心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

心証、心象

2022年09月09日 | 雑感・愚見

2015年 アメリカのオクラホマ州で

事故死した女性の葬儀で

葬儀業者に成りすました女が刃物で

遺体を傷つけて逮捕されました。

 

犯人の女は、遺体の主に

夫の愛情を奪われた妻でした。

 

 

遺体損壊罪での逮捕でしょうか。

ちょこっと調べた日本の法律の量刑は、

3年以下の懲役とのことで

軽いとは言えない量刑のようです。

 

犯人の女の行動を見れば

どれだけの怒りを持っていたのか

察することが出来るように思いますが

やっぱこの行動は、イカンよなあ。

 

浮気相手の女性が生きている時に

激情に任せて行動を起こすことと

遺体に対して行動を起こすこととは

確かに大きな違いはあるかと思うのですが

 

人間の身体に刃物を突き立てていることに

変わりはないので周りの人達からすると

妻への印象が変わってくるような気もします。

 

遺体を殴りつけるまでにしておけば

刑期を終えたその後が

全然違ってくるとは思うんですよね。

 

可哀そうな(被害者)女性となったり、

怖い(加害者)女性となったりして

その後の人間関係が違ってくると思うのです。

 

 

誰かがその人に持つ印象は、

正しかろうと思い込みでしかなかろうと

その人との関係性に多大な影響を及ぼします。

 

あの人は、優しいと強く印象を持つと、

色々な事柄に優しい色が付いた理解をし、

あの人は、冷たいと強く印象を持つと

色々な事柄に冷たい色付きの理解をしがちになります。

 

このような全体的な印象を左右する情報を

中心的特性と言って

企業等は、この企業全体に与える肯定的な印象を

消費者に持ってもらえるように

費用をかけ(CM)、行動や商品で示し、

相当な努力をしていますよね。

 

そして、良い印象と信頼を得ることが出来ると

少々の不祥事や商品の欠陥が発覚しても

素早い対処をすれば、信用を失墜するどころか

信頼を増す効果となって現れたりします。

 

これが逆になると

その企業、商売が成功するまで長い時間を要したり、

成功すること自体が難しくなったりするわけです。

 

おかしな主張や思想を垂れ流し続けると

たまに立派なことを言っても

口先で我々を騙そうとしていると捉えられたり

聞く耳を持ってもらえなくなったりしているのを

私達の身近にあると感じる人は、

多いのではないかと思います。

 

次期総理大臣候補なんて持てはやされた人物が

妥結。戦うな。逃げろ。明け渡せ。無駄死だ。

なんて主張を繰り返し述べたことで

ある外国に媚びへつらっているにとどまらず

売国行為とまで言われる始末。

 

あれって本心からなのか

注目を浴びようとする逆張りなのか分かりませんが、

多くの日本人の中心的特性の心証も心象も酷くして

落ちた人気、失った信頼を取り戻すことって

まだ間に合うのだろうか。

 

 

 

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