心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

見え隠れ

2022年10月19日 | 雑感・愚見

2020年 アメリカのオレゴン州で

27歳の男が盗難車で逃走中に

25歳の女が運転する車と衝突事故を起こしました。

 

この事故?事件?は、これで終わりません。

衝突された25歳の女が運転していた車も

盗難車であることが発覚して両者共に逮捕されました。

 

 

全く関連性のない2台の盗難車両が衝突事故って

アメリカでは珍しい事ではないのかな?

 

それだけアメリカの治安が悪いのか、

いやいや世界レベルで考えると合格点を与えられる

治安レベルなのか分かりませんが、

それにしても………。

 

この二人が盗難車両を売り捌き

お金を得ることを目的としたものなのか、

車が有れば便利とひょいと車を盗んで

自分の車として乗り回していたのか。

 

裁判で重い罪となるのは

販売目的での盗みなんでしょうが、

人間として、どちらが悪行と言えるんでしょうかね。

 

 

空き巣に入った家に、

以前盗まれた自分のテレビが置いてあったとか、

 

誘拐犯が電話したら

自分ちの子供も電話相手に誘拐されていたとか、

 

オレオレ詐欺師や架空請求業者に

同業者から電話が掛かって来たとか、

 

こんなことが当たり前になって

コントで演じられないような

社会になって欲しくないと願います。

 

 

ところで

人権があ。個人の権利があ。女性の権利があ。

平等があ。等の価値観は大切なことだと思うし、

国民に広く浸透することで

社会が平和で生きやすくなるはずなのです。

 

アメリカの例を挙げるのは申し訳ありませんが、

なんか唱えれば唱える程、個人と個人、男性と女性、

雇用主と雇用者、人種が違う者同士、思想の違う者同士等の

社会の対立構造が強くなって溝が生まれたり、

衝突が激しくなったりしているような気もするんですよね。

 

それを強く唱えなければならなかった

社会構造からスタートした国は、

互いの溝や衝突が激しくならないように

互いの溝を少しでも埋め、衝突の激しさが弱まるためにも

人権がどうの、平等がどうのと

認識を促す意味でも致し方ないにしても

 

歴史上に奴隷制度が存在したことが無い国で

何となく社会のバランスが整っていた国で、

やり過ぎると互いの間に存在していた

柔らかな部分が膠着化されていき

窮屈感が増してギスギス感やイライラが増して、

安定が不安定になるような気もするんですよね。

 

なんかね。人を見たら泥棒と思え感が

あまり強調されるとね。

相互信頼の社会から相互不信の社会へと

変わってしまうんじゃないかと。

 

正義の盾や刃は、大切ではあるけれども

その手に握りしめるのではなくて

小脇に抱えたり、背中に背負ったそれが

ちらちらと見える程度に持つのが

丁度良いような………。

 

 

 

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