心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

湊川神社

2018年03月10日 | 名所巡り(兵庫)

親孝行もまた然り、近い所にあるものほど

その気になればいつでも行けると

これまで後回しにしていた湊川神社に参詣してきました。

 

各地の神社仏閣を巡り始めてから

さほど興味が無かった日本の歴史や主だった人物に

興味を持つようになったのは自然の成り行きかも知れません。

 

鎌倉時代~室町時代の激動の歴史の

中心にいた楠木正成公もその一人です。

 

湊川神社は、その楠木正成公をお祀りするために

歴史的にも縁ある場所に建立されています。

 

 

 

湊川神社

 

以前に撮影した夜の湊川神社。

 

 

 

 

湊川神社は、JR神戸駅、

または、ちょっとややこしいですが、

神戸高速鉄道の高速神戸駅の近くにある神社で、

楠木正成公(大楠公)がお祀りされています。

 

幕末から明治維新にかけて

正成公の御心霊を奉斎したいという

国民運動が盛んになり、

明治天皇正成公の忠義を後世に伝えるために

創建することを命じ創建されました神社です。

 

 

 

明治天皇御製の碑

 

「あだ波をふせぎし人をみなと川

 神となりてぞ世をまもるらむ」

 

意味は、

大楠公が神となり、日本の世を護ってくれている。

的な感じかと思います。合っている?

 

 

 

御墓所

 

湊川神社の表門の右にある御墓所。

 

 

 

徳川光圀公銅像

 

最後まで後醍醐天皇に忠義を貫いた

楠木正成公を高く評価した徳川光圀(水戸黄門)

大楠公墓碑を建立されたことを追慕して造られた銅像。

 

 

 

大楠公御墓所

 

 

 

湊川神社 参道

 

参道の両側だけでなく

境内には植林されたものと自生していた

多くのクスノキが茂っています。

 

 

 

鳥居

 

 

 

鳥居と狛犬

 

 

 

楠木稲荷神社

 

 

 

社殿

 

 

 

 

 

 

 

色々な所に菊水紋が観られます。

 

菊水紋は、後醍醐天皇に協力した尊王の武士達に

この紋を下賜したと言われていて

楠木正成公(大楠公)のシンボルです。

 

 

 

奥が殉節地

 

 

 

大楠公 殉節地

 

後に室町幕府を開く足利軍との戦い(湊川の戦い)に敗れ、

現在の湊川神社の奥のこの場所で、

楠木正成公が一族16騎、郎党60余人と共に

「七生滅賊(しちしょうめつぞく)」「七生報国」を誓われつつ

自刃されたと伝えられています。

 

 

 

菊水天満神社

 

 

 

 

宝物殿で、鎧や刀や絵を拝観。

 

湊川神社の近くの湊川公園には、

大阪城で歩きに歩いて探しに探し求め、

見つけることが出来なかった

楠木正成公の騎馬武者の銅像があるようなので

今度、写真に収めてこようかと思っています。

 

 

 

境内に茂るクスノキ

 

自分を信頼し共に戦った仲間の武士達を思い、

後醍醐天皇の政策に反旗を翻した

足利尊氏に理解も共感もしますし、

 

大恩ある後醍醐天皇の命に従い

「君 君足らずといえども、臣 臣たらざるべからず」

との訓えを地で行った楠木正成公の生き方にも

理解と尊敬をしています。

 

互いに戦うことが

本意ではなかったはずなので

二人の胸中を思うと胸が痛くなります。

 

湊川神社は、そんな楠木正成公の

忠義、尊王、悲哀、苦しさ、強さ等、

色々なものが感じ取れる場所でした。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。