山麓を吹き下ろす風が頬を切るような青い空に
凧が揚がっていた日
新年の祝いに静まる村村
青空に高く上がっていた凧ー
青蛙が冬眠する崖の穴ぐら
蕗のとうが首をすぼめて躊躇う土手の下
小さな青い麦の芽が真っすぐに
並ぶ田んぼを見下ろして
揚がっていた沢山の凧
坊主頭の少年が秋のバッタのようにたくさんいた日本の村
凧は今も上がる
少年たちの歓声も聞こえる
強い北風が吹けば
風の又三郎がいつもやってくる
富士川のはるか上流のあたり 目に沁む無限の青に
凧が揚がっていた日
新年の祝いに静まる村村
青空に高く上がっていた凧ー
青蛙が冬眠する崖の穴ぐら
蕗のとうが首をすぼめて躊躇う土手の下
小さな青い麦の芽が真っすぐに
並ぶ田んぼを見下ろして
揚がっていた沢山の凧
坊主頭の少年が秋のバッタのようにたくさんいた日本の村
凧は今も上がる
少年たちの歓声も聞こえる
強い北風が吹けば
風の又三郎がいつもやってくる
富士川のはるか上流のあたり 目に沁む無限の青に