心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

骨まで愛して

2024年03月27日 | 雑感・愚見

 

2003年 ベトナムで長年連れ添った妻に先立たれた男性が

妻の墓の横に大穴を掘り数か月間墓地で暮らした後に

妻の遺骨を自宅に持ち帰り亡き妻に似せた人形の中に入れて

毎晩添い寝をしていました。

 

警察が、遺骨を墓に戻すように求めましたが、

男性は、断固拒否しました。

 

 

自分の妻の墓の横に勝手に大穴を掘ることは

法律的に問題になってもおかしくないと思いますが

自分の妻の遺骨を持ち帰って云々は、

法律的に問題になるのだろうか?

 

国によって法律に違いはあるとは思いますが

日本でも駄目なのでしょうかね?

私の感覚では何の問題も無いように思うのですが、

妻側の親族らの訴えかも知れませんね。

 

大好きだった妻と離れたくない気持ちとか、

身近に感じていたい気持ちは理解できますが

自宅で過ごそうがどこで過ごそうが腹が減るのは同じで

数か月間分の食費の蓄え位は有ったのか、

それとも毎日大穴から仕事場に通っていたのか。

 

愛する妻を亡くしたことで心に大きな穴が開いて

全てのことの意味を見失って何もする気にもなれず、

鬱的精神状態に陥っていて閉じこもる場所を

大穴から自宅に替えただけならちょっと心配にもなりますね。

 

亡き妻に似た人形に

自分の寂しさや辛さを受け止めてもらうことで

後は時薬の効果で寂しさや悲しさや怒りから緩やかに脱却し、

胸に残るは妻への愛情や一緒に過ごした温もりだけ、

そして、立ち直ってくれたと信じたい。

 

少し愛して、永~く愛して

 

 

 

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