心の扉 神戸カウンセリング花時計

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神戸相楽園 日本庭園

2018年06月04日 | 名所巡り(兵庫)

神戸・相楽園は、

神戸市の都市公園で唯一の日本庭園で、

広い敷地の中にある池泉回遊式日本庭園には、

27基の石灯籠、

自然石を使った大きな石橋や飛石、

石を組み合わせて造った洞窟もあります。

 

そして、

茶室『浣心亭』と『川御座船』が

庭園の景観と調和して

美しい景観を生み出しています。

 

相楽園 日本庭園入り口

 

 

鹿威し

先ほどの旧小寺家厩舎内で、

大正琴の愛好家のグループなんでしょうか、

お披露目のようなものがあるようで、

本番前に練習する大正琴の心地よい音色が

鹿威しの音と共に相楽園に流れています。

 

飛石

 

石橋

 

 

相楽園の正門を入ってすぐの所でも見られましたが、

ツツジは、園内一円に植えられています。

 

船屋形(重要文化財)

日本庭園にある船屋形は、江戸時代に姫路城藩主が、

河川での遊覧に使っていた『川御座船』(かわござぶね)の

屋形部分だけが陸揚げされたもので、

昭和55年に保存のために移築されました。


建造年代は、1682年~1704年の間だそうです。

 

木造二階建て、切妻造檜皮葺(きりづまづくりひわだぶき)で

内部は1階2階とも3室に分かれていて

前方より『床机の間』『上段の間』『次の間』となっています。

 

茶室 浣心亭

 

船屋形と浣心亭

 

飛石

 

 

 

石を組み合わせた洞窟

 

船屋形

船屋形は、内外とも全てを春慶塗(しゅんけいぬり)と

黒漆喰に塗り分け、金箔を施した飾り金具を打ち、

華麗で繊細な造りとなっていて、

現存する川御座船としては、国内唯一のものです。

 

この船屋形が相楽園の日本庭園に

独特の景観を生み出していて、

船屋形の有る無しで

相楽園の日本庭園の輝きは、

全く違ってくると思います。

 


大きな箱型の建造物を乗せた船としては、

『安宅船』と呼ばれる軍船のことしか

頭に浮かびませんでしたが、

『川御座船』と呼ばれる遊覧船もあったことを

相楽園でこの船を見て知りました。

 

このような現物の船を目の辺りにすると、

この船を川に浮かべて、

お殿様が優雅に遊覧している様子も

リアルに想像することが出来ます。


 

石灯籠と池

 

露地

 

 

あずまや

 

船屋形

 

芝生広場

 

 

大クスノキ

樹齢約500年と伝えられる大クスノキ。

神戸市の『市民の木』に選ばれた

樹齢約500年と伝えられる大ククスノキは、

幹周4,6m、樹高27m。

 

相楽園 正門

何年かぶりに訪れた相楽園は、

ハッサム住宅の内部を観覧できるという

幸運にも恵まれました。


相楽園の日本庭園は、

京都の数ある日本庭園と比べても

遜色のない庭園だと思いますので

神戸に来られた時には、

訪れてみてはどうでしょうか。

 

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