心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

街の灯り

2021年04月21日 | 雑感・愚見

 

2020年の2月 カナダでの離婚裁判で

55歳の実業家の男が

現金100万ドルを燃やして文無しになったので

妻には財産分与出来ないと主張しました。

 

しかし、

裁判官は、男の主張は信じがたいとして

男を30日間拘束し、

同時に1日約2千ドルを払うように命じました。

 

判決に納得いかない男は、控訴。

 

 

以前に書かせてもらった

イギリスのヨークシャーの話は、

 

離婚裁判中の50歳の男が

約5千万円の資産価値があるとされていた

自宅に火を放って全焼させ

放火罪で逮捕という事件がありました。

 

前回の離婚裁判で自宅を本当に燃やし、

今回のは裁判官が言うように疑わしいですが

燃やしたのが現金100万ドル。

 

どちらの男も自分の元から去る妻に

資産の一部を譲り渡すことは

盗人に追い銭に加えて花束まで渡す感覚なのかも。

 

夫の悪あがきの是非はともかく

妻と過ごしてきた素晴らしい日々にまで

灰色塗料をぶちまけている感じがするのが

気になる所です。

 

終わり良ければ総て良しと成り得ても

終わり悪くても全て悪しと成らずで、

 

終わりが悪かろうと、

妻と過ごした過去の日々に

余計な負の感情を持ち込まず

 

過去の幸福の日々に想いを馳せて

その一日一日に感謝をすれば

真っ暗に思えた自分の心の中に

一つ、また一つと灯りが灯ります。

 

心の中に大きな暗闇を抱えずに

100万ドルの夜景を輝かせた方が

新しいパートナーとも出会えるように思うのです。

 

 

 

 

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