シャクヤクの花が今が旬のようです。我が家のシャクヤクは以前、ボタンの接木のもので、黄色のボタンは耐えてしまいました。生命力の旺盛なシャクヤクもまたきれいです。
シャクヤク バラ
美女の形容として「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」でも知られています。牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれます。ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草に区分されています。花の形は「一重咲き」「八重咲き」「翁咲き」などがあります。株分けで増やすことが一般的です。
シャクヤクは生薬でも知られていますが、シャクヤクまたは近縁植物の根は、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用がある生薬であり、日本薬局方に収録されています。生薬名「芍薬」(シャクヤク)。初出は『神農本草経』。漢方ではポピュラーな生薬で葛根湯、十全大補湯、芍薬甘草湯、大柴胡湯、当帰芍薬散など多くの漢方方剤に配合される。根には配糖体であるペオネフリン、アルカロイドであるペオニンが含まれています。
1.シャクヤク
目 : ビワモドキ目 Dilleniales
科 : ボタン科 Paeoniaceae
属 : ボタン属 Paeonia
種 : シャクヤク P. lactiflora
2.バラ(薔薇)
バラとは、バラ科バラ属の種(しゅ)の総称。一般に「ばら」と呼ぶときは、園芸品種としてのことを指すことが多い。
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