海で迎える夜明け-三重県志摩市：「心湯あそび ねぼーや」

“Neboya”, Shima City, Mie Pref.

さてさて、「心湯あそび　ねぼーや」に泊まって大満足な夕食をいただき、気がつけばベットの上で爆睡していたワタクシですが、
翌日（8月4日）はしっかりと朝5時に起きました。ワタクシ達のお宿は海のすぐそばにありましたので、
海から上ってくる朝日を見ようと思い、ワタクシはカメラを手に海岸へと向かいました。


果てしなく広がる太平洋。その太平洋のはるか彼方から朝日が上ってきます。


ワタクシは登山が好きなので、山の上で朝日を眺める…御来光を拝むことはよくあります。
一方、海に行くことってさほど多くはないので、海からの朝日を眺めるのは久しぶりな気がします。


ワタクシは大阪で生まれ育ちました。ワタクシが子どもの頃の大阪の海はとにかく汚かった。
工場からの汚水で汚く濁り、海面にはゴミが浮かび、時には異臭を発していました。
子どもだったワタクシには海も川も「汚いもの」というイメージが強かったんですよ。
今思えば、そういうふうに思っていたのって不幸なことですよねぇ。


大阪だけではありません。瀬戸内海は常に赤潮が発生していましたし、静岡県の田子ノ浦はヘドロの港として有名でした。
北九州の洞海湾は「魚すら住めない」と言われ、日本各地で奇形魚が見つかりました。


そんな時代を経験しているだけに、今の日本の海や空が綺麗になったことを心から嬉しく思います。


台風の影響で天候を心配しましたが、気持ちのいい朝日を拝むことができました。ではでは、お宿に戻るとしましょうかねぇ。


朝食までは少し時間がありますので、またまた露天風呂に行って汗を流すことにしました。
今回は「桧美の湯」というお風呂に入りました。朝からお風呂というのはいいですなぁ。


ではでは、次は朝食が楽しみですね。部屋に戻って朝食に行くとしましょうかね。

「心湯あそび　ねぼーや」…三重県志摩市阿児町甲賀4578-1

使用したカメラ：FUJIFILM X-T30


この日は台風6号が沖縄近辺を迷走している時でした。私が子どもだった頃、台風って8月末から9月にかけて来るものだという印象でした。
今は6月に来る時もあれば、11月に来たこともありました。おまけに日本近海の海水温が高いので、日本に近づくにつれて勢力が拡大します。
近いうちにとてつもない規模の台風が来るんじゃないかと不安を感じます。杞憂に終わればいいんですがね。


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