心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

神戸 諏訪神社

2021年02月28日 | 名所巡り(兵庫)

 

 

 

午前の施療を終えると午後からフリーの日、

部屋で寛いでいると

どこからか良い匂いが漂ってきた。

 

クンクンクン。

どうやら匂いの出所は、

建物の敷地の外からのようだ。

 

臭神経細胞に主導権を奪われた私は、

ふらふらゆらゆらと匂いを辿って

大開通を渡り、二つ目の信号を左、

しばらく歩くと一軒のお店に辿り着いた。

 

 

うどん『いなば』

 

うどん店『いなば』は、

何度かテレビの取材も受けている

長田では有名なお店のようで

営業時間は、10時半より15時までと

ランチタイムだけ。

 

阪神大震災を耐えきったかのような

お店の面構えの店内は数席のテーブル席のみ。

 

 

 

店内の湯煙の中で一人の初老の男性が

幸せそうにうどんを啜っている表情から

味への期待が高まります。

 

注文したのは表の白い提灯にも書いてあった

お店一押しの『ぼっかけうどん』。

 

 

 

出汁からは食欲をそそる匂いが立ち昇り、

その出汁の中には、

たっぷりの細麺と金色に輝く『ぼっかけ』。

 

初めて経験する細麺に戸惑いながらも

出汁と柔らかく煮込まれたスジ肉の味に

味覚と臭覚が小躍りします。

 

お腹も落ち着き、近くに上沢駅、

そして、偶然にもポケットの中に

フル充電されたデジカメ。

 

装備が整い、時が満ちて、お腹が満ちたとなると

神戸近郊の名所巡りとして考えていた

プランの一つを決行するしかありません。

 

西神・山手線の上沢駅から県庁前駅下車。

 

 

神戸 相楽園

 

少し山手に歩くとお目見えする

過去に二度ほど訪れている神戸相楽園は、

本日は、休園日のようです。

 

今日の目的地の経路上にある相楽園に

寄ろうか寄るまいか県庁前駅で下車しても

決めかねていましたが、

相楽園が答えを出してくれました。

 

 

神戸 諏訪神社

 

相楽園の横を通り、坂道をえんやこらと登り、

本日の目的地の神戸諏訪神社の鳥居の前に到着です。

 

神戸諏訪神社の総本社は、

御柱祭りで有名な長野県の諏訪大社………

そんなことよりも鳥居の奥に続く

スキージャンプ台のような参道に戸惑っています。

 

 

 

この坂道、写真では伝わりませんが、

ほんと半端なく急勾配なんです。

しかも長そう。

 

元々の石の階段の勾配をそのままにして

車が通行出来るようにセメントで埋めて

道路に変えたに違いないと思うんですよね。

 

もう坂の上から誰かが転げ落ちてきても

おかしくない位です。

 

 

 

破れた紙袋から転がり落ちてきた果物を

拾ってあげたことが二人の馴れ初め。

なんて話もあるようですが、

この坂道では林檎は凶器と化すので

そんな馴れ初めはまず生まれないでしょう。

 

 

二ノ鳥居

 

冬に凍結したらどうすんでしょうね。

毎朝凍結の有り無しを調べることを

坂上の住民が順繰りに担当するんでしょうか。

 

 

神戸諏訪神社 稲荷狐像

 

稲荷神社の神様は、狐じゃないんですよね。

狐は、稲荷神様の神使となります。

 

 

 

左の狐が咥えているのが『玉(宝珠)』で

稲荷大神が秘める御神徳の象徴。

右の狐が咥えているのが『巻物』で知恵の象徴。

 

 

三ノ鳥居

 

過激な坂道の次は階段がお目見え。

まだまだ登ります。

 

 

四ノ鳥居と五ノ鳥居

 

四番目の朱色の鳥居の前に再びの稲荷狐像。

この目の前の階段の先に拝殿の屋根が見えます。

 

 

 

仏教寺院も神社もですが、

山岳信仰なのか

山の上にあることが多いですよね。

 

 

 

なんとか神戸諏訪神社に到着です。

 

 

神戸諏訪神社 手水舎

 

神戸諏訪神社の手水舎には

手杓が用意されていました。

そう言えば前にお清めをしたのは、

いつだっただろうか。

 

 

 

 

 

仏教で言うところの中心伽藍の敷地は、

広くはないようで、拝殿や本殿の建物の規模も

以前の神戸八社巡りで訪れた神社と

同じ位でしょうか。

 

なので神戸諏訪神社で最も印象的なものが

急勾配の参道になっちゃうんですよね。

 

 

神戸諏訪神社 拝殿

 

拝殿前に鎮座するのは

狛犬と獅子ではなく稲荷狐。

 

 

 

「世界の皆が幸せになれますように。」

 

 

高儀稲荷(左)と三木稲荷(右)

 

一つは木肌の社。一つは朱色の社。

この違いにはどんな意味があるのだろうか。

 

 

高儀稲荷

 

 

三木稲荷

 

 

 

 

 

小さな社の後ろには

神戸市内のビルが見えます。

 

 

神戸諏訪神社 神戸市内の景観

 

神戸諏訪神社からもう少し登った所に

神戸市内を見渡せる場所があるので

そこに向かいます。

 

 

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