心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

瑠璃光院

2019年06月22日 | 名所めぐり(京都)

京都河原町の花見小路にある喫茶『NOEN』から数分歩いて

四条大橋の袂にある京阪本線の祇園四条駅。

 

京阪本線の祇園四条駅から出町柳駅で叡山電鉄に乗り換えて、

八瀬比叡山口駅までやって来ました。

 

 

 

八瀬比叡山口

 

駅公舎に掲げられている文字が

八瀬比叡山口で無いのは何故なんだろう?

それはともかく、

ここ八瀬比叡山口駅から高野川に架かる橋を渡り、

瑠璃光院へと向かいます。

 

瑠璃光院の拝観は、一般公開される春と秋の期間のみで、

現在は、2か月強の春の一般公開期間です。

 

 

 


 

瑠璃光院は、京都の人気の観光スポットの一つで、

秋の一般公開の時には、驚くほどの人が押し寄せて

2時間待ちは当たり前と聞いています。

 

 

 

高野川

 

高野川の澄んだ水が緩やかに流れる音と、

バーベキューをしている人達の楽しげな声が静かに響きます。

 

拝観終了時刻の5時には、かなり余裕があるのですが、

2時間、3時間待ちとなると話が違ってくるので、

現在の状況を知ろうと喫茶『NOEN』から

瑠璃光院に電話をしてみたのですが、

録音された音声が流れるだけで全く状況を確認できません。

 

とにかく行くしかないでやって来たので、

瑠璃光院が近づくにつれて期待感と不安で鼓動が高くなります。

 

 

 

瑠璃光院

 

瑠璃光院の山門の前には、

写真撮影をしている十数人程度の人達の姿が見えるだけで

どうやら待ち時間無しで拝観出来そうです。

春の一般公開は、秋の一般公開と比べて

人気の度合が違うのかもしれません。

 

 

 

瑠璃光院 山門

 

 

 

 

この地に京都の実業家の別荘が建てられたのが最初で、

茶室は、『喜鶴亭』と名付けられました。

大正末期から昭和にかけて建物の大改築が行われ、

2005年に寺院に改められ瑠璃光院となったようです。

 

 

 

山露路(やまろじ)の庭

 

山門から玄関までを『山露地の庭』と言い、

石段の参道と池、樹木、苔、石組によって構成されています。

ここの感じは少し詩仙堂と似ています。

 

 

 

 

石段の参道を登り切り、

中門を潜った所には苔むす庭と石塔があり、

ここが山露地の庭の撮影ポイントなのか、

十数人の方が、この庭を腰を据えて撮影していました。

 

瑠璃光院素人の私は、ここでの撮影はそこそこにして

鼻息を荒くして建物内へと向かいます。

 

 

 

 

瑠璃光院玄関手前の池で泳ぐ鯉。

多くの寺院で見られる建物や周りの景色を

写しだすための緑色の池ではなく、

瑠璃光院の池の水は、高野川と同じで綺麗で澄み切っています。

 

 

 

 

 

 

玄関

 

 

 

玄関にある衝立と『喜鶴亭』の扁額

 

瑠璃光院の拝観は、多くの人を惹きつけてやまないものを鑑賞できる

書院二階から始まります。

 

 

 

瑠璃光院 書院 八瀬の眺望

 

 

 

書院二階

 

 

 

 

瑠璃光院の人気の最大の理由が、この床もみじと机もみじ。

 

書院二階の外に広がる青もみじと、

ピカピカに磨き上げられた床と黒塗りの天板に

反射した青もみじ一体化した光景が

素晴らしく美しいのです。

 

大人気の秋の紅葉が、この青紅葉よりも美しいとなると

いやはやもう何と言って良いのか……

ただ秋の紅葉の場合、

最高潮の期間が一週間程度だと思うのですが、

青紅葉は、一般公開期間中は安定した美しさを

堪能できるのが優位な点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しづつ撮影場所を変えたり、少し上から撮影したり、

