母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

食パン

2022年12月23日 | Weblog
2つめの停留所でバスを降りると
そのパン屋がある
グーチョキパン
という名の店ではないが
郊外の農家の隣のコロッケやの
その隣にある小さな建物
週に三日だけ開く店なのだ

1.5斤のずっしり重い食パンを抱いて
私の平凡な午後は嬉しく過ぎる
そばの柿の木に朱色の実が残り
野鳥がそれを見つめている

むかし給食のコッペパンを焼く店の前を通ると
既に焼くパンの香りが流れていた
思い出にあるあのパンの匂い

食べることは生きること
戦いのない平和な国の有難い
おいしい健康食パン

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2 コメント

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Unknown (麻乃)
2022-12-24 11:15:10
はなさん、こんにちは。
何時も温かい詩を有難うございます❣️

そちらは雪でしょうか?☃️
楽しいXmasをお過ごしくださいネ♪🎄🎂☃️✨
返信する
Unknown (はな)
2022-12-24 17:48:28
麻乃さん メリークリスマス!
すっかり歳末の街です🐴💚🎂=^_^=
来年はことしよりもっと楽しい日々にしましょう。

こちらTokyoは快晴でまだ雪はなしです。
返信する

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