4階を押してあげると

「実はさっき上まで行っちゃってまた1階に戻ってきたのー」みたいなことを方言で話し出しました。
実際はさっぱり聞き取れなかったのですが、ジェスチャー付きで話してくれたのでたぶん内容はこんな感じ。

で、4階に着くと
「ここ?」と聞かれたので
「4階に着きましたよ」と教えてあげました。
「ありがとう」と降りていくおばあちゃん。

ぷぷ。エレベーターガールみたい

おばあちゃんは目が悪いのか、エレベーターの仕組みがわからないのか…とにかく、ボタンを押せないんですね。
もしかして、春節前だから地方から親戚の家に来た人なのかな?
杭州語も他の地方の方言も私には同じに聞こえるので言葉から判断はできませんでした

なんか、色々な人がいて面白いですー