心の扉 神戸カウンセリング花時計

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地名の由来

2024年08月30日 | 雑感・愚見

 

私の住いである兵庫県とその近辺の地名の由来について

ちょっと興味が湧いて調べてみました。

 

兵庫県の由来は、大化の改新後に須磨関を護るために

関門に朝廷の武器庫『兵庫(つわものぐら)』

設置されたことに因んでいます。

 

神戸市の由来は、この地域を代表する生田神社に

租税を納める民戸『神戸(かんべ)』がいたことから

神戸と名付けられたとのこと。

 

 

大阪の由来は、大阪は、大きな坂があったことから

最初は、大坂とされていたと言われたりしますが

決定的なものではないようです。

 

最初の表記であった大坂は、

江戸時代から明治にかけて現在の大阪の表記に代わります。

これは坂の字に含まれる意味に『士が反える。』等、

武士にとって縁起が良くないとされたためとのこと。

 

 

滋賀県の由来は、石の多い所の意味があり、

現在の滋賀県大津市にある石山寺は、

巨大な岩盤の上に建つために石山と名付けられています。

 

次に滋賀県を訪問する時に

三井寺、彦根城、石山寺の三ヵ所の内、

どこを優先しようかと迷ってるんですよね。

 

 

三重県の由来は、

絶対に伊勢神宮と関係ある名前だと思っていたのですが

古事記に記されたヤマトタケルの言葉らしく

東方遠征の際に四日市付近で疲れ果て

『吾が足は、三重の勾がり(まがり)の如くして甚だ疲れたり。』

と嘆いた後に続いて

 

『故、この地を名付けて三重と謂ふ。』と語ったことで

三重という地名が生まれたとのこと。

 

 

奈良県の由来は、万葉集に奈良と表記されていて

地名の由来は、平らにするという『均す』『平す』で

穏やかな傾斜の平らな土地を表した地名。

 

 

和歌山県の由来は、

和歌山は、古くは岡山と呼ばれていて

1585年に豊臣秀吉がこの地に築城した際に

古来からの名勝地『和歌浦』に対する名として命名。

 

 

京都の由来は、記載する必要がないほど

皆さんが知っているので無しということで。

 

これで全部だと思うのですが

記載漏れがあったらゴメン臭い。

 

 

ちょっと面白いのが栃木県の由来。

栃木市内に神明宮と言う神社があり

社殿の屋根にある2組の千木(ちぎ)と8本の鰹木(かつおぎ)が

遠くから見ると10本に見えたことから

神社の周辺を十千木(とおちぎ)と呼ぶようになったとの説があります。

 

ちょっと無理やり感がある説のような気がして面白い。

由来を調べた後も使われている字が字だけに

この地域にトチノキ(栃の木)が

沢山自生していたからの方が自然だと思って

疑いの眼を向ける。

 

 

大分県の由来は、豊後国風土記では、

景行天皇がこの地を訪れた際に

『広大なる哉、この郡は宜しく碩田国(おおきた)と名づくべし』

と述べたことで大分と書かれるようになったと

されてきていましたが、

 

実際の大分平野は広大とは言い難いことから

多き田から大分との見解が最近の定説とのことです。

でもなあ昔は、田んぼって大分に限らず

日本全国で多かったような印象があるし、

これもまた無理やり感があるんだよなあ。

 

でもまあ長い年月が経過するなかで

日本語自体も変化していくので

地域の名前が少しずつ変化したり

使われる漢字が変化するのも普通かもね。

 

名は体を表すとも言うように地名においても

その土地に纏わる歴史的な出来事や意味が

含まれていたりすることがあるので

 

名所巡りを始めてから訪問した名所について

色々と調べる中で地名の由来に触れることがあって

自然と興味が湧いて少しだけ調べたものです。

 

何かの折に自分が住んでいる土地や

これから住もうとする土地の名前の由来について

少し調べることで自分の地域に興味や誇りを持てたり、

住むことを避けることで大きな災害を避けたり、

既に住んでいたなら大災害への備えに繋がることもあるかも。

 

 

 

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