少し上を向けて撮影をしたり、少し離れてみたりと、

かなりの枚数を撮影しました。

 

 

 

 

 

 

書院一階『瑠璃の庭』

 

瑠璃光院の庭内の苔は自生する苔で、

その中の苔の一種が光を受けて瑠璃色に輝いたことから

瑠璃光院と名付けられました。

また、仏教語で瑠璃は、浄土世界を意味するそうです。

 

 

 

 

 

 

 

抹茶を注文すると最前列の座布団の特等席で

瑠璃の庭を鑑賞できます。

 

 

 

瑠璃光院 床もみじと抹茶


 

緑色の空気が溶け込んだ抹茶と和菓子がまた美味しい。

抹茶があってこその和菓子のあの味。

和菓子があってこその抹茶のあの味なんだと思う。

 

 

 

 

書院二階の床もみじも素晴らしいのですが、

書院一階で鑑賞する『瑠璃の庭』もまた素晴らしいんですよね。

何故、瑠璃光院が人気があるのかが

実際に訪れると十二分に理解できます。

 

 

 

 

 

 

書院内 屏風

 

 

 

書院内 掛け軸

 

私達の後から拝観する人達にスペースを譲るためにも

名残惜しいですが瑠璃の庭にお別れをします。

 

 

 

仏堂(左)

 

この時、私は十二分に満足して、

やり終えた感満載の心理状態になり、

瑠璃光院の三番目の庭『臥龍の庭』『八瀬のかまぶろ』

完全に忘れてしまっていて

気分はもう瑠璃光院の出口へと向いています。

 

 

 

山露地の庭

 

少し気になった箇所を簡単に撮影しながら、

 

 

 

 

 

 

臥龍の庭

 

臥龍の庭に出くわすも、この時点では瑠璃の庭の延長かと思って、

撮影したのは、二枚程度。完全なる失態です。何たる不覚。

 

 

 

喜鶴亭

 

喜鶴亭も、なんか茶室ぽい空間があるなと一枚だけ撮影。

 

瑠璃光院の境内、建物の規模を考えると

一日に受け入れることが出来る拝観者に限りがあると思われるので

あれだけ人気が高くなると拝観料を2000円に設定して、

拝観者数を自然調整をしているのかと思います。

 

そして、気持ちは大満足、大満腹、ご満悦で

瑠璃光院を後にしたのですが、

神戸に帰ってからパンフレットを見て

『臥龍の庭』を失念していたことに愕然。

 

 

 

叡山電鉄

 

私達が乗車した叡山電鉄のユニークな車両。

前面の輪は何を表しているのだろうか。

出るはずの風切り音を、どのように無くしているのだろうか。

 

 

 

四条大橋から 鴨川

 

仲の良い男女が等間隔で並ぶ鴨川名物の風景。

羨ましくなんか全くない。全然です。

ほんと。全く。ちっとも。はははははは。

 

 

 

東華菜館

 

神戸に帰還する前に東華菜館の川床(初)で

軽く北京料理を頂くことに。

ビヤガーデンとは、また違う雰囲気なんですよね。

 

 

 

炒飯&酢豚

 

炒飯は、他の料理を邪魔しない軽い味に

仕上げられていながら美味い。

酢豚は、肉も柔らかくて、甘酢の餡を友人は最高評価。

そして、価格もリーズナブル。

 

 

 

&杏仁豆腐

 

コンビ二の崩れそうに柔らかい杏仁豆腐も美味しいけれども、

この杏仁豆腐の固形感が本格さを感じさせてくれます。

 

恩返しと言ってくれる東京の友人から随分なおもてなしを受けて、

今回の京都巡りを終えた時の私の気分は、

国賓で来日したトランプ大統領が帰国する際の気分と同じですね。

 

皆さま、今回も私の趣味&東京の友人との交流記に

お付き合い下さってありがとうございました。

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。