あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

不治の病

2022-04-27 22:51:00 | 健康・病気
こんにちは🌞今日は、朝から湿度が高く
蒸し暑いぐらいの1日でしたが、夜になって
ずいぶん気温が下がってきました。
明日の朝は、今朝よりぐっと気温が下がるようです。
体調管理に気をつけてくださいね。

さて、今日は「不治の病」についてお話しします。
当院には、「これはもう治らない病気なので」とおっしゃる病症で
お越しの方が少なくありません。
具体的に言えば、痺れのある病症だったり、コントロール不良の喘息だったり、
末期の癌だったり、指定難病だったりと、治らない病気だと
西洋医学的に診断を受けられた患者さまです。

東洋医学では、基本的には「不治の病」という病名はありません。
なぜなら、病気を治す力は皆さまが全員持っておられる
「自然治癒力」だと捉えており、この自然治癒力や免疫力が
低下した時に病気を発症すると考えているからです。

これらの力が低下する原因は、全身を構成している
気血津液の偏りや、臓腑経絡の偏りなどに起因していると考えています。
ですから、西洋医学的な病名は参考にはいたしますが
治療は患者さまそれぞれに違っていて、数回で治る方もおられれば
日数を要する方もおられます。一概には言えませんが、
目安としてそこにいたるまでの経過の長い方は、治療期間も長くなることが多く、
急性疾患の方は、数回の治療で済む方がほとんどです。

当院で、「不治の病」と言われてお越しいただいた多くの患者さまでも
症状を気にせずに過ごせるようになった方(西洋医学的には寛解状態にいたった方)は数多くいらっしゃいます。

具体的な病名を知りたいと言われることが多いのでご紹介しますと
クローン病 潰瘍性大腸炎 難治性喘息 全身性エリテマトーデス 
末期癌(主に症状緩和や副作用軽減です、癌を治したわけではありません。手術をせずに済んだという方はおられます)
間質性肺炎 脊髄液減少症 慢性関節リウマチ 各種神経麻痺による痺れ
ラムゼーハント症候群による顔面神経麻痺 など、多種多様です。
ちなみに、家内である副院長も重度の四日市ぜんそくで、何十錠もの薬を服用していましたが、
今はわたしよりも元気に過ごしています😊

どの病症も、患者さまが元々お持ちの自然治癒力を取り戻すお手伝いをして、
実際には患者さまご自身のお力で元気を取り戻しておられます。
私たち、治療家はどこに虚実(弱っているところと、亢進しすぎているところ)があって
どう調整してお戻しするきっかけに繋げるかを鍼灸治療で行っています。
これを、鍼やお灸という手技を用いて調整をするのが治療ですから
治療は、心地よく痛みや熱さはありません。
痛くない鍼と熱くないお灸と表現しているのは、脈診流経絡治療の特徴です😊

もし「不治の病」と言われ、辛い症状でお困りな方は
脈診流経絡治療をお試しください。東洋医学には、西洋医学とは違うアプローチがございます。
お一人でも多くの患者さまが、笑顔でお過ごしいただけるよう
スタッフ一同応援してまいります📣

コメント
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