アセビ

お寺の裏山で、アセビの花が大分開いて来ました。
ぽつねんと一本だけ生えているこのアセビは誰が面倒みる訳でも無く、
勝手気ままに咲いているので、全体を写すのはちょっと難しい。
今日はちょっといい感じの姿で咲いているところを撮ってみました。



アセビの葉、花、枝に毒性（アセボトキシン／グラヤノイド）があり、
アセビの葉を誤食すると嘔吐や痙攣といった症状が起きるそうです。



アセビの花言葉は

　　　　　「犠牲」「献身」・・・ギリシャ神話（後述）に由来するとされています。
　　　　　「危険」・・・全草に有毒成分を含むことから。
　　　　　「二人で旅をしよう」・・・春に花を咲かせ、旅心をそそる姿にたとえたもの。
　　　　　　また、この花の印象を「一緒に旅をしたいような美しい人」にたとえた、とも。
　　　　　「清純な心」・・・白い花が清楚な印象を与えることから。

アセビは英語で「Japanese andromeda（日本のアンドロメダ）」と呼ばれます。
ギリシア神話に登場するエチオピアの王女アンドロメダは、
国を救うために怪物の生け贄になりましたが、英雄ペルセウスに救われてその妻になりました。
花言葉の「犠牲」「献身」は、このギリシア神話に由来するともいわれます。