心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 圓通寺

2021年06月17日 | 名所めぐり(京都)

 

実相院門跡の拝観を終えて

次の目的地まで徒歩で移動。

 

今日の京都は晴れ渡り気温は高めで、

しばらく歩くと身体が火照って

ちょっと足休めをしたくなります。

 

そんな時に喫茶店を発見したら

砂漠でオアシスを発見したようなものなので

やっぱ利用してしまうんですよね。

 

 

 

喫茶『マックさんの家』

 

休憩を願った私に付き合ってくれた友人は

お昼時でもあったので食事を

私は四条河原町で食べた朝食が

絶大な効果を保っていたので飲物だけ

 

友人曰く、食事のクオリティは

なかなかのものだったとのことなので

圓通寺拝観に訪れた際には、

休憩がてら立ち寄ってみるのも良いかも知れません。

 

 

 

 

健康のために1日1万歩なんて言いますが、

普段の生活で1万歩なんて簡単に歩けないものです。

 

ところが名所巡りにお出かけすると

この時点で友人が万歩計の歩数をチェックしたら

もう7千歩を越えているとのことで

あと少しで健康スタンプ一個ゲット!

 

これまでの名所巡りで

しっかり歩いた感があった回は、

健康スタンプを複数個獲得していることを確信。

 

 

 

 

冷房が程よく効いた店内で

清水の舞台から飛び降りた気分で

アイスクリームを浮かべたアイスコーヒーで

喉を潤しながら達成感に浸ります。

 

 

 

圓通寺 石標

 

圓通寺の石標の壁伝いに歩き、

 

 

 

 

圓通寺の入り口らしき所に辿り着き、

 

 

 

 

参道らしき竹林沿いの道を進み

左に回り込むと

 

 

 

京都 圓通寺 山門

 

2020年の3月から入り口が変更され

現在、この山門は勅使門となっているとのことです。

 

 

 

圓通寺 拝観入り口

 

旧山門(現・勅使門)から道なりに少し進むと

現在の拝観入り口があります。

 

個人の感覚としてコンクリート造りの建築物を

山門と言うのには違和感があるので

やっぱ拝観入り口とさせて頂きます。

 

 

 

境内

 

拝観入り口を入ると

そこには新しさを感じる綺麗な庭が現れますが

こういうのを観賞したいんじゃないんだよなと

心の中で呟きながら奥の石段を登ります。

 

 

 

現・勅使門内側

 

石段を登ると趣が変わり

これこれ、こうでなくっちゃっと

下がりかけたテンションが復活。

 

 

 

 

旧山門から玄関へと続く参道の両側は

苔に覆われたちょっとした庭園。

 

 

 

 

 

 

鐘楼

 

 

 

 

 

 

玄関

 

 

 

花頭窓

 

 

 

 

玄関で靴を脱ぎ、廊下を奥へと進むと

圓通寺のお目当ての庭園があります。

 

 

 

圓通寺庭園 【国指定名勝】

 

圓通寺は、元々は江戸時代初期に

後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が別荘として建てたもので

幡枝離宮(はたえだりきゅう)と呼ばれていました。

 

 

 

 

後水尾天皇は、幡枝離宮を建造する際に

12年もの歳月を費やして

比叡山の稜線が最も美しく眺められる

この場所探しだしました。

 

その後に修学院離宮が完成するまで

皇室ゆかりの宮殿としての役割を果たします。

 

 

 

 

修学院離宮の完成後に

霊元天皇の乳母であった文英尼大師が開基となり

大悲山 圓通寺となります。

 

 

 

 

圓通寺庭園【国指定名勝】は、

杉苔で覆われた400坪の枯山水式の平庭に

大小の40数個の岩、

160㎝の混ぜ垣が配置されています。

 

 

 

 

圓通寺庭園は、とてもシンプルな庭園で

庭園に配置された三尊石組の岩

直線的な混ぜ垣

その後ろに等間隔で植えられた

も存在感が控えめなので

 

自然と視線が庭園に向かずに

その向こうにそびえる比叡山へと向いてしまいます。

 

 

 

 

借景について私が勝手に思っているのは、

庭園をより美しく鑑賞するためのもので

庭園が主借景が従。

 

圓通寺庭園は逆で、

庭園が従借景の比叡山が主

借景の比叡山を美しく鑑賞するために

作庭されたものなんですよね。

 

 

 

 

火照る身体を優しく撫でるように吹く自然風。

木の枝葉が騒めく音しか聞こえない静寂の空間。

 

 

 

 

 

 

 

方丈内から庭園を観賞すると

庭園の檜の木立が方丈の柱のようにも観えて

方丈の建物と庭園とが1つになります。

 

 

 

 

そして、

方丈の柱が生み出す額縁庭園の向こうに

もう一つの額縁庭園を

ヒノキの立ち木が生み出しています。

 

方丈の縁側に腰を下ろし自然の風を感じながら

庭園を通して比叡山を眺めて過ごす時間の

心地良さは素晴らしいものがあります。

 

庭園の美しさだけで言うと

京都には、圓通寺の庭園よりも

美しい庭園は沢山あるとは思いますが、

 

圓通寺の庭園は、

空間、場所が素晴らしく心地良く

観賞する庭園と言うより、

体験する庭園だと思ったりします。

 

京都の名所をひと廻りしたら

再びこの縁側に腰を下ろして

次の目的地を考えることなく1時間位は、

ぼんやりとしたいと思う場所です。

 

 

 

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