つくばの“ド素人”音楽同好会

クラシック音楽から,邦楽,洋楽とジャンルにとらわれず幅広く語り明かす,音楽の素人さんのための憩いの場です。

マーラー交響曲2番「復活」

2005年11月04日 21時50分15秒 | 偉大なる作曲家の群像
それにしてもマーラーの交響曲はなんでこんなにいいんだろう。

3月のノバホールでの大植英次指揮・大フィル,交響曲6番「悲劇的」を聴いてから,マーラーはベートーヴェンに次いで好きな作曲家になった。

そして,なんといっても2番の「復活」。
あの冒頭部分の地響きのようなうねりがたまらない。

先般,東京でCDとDVDを買ってきたのだが,これが両方とも「復活」。
や,知っていた曲がこれだけだったからと言うなかれ!
はからずもそういうことになっていたのだ。

まずCD。
演奏: ベルギー王立歌劇場管弦楽団
指揮:大野和士
(東京生まれ。東京芸術大学にて指揮を遠藤雅古氏に師事。
バイエルン州立歌劇場にてウォルフガング・サヴァリッシュやジュセッペ・パタネー両氏に師事。)
大野さんは我らが東フィルの桂冠指揮者です。

DVD
演奏:ルツェルン祝祭管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド

大野さんの第1楽章は出だし少しスローなかんじで,「おお。こうくる?!」
と思います。が,聴いているとどうしても小澤先生の方が自分には合っている。

出だしは地獄の底からの雄叫びのような迫力がどうしても欲しいかな。

そしたら,見つけましたよ!
アバドの「復活」。

なんですか。これ?

この世の演奏なの?!

と思いたくなるほどのとんでもない演奏です。
アバドってすごい。
2000年に癌の摘出手術を受けたとはいえ,タクトも音も衰えを知らない!

小澤先生びいきの私ですが,こと「復活」に関してはこれに敵う演奏は難しいかも・・・・。

信じられないほど素晴らしい1枚です

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アバド&ルツェルン (ya-ya-ma)
2005-11-19 12:23:38
来年はいよいよこのアバドとルツェルン祝祭管が、『悲劇的』をひっさげて来日するそうですよ!! なんとしてもチケットゲッチュせねば!!と、今からいきごんでます♪

しかし、これとんでもない値段になりそうでコワイ。。。ま、一生に一度の散財と思えばいいかな
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