あめどんの晴れブログ。

中二病&糖尿病を発症したムスコ、もんくんとの毎日。

糖尿病治療。インスリンのこと。

2016-02-09 10:36:48 | 治療
インスリンのことについて、少し詳しく書いておこうと思います。

はじめの検査で糖尿病だと診断された際に処方されたのは、メトグルコという飲み薬でした。

メトグルコは、腸から吸収される糖質の量を減らして血糖値が上がらないようにしてくれるお薬です。

ひと月後の検査で、体内で分泌されるインスリンが減ってきて、血糖値が下がりにくくなっていることがわかり、さらにグルメピリドという飲み薬も処方されました。

グルメピリドはインスリンの分泌を促進してくれます。

どちらも、食事や運動だけでは十分に血糖値が下げられない、2型糖尿病の患者さんに処方されることが多いお薬です。

この頃のもんくんは、まだ体内でインスリンが少しではあるけれど分泌されていたので、それを助けるお薬が主でした。

学校でも毎日服用しないといけないので面倒くさいけど、針を刺さなくてすむので気が楽でした。

でも、それでも数値は良くならなかったために、いよいよインスリン注射での治療が始まりました。

初めてのインスリン注射は、トレシーバというお薬でした。

ペンのような形の、液体の入った筒に使い捨ての針を取り付けて、お腹や腕、太ももなどに刺します。

トレシーバは一回打つと、液体長い時間(1日~2日)一定の力で働くインスリンで、穏やかに効くため低血糖にもなりにくい初心者に優しいお薬でした。

でも、やはり期待していただけの数値にはならず、さらに注射するインスリンを増やして、飲み薬はやめることになりました。

追加されたインスリンはアピドラというお薬。

打つとすぐ効きますが、作用時間は短かいです。食事の 30分前に打つので食事後の血糖値上昇を抑えてくれます。

どのくらいの量を打ったらいいのか確かめるのに少し時間がかかりましたが、入院を経て、数値がだいぶよくなってきました。

生活習慣がある程度落ち着いている大人に比べて、子供は一日中静かに過ごす日もあれば、体育や部活などで糖を多く消費する日もあります。

また、成長ホルモンは血糖値を上がりやすくすると言われています。

そして、ストレスも血糖値を上げると言われているので、思春期の心の揺らぎが日々の血糖値をさらに不安定なものにします。

まだまだ成長するので、栄養はしっかりとらないといけません。

一日3度の食事をしっかり食べて、間食をせず、インスリンをきちんと打ち、血糖値をコントロールする。

それがちゃんとできれば、健康な人と変わらない生活ができます。

でもそれが、とっても難しいんですよね...汗


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