心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

語彙

2018年11月26日 | 心理カウンセリング

藤井聡太七段が、対局後のインタビューで

僥倖、白眉、望外、茫洋等の言葉を使い

話題になっていました。


私の語彙量なんて高が知れているので

僥倖、白眉、茫洋何て言葉を

教科書で習った記憶が見事に無いので

いったいどこであのような言葉と出会ったのかと

感心するばかりです。

 

心理カウンセリングにおいては、

僥倖、白眉、茫洋の言葉の存在や意味を知っていたとしても、

僥倖と話すよりは、思いがけない幸運。

白眉と話すよりは、最も優れたもの。

茫洋とはなすよりは、広くて見当がつかない。

と、話すことの方が良いとされているので、


あのような言葉を知らないから使っていなかった

私の結果は同じで、利運に恵まれています。


言葉は、コミュニケーションの道具の一つなのですから

相手に伝えようとする意味や意図や気持ちが

伝わらなければ、仏作って魂入れずになります。


例えば、姑息と言う言葉は、

本来は、一時しのぎと言う意味ではありますが、

本来の意味を知っていても

卑怯なと言う意味で使用したり、

卑怯な意味として受け取ってしまいがちです。


と書いておいて直ぐにあれなんですが、

「姑息」と言う言葉は、

私の場合、時代劇やドラマで聞いたくらいで、

実際に使ったことも、言われた記憶も全くないんですよね。


心理カウンセリングの場は、

クライアントの非言語の様子等から、

使われた言葉で、伝えようとした意味や気持ちを

ちゃんと受け取ることが大切なのであって、

伝えようとした意味や気持ちが

正しい言葉で伝えられているかどうかは

二番手、三番手の話になります。


曼殊院の石標の「つ」も、そういった意味では

いくら達筆で書かれた美しい石標であっても

意味が伝わらなければ、ではあるのですが、

 

曼殊院の石標の場合は、

例え「殊」の所に「Œ」。「院」の所に「Ƣ」と刻まれ、

「曼 Œ Ƣ つ 跡」とされていても、

曼殊院門跡と書かれているんだろうなと推察でき、

伝わるのでになるのかなと思います。


でもこれは行き過ぎかな。

謎過ぎて混乱を呼び起こすだけになるかも。


また逆に、うんざりする位に興味のない話や

説教をごちゃごちゃと言い続ける

相手の口を止める手段の一つに、

「なるほど、和顔愛語が大切ということですね。」

なんて相手が直ぐに理解できない言葉を発すると、

理解しようとして言葉が止まります。

 

その間を捉えて、話を変えたり、

その場を離れるような手段があります。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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