心の扉 神戸カウンセリング花時計

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1歳児に禁固刑

2023年06月24日 | 雑感・愚見

 

1997年 エジプトで1歳の男児が

隣家の3歳の女児を殴ったとして裁かれました。

 

法廷は、男児に禁固半年と

約3,400円の罰金の判決を下しましたが、

その後、被告が幼すぎるとして判決は取り消されました。

 

 

これって1歳の男児が隣人の3歳の女児を

殴ったというより叩いたのだと思うのですが、

このような場合に責任を問うのだとすれば、

1歳の男児本人ではなくて

その両親となるのが普通のように思うのです。

 

この裁判で一旦下された判決は無効になっているものの

1歳の男児とは言えども容赦なく裁判沙汰になるって

最初から無理があるように思うんですよね。

 

罰金が3,400円程度ということなので

三歳児がちょこっと叩いちゃったように思えますしね。

 

また上の裁判は、責任は幼児本人にあって

幼児に一旦下された責任は免責されたことで

その両親には責任が無いとも取れます。

 

国が違うと文化も価値観も違ってくるので

違う国の人間がああだこうだと言うのも

おかしなことだとも思うのですが、

エジプトではそれが普通なんだろうか。

 

と思ったりしていたら、ちょっと待てと、

もし1歳の幼児が同じ位の年齢の幼児を突き飛ばして

大怪我なり死亡事故になったとしたら

そのような場合は、エジプトではどうなるのだろうか。

 

日本の場合は、幼児に罪を問えないのは同じとしても

その両親は、保護者責任を問われて有罪?

両親が有罪とまでいかなくても

責任が及ぶ範囲がどうなるのか分かりませんが、

民事上の慰謝料を両親が支払うことなるように思うのです。

(※法律の専門家ではないのであくまでも個人の感覚)

 

善悪の判断もしっかりと出来ないであろう幼児の場合、

その結果がどうなるのかについて考えが及ばないので

裁判で損害賠償請求を起こされた場合に

かなりの額が認められる可能性もあるので

 

今一度幼児は何をしでかすか分からないとの考えを

忘れないことが大事なことであり

転ばぬ先の杖で注意を怠らないことが大切だなと

再認識することが出来たように思います。

 

とは言うものの

幼児は、他人に大怪我を負わすよりも

自分が大怪我をしたり、駄目なものを食べてしまったりして

自分に害を及ぼすことの方が多いのが普通だと思うので

両親は、そっちに全振りするのが普通かなと。

 

 

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