心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

旧木下家住宅

2019年10月17日 | 名所巡り(兵庫)

旧武藤山治邸洋館の観覧を終えて

舞子公園見所で最後に残った旧木下家住宅へと向かいます。

 

 

 

舞子公園東交差点

 

どこまでも青い空、時折心地よい風も吹いて

火照った身体を冷やしてくれます。

今日は絶好の名所巡り日和となりました。

 

 

 

ホテル・セトレ神戸

 

JR舞子駅の海側にあるのが孫文記念館や旧武藤山治邸。

ど真ん中にあるのが明石海峡大橋。

そして、北側にあるのが旧木下家住宅です。

 

 

 

舞子公園 北区

 

歩こう 歩こう 歩くの大好き♬

 

 

 

旧木下家住宅 門柱

 

とうちゃ~く。旧木下家住宅の門柱は

解放されていて受付所も無いようなので

受付は敷地奥の玄関辺りにあるパターンですね。

 

 

 

園路

 

怪しげな小鳥の泣き声が響き渡る

長い長い園路を奥へと進むなかで

私はアマゾンの奥地にいるような錯覚を覚えました。

 

はたして私は生きて目的地へと辿り着けるのだろうか。

 

 

 

土壁

 

鬱蒼と樹が生い茂った森の奥深くに

人工物と思われる土壁が現れました。

どうやら私の歩いてきた道は間違ってはいなかったようです。

 

 

 

旧木下家住宅 玄関

 

見学の受付所は玄関の中にあって料金は100円です。

受付の女性が私の歩き疲れた様子を感じ取ってくれたのか、

 

受付の女性

「順路の最初の部屋の応接室の椅子に座って一休みされてから

 ゆっくりと見て回って下さい。」

「えっ座っても良いんですか?」

受付の女性

「ええ、どうぞご利用下さい。」

 

 

 

応接室

 

お言葉に甘えて全部の椅子の座り心地を確かめる私。

 

 

 

 

応接室には大きな窓から太陽光が差し込み、

明るく気持ちの良い部屋です。

 

気になったのは台風などの自然災害に備えて

大きな窓を保護する雨戸か雨戸に代わる物が

見当たらなかったんですよね。大丈夫なのかな。

 

 

 

応接室から見る前庭

 

作庭当時は、遠く向こうに見える淡路島を

借景にした庭でしたが、

現在は、高い建物が立ち並び淡路島は見えないようです。

 

 

 

主室

 

この屋敷内で一番広い部屋は居間だと思っていたのですが、

パンフレットの説明書きには、

ただ座敷とだけ書かれています。

 

居間なのか、そうではないのか。

いつ受付に確認しに行けば良いのか?

「いま(居間)でしょう!」

 

え~とです。確認はしておりません。

居間でしょう!と書きたかっただけなんです。

 

 

 

主室 飾り花

 

この床の間に飾られたいた花は、生花なのか造花なのか、

かなり近くで観ても判断がつかなかったんですよね。

ただバニラ味のソフトクリームの香が

ふんわりと漂っていました。

 

 

 

広縁

 

広縁の木の板の上にゴロンと仰向けに横たわると

火照った背中に伝わる木の冷たさが気持ち良いんですよね。

ここではさすがにやれません。

 

 

 

広縁の飾り花

 

こちらは間違いなく生花ですね。

こちらの花からもバニラ味のソフトクリームの香が……。

 

 

 

水瓶

 

はたしてこれは只の水瓶なのか、手水鉢なのか、

それとも旧木下家住宅にやって来る野鳥の水浴び場なのか……。

何にせよ流れがないと夏に蚊が発生しそうな気もします。

 

 

 

広縁から見る前庭

 

旧木下家住宅は、海運業で財を成した又野良助氏で

終戦後の昭和27年に鉄鋼業で財を成した

木下吉左衛門氏に譲渡されて

40年以上自邸として使用されていましたが

2000年に兵庫県に寄贈され、

2001年(平成13年11月)に

国の登録有形文化財に登録されています。

 

阪神淡路大震災の時には、このままの姿で存在していまいたが、

これまた幸運と言うのか、家の造りが良かったお陰と言うのか、

被害は殆どなかったそうです。

 

 

 

中室

 

主室の隣の部屋です。奥に見えるのは前庭です。

 

 

 

 

私が言うのも何ですが、

所々にちょっとした花や飾り物がセンス良く飾られています。

さすがに職員じゃなくてプロの仕事かと。

 

 

 

中室 欄間

 

欄間は元々、部屋への採光や通風や

焚いた香を部屋に行き渡らせる通り道の役割をしていましたが、

部屋の装飾として発展しました。

 

 

 

壁装飾

 

竹を加工した壁の装飾。

 

 

 

書院

 

書院は、最初の応接室と対称の位置にあります。

一方は洋間で一方は和室と言うのが面白い。

 

 

 

書院 床の間

 

 

 

洗面所

 

水回りのこの感じは、私の子供の頃は

各家の洗面所や調理場でよく見かけました。

 

この隣が和風トイレ。

もちろん使用するためのものではなくて

展示用のトイレなのですが張り紙が一枚

「このトイレは展示用です。使用は出来ません。」

 

過去に誰か使用したってこと?

職員「あれ?トイレの扉が閉まっているぞ開けておかなくちゃ。」

使用中の人「うぎゃあ~~~!」職員「うわわわわわわ!」

まさかね。

 

 

 

待合 丸窓

 

丸窓からほんのりと光がこぼれてきて……

たまんないっす。

 

 

 

待合 飾り花

 

 

 

茶室

 

 

 

茶室と茶釜

 

 

 

旧木下家住宅 上からの景観

 

 

 

中庭

 

 

 

四畳半の間から見る中庭

 

 

 

 

 

 

四畳半の間 床の間

 

この床の間、座敷と段差がないんですよね。

 

 

 

浴室の洗面所

 

 

 

浴室

 

タイル張りの浴槽の入浴は、気持ち良いんですよね。

どうせならもう少し頑張って

頭をコロンと寄りかけられるような

一人銭湯の感じに仕上がっていたら最高かな。

 

皆さま、私の趣味に最後までお付き合い下さり

ありがとうございます。

 

と今までならなるのですが、

 

実は、孫文記念館、旧武藤山治邸、旧木下家住宅を訪れる前に

今回の名所巡りの一番の目的を午前中に終えているんですよね。

これが本当に凄かった。

 

 

 

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