2019年の秋、オーストラリアの首都キャンベラで
犬の飼い主が1日1回の散歩をさぼると
約30万円の罰金を科す法律が施行されたそうです。
また犬の飼育環境を満たしていない場合も罰金刑。
犬を24時間閉じ込めていた場合、
飼い主には2時間、犬を自由に動き回らせることを命じ、
それに従わない場合に法的措置を講じるとのことです。
即罰金ではなく命令に従わなければとのことですが、
飼い主側からすれば、どうしても散歩の時間を取れない時も
あるような気もするのですが、
そのような時間的ゆとりが持てなくなる恐れのある人は、
犬を飼ってはならないということも意味しているのでしょうか。
1か月で5日散歩をさぼると30万円×5で150万円の罰金?
酷い飼い主もいるようなので法律の趣旨には賛同出来ますが、
ちょっと厳しすぎるような気も………。
犬にとって一日一回の散歩は大事なようで、
ストレス解消や運動不足による病気の予防になったり、
無駄吠えを防ぐ効果もあるとか。
そして、飼い主の運動不足も解消にも繋がるかもです。
現代には、イルカ漁がどうだとか、クジラ漁がどうだとかで
自分達の考えを押し付けようとする団体がいたり、
肉食を自らに禁じたビーガンなる人達の中にも
自分達の主義を他人に押し付けようとする集団も発生しています。
そのような主義を持つ人達をどうこう言うつもりはないのですが、
正しさは決して一つだけではありません。
自分達の主義を押し付けようとしたり、
それ以外の正しさを潰そうとする行動については
明かに間違っていると言わざる得ません。
これって世界が平和ってことだと思うんですよね。
世界規模の戦争や気候変動が起きて
食料危機なんてことになっても主義を貫き通すのでしょうか。
このような人達の主義が主流になったとしたら
世界はどうなるんだろうかなんて思っていたら、
あの「生類憐みの令」を思い出しました。
私達は学校で天下の悪法だったと教えられましたが、
最近は、評価され始めているようですね。
これは逆張りしたい人達が言い出したのか、
真に評価に値する法だったのか、
江戸時代のことなので、どっちでも良いか。
しかし、評価ってあれです。
人がする評価はもちろん、自分が自分にする評価すらも
移り変わる不確かでいい加減なもののようなので、
一喜一憂して楽しんでやろう的に扱って
深刻に受け止めすぎる必要はないものかも知れません。