母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

夏越しの大祓

2022年07月04日 | Weblog
武蔵の国の大国魂神社
北から続く長い参道には欅の大樹
その古樹の祠
幾たびか雷に打たれ
雨風にさらされ
いま永い眠りの中
境内に大銀杏のご神木
武蔵の国の国衙に並び
長い時間
民を護り世の平らけきことを願い
静かに祈り
樹々に囲まれておわす社
酷暑の昼
夏越しの大祓の
茅の輪 凛として


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2 コメント

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Unknown (ビオラ)
2022-07-16 21:38:38
今晩は〜。

大国魂神社の、夏越しの大祓の茅の輪〜、
ほんと、凛としていて、美しい風景を、見させていただきました〜💖
文表現も、美しいなと思いながら、読ませていただきました〜✨

1年の半分の、色んな事の浄化と言うか、お祓いをしていただく・・・、気持ち新たに、後半半年が、豊かに過ごせますようにと・・・、多くの方々が、茅の輪をくぐられた事でしょう〜!😊

大国魂神社へは、行きたいな〜と思いながら、まだ、行けてないので、
機会があったら、行ってみたいです〜♪

ティーガーデン
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ビオラ様  (はな)
2022-07-16 23:31:40
古くからの慣習は、最近は見過ごし見落とされがちですが、
私は大好きでほぼ毎年、大國魂神社に茅の輪くぐりに参ります。 夏越しのお祓の後、7月には魔除けの、カラスうちわなども出されます。 人の敵は人でなく、ウイルスだとしみじみ思うこのごろですね。 
疫病退治も気休めでなく、御護りがあるとみな信じて昔からお参りするのでしょうね。  古い神社は日本中あり、心強いことです。
コメントくださり、ありがとうございました。
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