心の扉 神戸カウンセリング花時計

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数奇な運命

2021年02月08日 | 雑感・愚見

 

スーダン共和国のヌバ族は、

結婚の際に男性が女性側に

牛を何十頭も結納するのだそうです。

 

そして、

子供が出来ないうちに離婚した場合や

死亡した場合には、結納で納めた全ての牛を

男性に返すのが定めだそうです。

 

 

つまり二人の間に後継ぎが出来ないことが

確定した時はその二人の結婚は、

無効になると言うより結婚前の状態に

リセットすると言うことなのかな。

 

記事を読む限りでは、

子供が出来た後に離婚となった場合や

子供が出来ないことを理由にした場合は、

女性は、結納の牛を返さなくても良いようですね。

 

互いが結婚前に全て綺麗にリセットする。

なんかシンプルで気持ち良い感じもしますが、

はたしてこれで公平なの?

 

テレビに良く出ている田◯さんなら

ギャーギャー言うこと間違いないだろうし、

私の感覚も不公平で不利のような感じが………。

 

でもまあ所変わればなんとかですし、

価値観や風習の違う国の人達が

よそ様のことにズカズカと口を出すのもどうかと。

 

さてなのですが、

 

 

ナチス・ドイツの政権下で

リーフェンシュタール撮影した

ナチス党大会の記録映画『意志の勝利』は、

1937年にパリ国際博覧会で金メダルを獲得し、

 

国際オリンピック委員会から依頼を受けて

撮影したベルリンオリンピックの記録映画

『オリンピア』ヴェネチア映画祭最高賞を

受賞しました。

 

本人はナチス党員ではなかったようですが

戦後は評価が一転。

ナチス・ドイツのプロパガンダ映画を製作した

ナチスの協力者として

長らく非難されることになります。

 

見事なまでの手のひら返しぃぃぃぃ!

 

 

1962年にリーフェンシュタールは、

旅行先のスーダンでヌバ族に出会います。

 

彼女はヌバ族を10年間の取材し、

ヌバ族の写真集『ヌバ』を出版したことで

写真家として再評価されるようになりますが、

ナチスの協力者として

非難の声は無くならなかったようです。

 

第一次世界大戦による巨額な賠償金の支払いや

世界恐慌の追い打ちによって

破綻状態の国家経済の中で

登場したヒトラーが経済を立て直し、

見事な間での演説で民衆を魅了し、

その熱狂の渦のなかで

ヒトラーから直々に依頼を受け、

リーフェンシュタールは記録映画を製作。

 

失業者と失意が溢れてドイツ国民の多くが

未来に期待を持てなかった

ドン底の状態からの熱狂状態。

 

我が国ドイツを救ったヒーローからの

直々の記録映画の製作依頼。

そりゃあ受けますよね。

 

運命には、抗える運命と

抗いようがない運命があるようで、

数奇な運命に弄ばれるって

このような女性のことを言うのかなと。

 

 

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