母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

相棒

2020年02月11日 | 歴史
褪せた相棒 はげ落ちた色
金のペン先だけがいつもの光
変わらぬ姿

降る年月 いつもいっしょ
働いて貰われて 使う主が亡くなり
また戻ってきた旧い相棒

毎日握りしめた
色褪せた羊の皮よ
母の汗
私の遠い望み受け止める
18金の日日
猫の脚 相棒たち
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