心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ヘンリーフォード

2020年11月25日 | 人物

アメリカの自動車王ヘンリー・フォードは、

カトリック教会から離婚を理由に破門されました。

 

当時のカトリック教会は、

特別な事情がある場合を除き離婚を認めることは

滅多にありませんでした。

 

 

そんなカトリック教会も

2014年だったか教皇フランシスコが

離婚したカトリック信者や同棲するカップルに対して

寛容な姿勢と評価を強く求める声明が出されたことで

変化が起きているのかも知れません。

 

自動車の産みの親は、世界初の実用的なガソリン車を発明した

ドイツのカール・フリードリヒ・ベンツで、

アメリカの自動車会社フォード・モーターの創設者の

ヘンリー・フォードは自動車の育ての親だと言う人もいます。

 

自宅の製作所で最初の試作車クォドリシクル

 

その頃、お金持ちの人だけが所有できた自動車でしたが、

ヘンリー・フォードは、富裕層だけでなく

一般の人達も購入できる大衆車の製造を実現して

アメリカの産業と交通に革命をもたらしました。

 

現代の多くの製造会社が採用している

生産ライン方式の元祖?本家が

ヘンリー・フォードによって開発されました。

まさに必要は発明の母ですね。

 

また企業家だけが裕福さを手に入れるのではなく

皆で裕福さと自由を手に入れることが大切だとして

労働者の高賃金を維持します。

 

労働者の購買力が高まることで色々な所が潤うことになり、

その潤いがまた我が社フォード・モーターの利益となって返る。

そうして経済の好循環が生み出されることで

国全体、国民全体が豊かになると言う考え方です。

 

 

ヘンリーフォード

「奉仕を主とする事業は栄え、利得を主とする事業は衰える」

 

日本の社会は国民総中流と言われたり、

また感じられた時代がありましたが、

今の日本はどうなのでしょうか。

 

「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」

と感じている国民が多くなりつつあるような印象があります。

 

実際にはどうなのかは分かりませんが、

そんなことはないとする経済学者や政治家に

良く分からない数字を並べられても

暮らしが苦しくなっているとの印象や雰囲気、

そして、実感が広がる流れは良くないかなと思うのです。

 

数字は嘘をつかないと言う人もいますが、

数字なんてものは鉛筆舐め舐めして

都合の良い数字を操作することも簡単なんですよね。

 

ヘンリーフォード氏の言葉を借りて一言。

「為政者が奉仕を主する国は栄え、

 為政者が己の利益を主とする国は衰える。」

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。